AmazonがAlexaと組み合わせて電源を制御する純正デバイス「Amazon スマートプラグ」を販売しました。
できることは電源のON/OFFだけというとてもシンプルな機能。
使ってみると思った以上に便利で、ただ人によっては合わないかも…
実際の使い勝手をレビューしていきますので、あなたに合うかを考えながら見てください。
Amazonスマートプラグの外観
Amazonスマートプラグの外観です。
外箱はシンプルな表記のみが記載されています。
側面には同梱内容とシステム要件が表記されています。
裏面には簡単な接続方法が書かれています。家電量販店で並べられた時のことを考えてでしょう。
入っているのは本体と説明書が2つ。
説明書にはセットアップ方法の説明と、裏面に手動セットアップで使う2Dバーコードリーダーが表記されています。
本体はとてもシンプルで、プラグを挿し込む穴とLEDライトがあります。
裏面には2Dバーコードがあり、「手動セットアップ」を行う場合に利用します。
最大1500W、100Vまで対応との表記があります。
反対側にはAmazonのロゴマークが表記されています。
側面にはON/OFFボタンがあります。
設定方法
Amazonスマートプラグを設定する際、以下の2パターンの方法があります。
- 簡単セットアップ
- 手動セットアップ
それぞれの設定方法を紹介してきます。
簡単セットアップの場合
「簡単セットアップ」は手元に届いた時には既にAmazonスマートプラグがAmazonアカウントに紐づいた状態で設定されています。
購入時の画面で「Amazonアカウントに登録(簡単セットアップ)」にチェックボックスが入っています。
チェックボックスは自動で入っているので、購入時どうだったか覚えてない…という人は多分大丈夫です。
Amazonスマートプラグをコンセントに接続するとLEDランプの状態が青色の速い点滅になります。
ちょっと待つと青い点灯状態になり、セットアップができる状態になります。
Alexaアプリをインストールしていることを前提に進めていきます。
まだAlexaアプリをスマートフォンにインストールしていない人はアプリストアからインストールしてください。
Alexaアプリを起動するとAmazonスマートプラグが自動で認識されているので、赤で囲っている部分をタップします。
「新しいデバイス」と書かれている○番目プラグをタップします。(私の場合、既に別のプラグを持っているので3番目プラグになります。)
この時点ではまだ使用できないので「セットアップを完了」をタップします。
遠隔操作開始の同意文が表示されるので「同意します」をタップします。
プラグをグループに追加するか表示されます。
別の端末と連動させたい時はグループを選択しましょう。(後からでも設定できます。)
これでセットアップ完了です。
手動セットアップの場合
購入時に簡易セットアップのチェックボックスを外していた、または新たに設定し直す時は手動セットアップになります。
Amazonスマートプラグをコンセントに挿し、アレクサアプリを導入するまでは「簡単セットアップ」と同じなので省略。
Alexaアプリを起動して、デバイスタグの右上をタップします。
「デバイスを追加」をタップします。
どのデバイスをセットアップするか聞かれるので、「プラグ」をタップします。
プラグのブランドを聞かれるので「Amazon」をタップします。
AmazonのプラグをAlexaに接続と表示されるので「次へ」をタップします。
Amazonスマートプラグの認識方法を選びます。
2Dバーコードをスキャンした方が楽ですが、なくても設定できます。
Amazonスマートプラグの説明書、または端末の裏側にバーコードがあるのでカメラでスキャンします。
2Dバーコードを使わない場合、Amazonスマートプラグの電源ボタンを長押しして設定を進めます。
設定を進めるとAmazonスマートプラグを検出する画面に切り替わります。
この画面から進まない時は少し待ってからAmazonスマートプラグをコンセントに挿し直しましょう。
うまく認識されると画面が切り替わり、Wi-Fiのネットワーク名と待ち時間が表示されます。
そのまま待っていると接続完了画面に切り替ります。
実際に使ってみた感想
Amazonスマートプラグを使ってみてわかった感想を紹介します。
できる機能は電源のON,OFFだけで、非常にシンプル
Amazonスマートプラグでできることは本当にシンプルで、電源のON/OFF切り替えだけです。
他のスマートホーム製品ならできる消費電力のチェックなど、便利な機能はついていません。
ただ私のように間接照明の切り替え用として購入する場合、他の便利な機能は必要ありません。
余計な機能が付いていない分、値段が安くなっていると考えると私にとってはAmazonスマートプラグで必要十分でした。
遠隔で制御できる
電源の切り替えはAlexaアプリで行うので、ネットが繋がっている環境ならどこからでも操作できます。
電源の切り忘れが怖いコタツやヒーターなどの暖房器具に繋いでおくと安心です。
もし付けっぱなしで出かけてしまっても、Alexaアプリからすぐ電源を切ることができます。
忘れっぽい人にとっては最高のアイテムになります。
「定型アクション」でタイマー制御、自動ON/OFFがとても便利
Amazonスマートプラグができることは電源のON/OFFだけですが、「定型アクション」と組み合わせると使える機能の幅がグンと広がります。
さらに「Amazon Echo」と組み合わせると幅広い機能に対応できます。
例えば、
- 寝る前に小さいライトをつけて、1時間後に自動で消す
- Amazon Echoと組み合わせて、「Alexa、おはよう」というと自動でニュースラジオを流して部屋の電気をつける
- 夏場、子供を寝かせつけた部屋のサーキュレーターを自動で消す
- ゲームをいつまでもやめない子ども(と自分)に、1時間で強制終了させる
など、組み合わせると使える機能が広がります。
本体が結構大きく、電源タップの別ポートに干渉する
Amazonスマートプラグの本体は結構大きく、なんとか手のひらに収まるサイズです。
挿す場所を考えないと別のポートに干渉します。
Amazonで購入したエレコムの電源タップには上下逆さまに設置するとギリギリ収まりました
スキマはほとんどありません。
普通の2口コンセントに挿す場合も同様でした。
購入の前に、設置したい場所を確認してしっかりシミュレーションしましょう。
まとめ 必須ではないけど、あると便利な電源タップ
Amazonスマートプラグは正直、必須ではありません。
できることが電源のON/OFFだけなので、それをいかに生かした使い方ができるかが全てのデバイスです。
私のように複数の間接照明を一括で制御したい!など具体的なアイデアがある人にぴったりですが、逆に「何か使い方が思いつくだろ…」くらいの考えだと無駄になってしまう可能性が高いです。
あなたがどんな用途で使うかを事前に考えて購入するようにしてください。
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