革靴って長時間履いていると、すごく蒸れてきませんか?
足が不快ですし、湿気が高い状態で放置すると嫌な臭いの原因にもなります。
- 「蒸れない革靴は無いかな?」
- 「快適に履ける革靴を探しているんだ」
と悩んでいる人に、通気性が高く快適に履ける革靴、蒸れやすい革靴の特徴、履き終わって蒸れた革靴の湿気対策を紹介します。
・蒸れないおすすめの革靴
・蒸れやすい革靴の特徴
・履き終わって蒸れた革靴の湿気対策
特徴別でおすすめの革靴をまとめている記事は以下にまとめています。
蒸れない革靴に使われている機能
蒸れない革靴に使われている機能を紹介します。
革に透湿、防水の機能を追加したゴアテックス
出典 https://www.gore-tex.jp/footwear
アウトドア製品では定番となっているゴアテックス。
革靴にもゴアテックスは採用されており、蒸れにくく快適に履くことができます。
ゴアテックスは靴の外からの水は通さず、靴内部の湿度は外に逃す性質の素材です。
梅雨の時期や汗をかきやすい夏の時期など、タイミングを問わず活躍します。
良い素材を使っている分、値段は少し高くなってしまいますが、その価値は十分にある革靴です。
【通勤快足 革靴 TK3123 レビュー】 ゴアテックス採用なのに安い革靴
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湿気は通すが水は通さない通気孔システム
革靴の裏側、ソール側に穴を空けて湿度を逃がす革靴もあります。
穴部分にフィルムが貼ってあり、外からの水は入りませんが革靴内の湿気は通ります。
水たまりでも大丈夫なので、普通に降る雨くらいならまったく問題ありません。
ゴアテックスより値段が安く、気軽に購入できるのも嬉しいです。
蒸れないおすすめの革靴を紹介
蒸れずに快適で、歩きやすさにもこだわった|アシックスウォーキング「WR25KL」
アシックスウォーキング、ランウォークの「WR25KL」はゴアテックス採用で、蒸れずに快適に履き続けられる革靴です。
あの有名なアシックスが作っているだけあって、歩きやすさはバツグンです。
かかと部分に衝撃を吸収するゲルが入っていて、歩いた時の地面からの反発を吸収してくれます。
細身でオシャレなデザインなのに、足への締め付け感が無くて快適に履き続けられるのもおすすめポイント。
アシックスウォーキング「WR25KL」のレビュー記事はこちらで紹介しています。
革靴を履いてビジネスをする人が求める3つの要素。 歩きやすいさ 質の良さ 雨の日にも履きやすい上記3項目のうち、どれかを選ぶと他は諦めなければならないことが多いんですよね… 相反する3[…]
ゴアテックス採用なのにリーズナブル|テクシーリュクス「TU-8002」
テクシーリュクスの「TU-8002」はゴアテックス採用にも関わらず、手頃な価格で購入できる革靴です。
ゴアテックス採用すると値段が+1万円ほど上がるのが一般的ですが、この革靴は1万円+αで買えちゃうレベルの安さ。
ドレッシーな細身のデザインで、スタイリッシュに見えるのも良いですね。
フォーマルなストレートチップなので、ビジネスはもちろん冠婚葬祭で使うのにベストなデザインです。
テクシーリュクスはアシックスの子会社「アシックス商事」が作っているブランドなので、親会社に負けないレベルの圧倒的な歩きやすさも特徴です。
土踏まずが足に沿うように盛り上がっていて、足をしっかりサポートしてくれます。
見えないようにゴムスリットが入っているので、脱ぎ履きしやすいので最悪足が蒸れたらサッと脱いじゃいましょう。
テクシーリュクス「TU-8002」のレビュー記事はこちらで紹介しています。
雨の日でも水をしっかり弾いて、かつ足が蒸れない快適な革靴を履きたいですよね?そんな人におすすめしたいのがゴアテックスを採用している革靴を選ぶこと。外からの水を弾き、中からの湿気を逃す革新的な素材です。 […]
通気孔で湿気を外に逃す|ドクターアッシー「DR-6047」
ドクターアッシーが作っているストレートチップ、「DR-6047」はソールに秘密がある革靴です。
裏側のソールに通気孔システムを採用していて、空気を循環させる仕組みになっています。
透明なフィルムが貼られているので、水を通すことはありません。
圧倒的な軽さも特徴で、長時間履いても疲れにくい革靴です。
ドクターアッシー「DR-6047」のレビュー記事はこちらで紹介しています。
革靴って、重たいですよね?営業の人は外を歩き回りますが、革靴を履いて歩いているとすぐに疲れてしまいますよね…よしじゅん重たい革靴を履いて営業する日は本当に苦痛…「ドクターアッシー」はこれまで履いた中で一番[…]
通勤快足 プレーントゥ TK3123
アサヒシューズが作っているゴアテックスの革靴、「TK3123」です。
この革靴もゴアテックスを採用している中では手頃な価格で購入することができます。
外羽根式のプレーントゥで、ちょっとカジュアルなデザインですが冠婚葬祭でも問題なく履くことができます。
