手ごろな価格で、使いやすい革靴を探している人におすすめなのがPoerkanの革靴です。
随所に工夫がみられて、ビジネスマンにとって使いやすいように設計されています。
柔らかい革なので靴ズレしにくいのも助かります。
「Poerkan」のビジネスシューズについて外観レビュー、実際に使って分かった良かった点、イマイチな点や注意点、評判をまとめたので紹介します。
- 日本で商標登録している中国メーカーの革靴
- 工夫された設計で、高見えするシークレットシューズ
- より歩きやすさor高級感を求めるなら同価格帯の他メーカーが良い
「Poerkan」の革靴 外観レビュー
今回紹介するのは「Poerkan ビジネスシューズ」です。
| 革質 | 2.0 |
| デザイン | 3.5 |
| 履き心地 | 2.0 |
| 歩きやすさ | 2.5 |
| コスパ | 4.5 |
| 総合 | 3.0 |
カラーはブラックとブラウンが展開されていて、今回はブラックをチョイス。
サイズは25.5cmを購入しました。
革靴はスニーカーとサイズの測り方が違うので注意してください。
目安としてスニーカーのサイズから-0.5〜1cmが正しいサイズです。よしじゅんの場合スニーカーは26.5cm、革靴は25.5cmを履いています。
ブラックのシンプルな内羽式ストレートチップで、ビジネスや冠婚葬祭などのフォーマルなシーンであればどんな状況でも履くことができます。
右足の外側から見るとこんな感じ。
右足の内側から見るとこんな感じ。
つま先から見た様子です。
スラッとした細身のデザインですが、履いてみると意外に余裕がありました。
カカト側からみるとこんな感じ。
「Poerkan」は日本で商標登録している、中国の革靴メーカー
「Poerkan」は中国の革靴メーカーで、Amazonでも安心感をだすためか日本での商標登録をアピールしています。
本当か調べるために特許情報プラットフォームで検索したところ、確かにブランド名で商標登録していました。
権利者の名称、住居は中国になっています。
公式サイトは見つけられませんでしたが、Amazonでブランドページを設置しています。
「Poerkan」の革靴を履いてわかった良かった点
「Poerkan」の革靴を履いてわかった良かった点を紹介します。
価格以上に見えるような工夫が多い
「Poerkan」は手ごろな価格のビジネスシューズですが、値段以上に見えるよう細かいところまで工夫されています。
ステッチはフェイクなのですが、近くでまじまじと見なければわからないレベルで高級感が感じられます。
参考比較として同価格帯の「テクシーリュクス TU-7756」はステッチが無く、ちょっと安っぽく見えてしまいます。
手ごろな値段で、高見えする革靴を探している人におすすめですね。
柔らかい革で、圧迫感が無くて快適
「Poerkan」のアッパー革全体が柔らかい革で作られています。
足が優しく包まれるような感覚で、圧迫感がありません。
革靴の固い履き心地が苦手な人でも快適に履くことができます。
カカトや小指の付け根などの靴ズレになりやすい箇所も工夫されていて、柔らかい革＋スウェードの裏地で安心設計です。
ただ柔らかいことが原因で、履くときにちょっと注意点があるのでこちらで紹介します。
ちょっと背が高く見える
「Poerkan」は一見すると普通の革靴ですが、実はシークレットシューズになっています。
カカトの位置が革靴のヒールより上の位置で、実際には赤線の位置になります。
軽いつま先立ちのようになるので、すこし背が高く見える効果があります。
ヒールソールから1.5cmほど高くなっているくらいなので、バレることはまずありません。
インソールに色がついていて、見分けやすい
「Poerkan」のインソールは、外側がオレンジ色になっています。
とて見分けやすいので、座敷の飲み会でも絶対に履き間違えないので安心です。
クッション性も高く、歩いて靴裏から突き上げを感じるようなこともありません。
逆に、ちょっと派手で恥ずかしいな…と感じるときは、インソールの交換を検討しましょう。
衝撃を吸収する機能的なインソールに交換することで、疲れにくくて快適になりますよ。
