スーツで通勤する人の必須アイテム、革靴。
毎日履くものなので、やっぱりコストが気になりますよね?
しかし、安いだけで革靴を選ぶとダサかったり、履き心地が悪くてイマイチだった経験ありませんか?
「コストが安くて、パフォーマンスの高い革靴が欲しい!」と思って革靴ブログを立ち上げるくらい多くの革靴を購入しました。
ぶっちゃけ本末転倒な気がしてます。
これまで3年で14足以上購入した私がコスパの良い革靴を選ぶための基準と、私が実際に履いているコスパの良いおすすめの革靴を紹介します。
コスパの良い革靴を購入して、快適に歩いちゃいましょう。
特徴別でおすすめの革靴をまとめている記事は以下にまとめています。
コスパの良い革靴の基準は3つ
コスパの良い革靴を選ぶ基準は以下の3つです。
- アッパーの革が「天然の本革」か「人工の合成皮革」か
- デザインが安っぽくないか
- 優れた機能、特徴があるか
細かい基準をあげるとキリがないので最低限上記を抑えておけばOKです。
①本革で作られている
革の種類は大きく分けて2種類、天然素材の「本革」と人工で作られた「合成皮革」があります。
コスパを求めるなら本革で作られた革靴を選びましょう。
合皮で作られた安い革靴ならいくらでもあります。
合皮の革靴はチープな質感で、コスパが良いとは言えません。
質感以外にも、以下のような悩みを抱えるかもしれません。
- 変な色の光沢
- 化学薬品の嫌な匂い
私も過去に合皮の革靴を購入して大失敗しました。
参考までに私が失敗した体験談の記事はこちらです。
会社の同期と革靴談義をしているときに「革靴に5,000円以上かけられないわー」との発言がありました。革靴オタクのよしじゅんとしては(せめて10,000円くらいから選ぶんじゃないかな?)と思ったところもありますが、相手の意見も尊重する[…]
②デザインがオシャレで、安っぽくない
安い革靴であるあるなのが、雑な作り。
チェックするポイントとして以下の3つがわかりやすいです。
- 革質が安っぽい
- ステッチの並びが汚い
- コバが処理されていない
作りがひどいので、見るからに安っぽくてダサい革靴になってしまいます。
安くてもダサかったら本末転倒です。
他の人が見ても値段以上に見える革靴を選びましょう。
③優れた機能、特徴がある
優れた機能、特徴があることは「コスパ」に大きく関わってきます。
金額が安いというのも特徴ですが、それだけではイマイチで何かしら長所がないと「パフォーマンスが良い」とは言えません。
革靴のパフォーマンスに関わってくる代表的な機能、特徴を以下にまとめました。
- 革質が良い
- 履き心地が良くて靴ズレになりにくい
- 歩きやすくて疲れにくい
- 軽い
- 雨に強い
安さだけで選ぶ「コストが低い」革靴ではなく「パフォーマンス」がしっかり高い革靴を選ぶようにしましょう。
【予算1万前後まで】コスパの良いおすすめの革靴を3+1紹介
コスパの良い革靴について基準は分かったけど実際にどれが高コスパの革靴なのか知りたい!という人に、私が実際に買って良かった高コスパ革靴を紹介します。
圧倒的な安さなのに本革で作られている「テクシーリュクス TU-7774」
Amazonで一番売れている革靴「テクシーリュクス TU-7774」です。
本革を使って作られているのに、5000円前後で買えちゃう圧倒的な安さが魅力です。
2足購入してちょうど1万円くらいなので、革靴の数が足りていない人にとって最高です。
おしゃれな革靴を購入して、毎日履くんだ!とテンションが上がっているそこのあなた。気持ちはすごくわかりますが、ちょっと待ってください。同じ革靴を履き続けると、革靴の寿命が短くなってしまいます…お気に入りの革靴を長く履く[…]
アシックスの子会社が作っている革靴で、柔らかいラバーソールなのでスニーカーのような歩きやすさが疲れにくくてすごく嬉しい。
おしゃれな革靴って、きれいだけど歩きにくいことが多くないですか?革が固かったり、足に負担がかかったりして疲れやすいんですよね…テクシーリュクスの革靴はスニーカーのような歩きやすさに特化した革靴です。テクシーリュクスの[…]
アッパーには柔らかい革が使われていて優しい履き心地で、シボ加工のような仕上げになっています。
ただ、光沢のある綺麗な革靴を求める人にはちょっとイマイチかもしれません。
Amazon人気No1はダテじゃないので、ぜひ一度購入してみて欲しい革靴です。