通勤快足 「TK3123」のレビュー記事はこちらで紹介しています。
ゴアテックスを採用している革靴って高いですよね?機能性が高い分、ゴアテックスの名前がつくだけで1〜2万円上がってしまう印象…手頃に購入できる価格でないか探していると、相場の約半額で売られているゴアテックス採用の革靴「通勤快足[…]
ゴアテックスを採用したストレートチップ|リーガル「35HR」
リーガルが作っているゴアテックスのストレートチップ、「35HR」です。
ゴアテックスを採用しているので、水に濡れても染み込んでくる心配はありません。
防水特化の革靴にありがちな、ちょっとイマイチなデザインではないところが、さすがリーガル。
ふつうの革靴と言われても全く気が付きません。
「デザイン性も妥協しない、快適に履ける革靴が欲しい!」という人におすすめの革靴です。
蒸れやすい革靴の特徴
蒸れやすい革靴の特徴を知ることで、快適に履ける革靴を選べるようになる知識を身につけましょう。
セメント製法の革靴
セメント製法は革靴のアッパーとソールを接着剤でくっつけて作る製法です。
量産に向く製法なので、安価な革靴に採用されやすい製法です。
アッパーとソールをピタッとくっつけるため、空気の逃げ道がありません。
靴内の湿度がこもりやすく、群れの原因となってしまいます。
グッドイヤーウェルト製法、マッケイ製法の革靴はアッパーとソールを縫い付ける製法です。
縫い付けてしっかりと固定されていますが密着しているわけではなく、縫い目などアッパーとソールの隙間から湿度が逃げるため比較的蒸れにくい革靴になります。
蒸れが苦手な人はグッドイヤーウェルト製法、マッケイ製法の革靴を選んでみてください。
有名どころだと、リーガルのミドルクラス以上が採用している製法です。
ガラスレザー、エナメルの革靴
革には湿度を吸収、放出して調整する機能があります。
ガラスレザー、エナメルの革靴は革の表面を加工し、ガラス板やポリウレタンを貼り付けて作られています。
表面に貼り付けられている素材が湿度を通さないため、調整機能が無くなってしまいます。
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サイズの合っていない革靴
「足が蒸れるのが嫌だから、空気が少し入る大きめの革靴を選んでいるんだ!」
という人がたまにいらっしゃいますが、逆効果です。
サイズの合っていないブカブカの革靴を履いていると、歩いたときに足と革靴が擦れます。
摩擦が起こることでより革靴内部の温度が上がり、汗をかいて蒸れやすくなります。
またサイズが合っていないと足が緊張状態になり、力が入ってより汗をかきやすくなります。
革靴を履いて蒸れた後の湿気対策
履いた後の靴の中はとても湿度が高い状態です。
そのまま放置すると雑菌の温床となり、嫌な臭いの原因となります。
蒸れない革靴を履いていても、湿気対策はしっかりと行いましょう
消臭スプレーをかけて雑菌の繁殖を抑える
家に帰って、脱いだ革靴の中はとても湿度が高い状態です。
高い湿度は雑菌にとって最高の状態で、そのまま放置すると雑菌の温床となってしまいます。
雑菌が増えると、いやーな臭いの原因となってしまいます…
雑菌を増やす前に消臭スプレーをかけて雑菌を増やさないようにしましょう。
「NULL ミスト式スプレー」は天然成分が臭いの原因となる雑菌の繁殖を抑えてくれます。
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乾燥剤を靴に入れて湿度を下げる
雑菌を増やさないためにスプレーをかけた後は、靴内の湿度を下げましょう。
靴内の湿度を下げるのに一番効果的なのは乾燥剤を入れることです。
使い捨てタイプでも、繰り返し使えるタイプでも構いません。
革靴内の湿度を下げることで、雑菌が繁殖しにくくなります。
シューツリーを入れて保管する
革靴を脱いだ後はシューツリーを入れて保管します。
木製のシューツリーには革靴の形を保つ効果の他に、革靴内の湿度を吸収する効果もあります。
特にアロマティックシダーのシューツリーは抗菌効果もあるので、おすすめです。
プラスチック製のシューツリーには湿度を吸収する効果はありませんので、注意してください。
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【蒸れない革靴3選】通気性が高く、快適な革靴の特徴 まとめ
本記事は蒸れない革靴を中心に、蒸れ対策について紹介しました。
蒸れるのが嫌いで、革靴が苦手なんだ…という人に、ぜひ蒸れない革靴を履いてほしいです。
革靴の嫌な臭い、一度ついてしまうとなかなか取れませんよね…「嫌な臭いをしっかりとれる方法は?」「革に影響を与えない消臭スプレーは無いの?」と悩んでいる人におすすめしたい、革靴の消臭スプレー「NULL シューパウダー」[…]
特徴別でおすすめの革靴をまとめている記事は以下にまとめています。