GUが出している評判の良い革靴「リアルレザーダービーシューズ」を、ビジネス用として使うことができるかな?と思い立って実際に履いて試してみました。
結論としてTPOがわかっている(←重要)ならビジネスでも問題無く履くことができる革靴でした。
ただ完全にビジネス用と割り切るのであれば、わざわざこの革靴を選ぶ必要は無いかなというのが本音です。
他メーカーでビジネス特化の良い革靴があるので…
GUの「リアルレザーダービーシューズ」を実際に履いてわかった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介します。
GU「リアルレザーダービーシューズ」の外観レビュー
今回紹介するのはGUの「リアルレザーダービーシューズ」です。
革質 | 3.0 |
デザイン | 3.0 |
履き心地 | 3.0 |
歩きやすさ | 2.0 |
コスパ | 4.0 |
総合 | 3.0 |
カラーはブラックのみになります。
サイズは26.0cmを選びました。
後述の注意点でも紹介しますが、今回サイズ選びをめちゃくちゃ迷いました。
革靴はスニーカーとサイズの測り方が違うので注意してください。
目安としてスニーカーのサイズから-0.5〜1cmが正しいサイズです。私の場合スニーカーは26.5cm、革靴は25.5cmを履いています。
つま先は何もないプレーントゥ、靴紐を通す部分は外羽根式でカジュアルな印象です。
ビジネスシーンでも履くことができますが、冠婚葬祭などのフォーマルな場では浮いてしまうかもしれません。
左足の外側から見た様子です。
左足の内側から見た様子です。
後ろ側から見た様子です。
つま先から見た様子です。
細身でスタイリッシュなデザインですが、履いた時の圧迫感はそこまで強くありません。
中敷き(インソール)はロゴマークも無く、とてもシンプル。
手でグッと押すと沈み込みます。
裏面はラバーソールになっていて、雨でも滑りにくいです。
実際に履いてわかった良かった点
GU「リアルレザーダービーシューズ」を実際に履いてわかった、良かった点を紹介します。
お値段以上に見える質感
「リアルレザーダービーシューズ」は少し細身なスタイルの本革で作られている革靴です。
正直、5,000円には見えないくらい高級感があります。
靴を脱いだ時に安い革靴だとありがちなダサいロゴが見えることが無いのも嬉しいです。
本革なのでしっかり手入れをすることで経年変化も楽しめて、手入れ次第ではもっと高級感を出すことも可能です。
プライベートでも、ビジネスでも使えるデザイン
「リアルレザーダービーシューズ」はカジュアル寄りなデザインですが、ビジネス用途でも履くことができる革靴です。
GUで売られているだけあって、プライベートでも履きやすいです。
スラックスのセットアップなど、綺麗めな服と相性バツグン。
ビジネスとプライベートの兼用革靴として履くことができるので、靴の量を減らせるのも魅力ですよね。
玄関の収納スペースに困っているのであればとても助かります。
ただ注意点の項目でも挙げていますが、かっちりとした職場ではやめておきましょう。
中敷が柔らかく、長時間立っていても疲れにくい
「リアルレザーダービーシューズ」の中敷(インソール)は指で押すと沈み込む柔らかい素材でできています。
クッションのように体重を逃がして足への負荷を和らげてくれるので、長時間立っていても疲れにくいですね。
ただ長距離を歩く用途で考える場合、柔らかさが歩く力を逃すように働いてしまうので疲れやすくなってしまいます。
あなたが毎日一万歩以上歩くような生活を送っているのであれば、別の革靴のほうがいいですね。
歩きがメインであればGUの「リアルレザーダービーシューズ」より、アシックスの子会社が作っている「テクシーリュクス TU-7774」をおすすめします。
余裕で走れるレベルで快適なので。
実際に履いてわかったイマイチな点、注意点
GUの「リアルレザーダービーシューズ」を実際に履いてわかったイマイチな点、注意点を紹介します。
サイズ選びはスニーカー基準
「リアルレザーダービーシューズ」は一般的な革靴とスニーカーはサイズの選び方が違います。
革靴にもかかわらず、スニーカー基準でサイズが作られているので注意してください。
革靴はスニーカーとサイズの測り方が違うので注意してください。
目安としてスニーカーのサイズから-0.5〜1cmが正しいサイズです。私の場合スニーカーは26.5cm、革靴は25.5cmを履いています。
私は普段、革靴は25.5cm、スニーカーは26.5cmを履いています。
試し履きしたときに26.5cmでも良かったのですが、履いているうちに革が伸びくるだろうと考えてちょっとキツめの26cmを選びました。
おそらく、雑にサイズ選びをすると失敗する可能性がとても高いです。
購入する前に必ず試し履きをするようにしてください。
購入前に傷の有無を要チェック
「リアルレザーダービーシューズ」はGUで売られている服と同じようにむき出しの状態で陳列されています。
靴屋さんで売られているような箱に入っているわけではなく、本当にただ並べられているだけです。
こんな状態で売られているので、靴同士の接触やフックや棚に引っかかる傷がついている可能性があります。
実際、すでに傷がついているものが多数あり、中には他の客が雑に試し履きをしたんだろうな…と明らかにわかるほど変形しているものもありました…
つま先部分、かかと部分に傷がついていることが多かったので、必ず確認するようにしてください。
フォーマルな場では使えないデザイン
「リアルレザーダービーシューズ」はビジネスでも使えるデザインですが、かっちりとした職場では無いことが前提です。
冠婚葬祭など、フォーマルな場では他の革靴を選びましょう。
もしあなたが就活or新入社員で、GUなら手軽に購入できるし…と考えているなら絶対にやめてください。
フォーマルな場では内羽式のストレートチップ一択です。
ほぼ同額で購入できる先ほど紹介した「テクシーリュクス TU-7774」や、「フォクスセンス ストレートチップ」のブラックを一足持っておけば確実です。
(以下の画像はフォクスセンスのブラウンですが、ブラックならフォーマルなシーンにぴったりです。
まとめ
GUの「リアルレザーダービーシューズ」の総合評価です。
革質 | 3.0 |
デザイン | 3.0 |
履き心地 | 3.0 |
歩きやすさ | 2.0 |
コスパ | 4.0 |
総合 | 3.0 |
ビジネスとプライベート兼用できる革靴が欲しい人にぴったりですね。
思っていた以上に質が良く、本当に高コスパな革靴です。
逆にビジネス用途だけで購入を考えている場合、正直他の革靴を選んだほうがいいと思います。
ビジネスにふさわしいフォーマルな見た目で、圧倒的に歩きやすい革靴がほぼ同じ値段で買えるので…
本記事があなたの革靴選びの参考になれば嬉しいです。