社会人に欠かすことのできないアイテム、革靴。通販で購入する機会も増えてきました。その中で「テクシーリュクス TU-7774」はAmazonレビュー数が5200以上、評価4.4、2017年Amazon.co.jp 紳士靴ランキ[…]
ゴアテックス採用でこの安さはおかしい「テクシーリュクス TU-8002」
「テクシーリュクス TU-8002」には高機能素材のゴアテックスが使われています。
ゴアテックスを採用している革靴なら、雨の日でも快適に履けちゃいます。
リーガルやスコッチグレインなどの他社メーカーの場合、ゴアテックス機能が付くだけで1万円くらい値上がりします。
ということは、差し引きすると2〜3000円で革靴が買えちゃう計算です。
先ほど紹介した同メーカーの「TU-7774」と比べて、アッパーの革が光沢のあるので高級感を感じられます。
履き口にゴムスリットがついていて、脱ぎ履きしやすいのも嬉しいポイント。
高機能でオシャレな革靴を手頃な価格で欲しい!という人にドンピシャでハマる革靴です。
雨の日でも水をしっかり弾いて、かつ足が蒸れない快適な革靴を履きたいですよね?そんな人におすすめしたいのがゴアテックスを採用している革靴を選ぶこと。外からの水を弾き、中からの湿気を逃す革新的な素材です。 […]
ガラスレザー採用で汚れに強い「ケンフォード KB48」
1万前後だけど、革の質にはこだわりたい…という人におすすめしたいのがケンフォードの革靴です。
ケンフォードはリーガルの兄弟ブランドで、同じ革を使って作られているのでとても高品質。
使用する革などはリーガルと同様の試験を行い、その試験に合格したものを使用します。
ですからブランドは違えど品質はリーガル基準でおこなっています。
そんな訳で『リーガルの弟分』ケンフォードは、リーガル基準のシューズを、よりお求め安い価格で皆様に履いていただきたい、という思いがつまったシューズブランドなのです。
両者の違いはアッパーの革とソールをくっつける製法が違うだけ。
靴を作る工程において、重要で非常に手間のかかる工程のひとつにアッパー(甲革部)とソールをひとつにする、底付けと呼ばれる工程があります。
この工程を経ることにより、それまでバラバラだったものが1足の靴の形になっていきます。
底を付ける方法はいくつもありますが、リーガルとケンフォードではこの方法が違っているのです。
使っている革は全く同じなので、傷んだら修理せずに買い換える派の人にとってはケンフォードの方がお得です。
私が履いているストレートチップの「ケンフォード KB48」はアッパーの本革をガラスレザー加工した革靴です。
表面がツルツルとして光沢があり、高級感もしっかり感じられます。
汚れや雨に強く、靴のお手入れを少なくしたい人におすすめです。
ケンフォードの革靴は1万前後の価格帯だと特にクオリティが高く、迷ったらケンフォードを選べば失敗しません。
ビジネスで革靴を履くとき、どうせなら質の良い革靴が欲しいですよね?しかし、革靴にそこまで高いお金もかけられませんよね…?よしじゅん良い革質と安さの両立した革靴が欲しいけどあるかな?そんなとき、あの有名なリ[…]
【参考】デザインも歩きやすさも最高「ランウォーク」
ランウォークはアシックスが展開している革靴ブランドです。
高級感が感じられるアッパーの革と、細身のスタイリッシュなデザインがすごくオシャレ。
デザイン、革質、値段のバランスを考えると最適解です。
アシックスの技術を活かし、歩きやすさも他社の革靴と比べると段違いで良いんですよね。
私は「ランウォーク WR829T」を履いていて、長い距離を歩くけど大切な商談があるときに重宝しています。
カカトに衝撃を吸収するゲルが入っていて、足が全然疲れません。
ちょっと予算オーバーしてしまいますが、その価値はある革靴です。
営業マンの悩みとして、「歩きやすい革靴」と「印象の良い革靴」の両立が難しいこと。歩きやすさに特化した革靴は、どうしても安っぽく見えてしまう…印象の良いきれいな革靴は、疲れやすくて歩きにくい…よしじゅん歩き[…]
営業の外回りで革靴を履いて歩きまわっている、よしじゅんです。よしじゅん革靴を履いて歩きまわると、とても疲れやすいんですよね…歩きやすさに特化した革靴って、見た目があまり良くないものが多くないですか?&nb[…]
まとめ 低予算だからこそ、質の良い革靴を買おう
正直、質を考えなければやすい革靴はたくさんあります。
しかしそれは安いだけで「コスパ」は高くありません。
今回紹介した基準に照らし合わせて、コスパの良い革靴を選ぶようにしてください。
特徴別でおすすめの革靴をまとめている記事は以下にまとめています。