「Poerkan」の革靴を履いて感じたイマイチな点、注意点
「Poerkan」の革靴を履いて感じたイマイチな点、注意点を紹介します。
つま先に体重がかかる設計で、立ち仕事だと少し疲れやすい
「Poerkan」はカカトの位置が少し上がっている設計のため、つま先に体重がかかるようになります。
女性のヒールのような感じで、一か所に立ち続けるような仕事だとちょっと疲れやすいですね。
重心が前に行きやすいので、歩く分には問題ありません。
同じ位置で立ち続けることが多いのであれば、「バランスワークス SPH4600」が安定感バツグンで疲れにくいので、そちらをおすすめします。
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アピールするほど履きやすく無い
「Poerkan」の商品説明サイトには履きやすさがアピールされていますが、正直そこまで履きやすいと感じませんでした。
- ゴムスリットが付いていない
- タンが固定されてないので、丁寧に履かないと靴の内側に押し込まれる
といった履きやすい設計がされているわけではありません。
一般的な革靴と同じ作りなので履きにくいわけではありませんが…
履き口の革が柔らかいのが原因で、靴紐をほどいて丁寧に足を入れないと履くことができません。
足だけで捻じ込むように履きたい人はやめておきましょう。
履きやすさを求めるのであれば、同価格帯でテクシーリュクスの革靴が購入できるのでこちらをおすすめします。
「Poerkan」の革靴 評判、口コミ
「Poerkan」の革靴 評判、口コミをまとめました。
良かった評判、口コミ
小さめをおすすめ
普段26.5センチの靴を履いており、今回も26.5センチを購入しましたが、少し大きく中敷を入れて履いております。ですので普段のサイズよりやや小さめを購入すると良いと思いました。
半年履いててもまだ履けそうです
昨年末に購入して、半年履きましたが、問題ないです。
私は固い靴だとすぐに靴擦れしてしまいますが、この靴は柔らかいので靴擦れしませんでした。
ただ、少し底が薄いので１００円ショップでインソールの中敷を買って入れてます。
リピートしようと思います。
コスパは良い！
値段が安い割にはクッション性が高く歩きやすいと思います。
デザインについては私自身の好みではない（先が尖りすぎ）ですが、一昨日の雨の日に履いても靴下が濡れることもなく、防水製は高いと感じました。
サイズ的にもAmazon推奨サイズで全く問題なかったので、普段履きとしてはお買い得だと思います。補足ですが、内ベロなので、履く時にベロを持って靴ベラを使わないと中にベロが入ってしまいます。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
サイズを少し小さめにしたほうが良いという口コミが多かったです。
革靴はスニーカーより1cmほど小さいサイズ選ぶのが正解なので注意してください。
イマイチな評判、口コミ
タンが固定されてない
履く時にタンのが固定されてないので、一緒に靴の先端に押し込まれてしまう。これは致命的に使いづらい。あとインソールに派手な色が付いてるのはやっぱりちょっとイヤかな…。
ちょっと歩きにくい、表面がすぐ剥がれた
ビジネスシューズとしては標準的かも知れませんが、少し重く感じます。またかかと部分が少し高いようで、何となく爪先立ちで歩いているような感じになります（加えて靴底も固めなので歩くと疲れる）。
履き始めてから間もなく、左のかかとの内側（くるぶしの下あたり）の表面が丸く剥がれてしまいました。多分靴を脱ぐときに紐を解かず、かかとの内側をすり合わせるようにして脱いだからだと思います（普段からそうしているので、これまでの靴もその部分に傷がはいったり、色が薄くなったりはしてました）。それにしても弱すぎます。サイズ感は良かったのですが、値段なりの商品かと（このシリーズはもう買いません）。
私も同じように感じます。
またシークレットシューズになっていることが理由の歩きにくさを挙げているレビューもありました。
ライバルメーカーとの比較を表でまとめました
Amazonで購入できる革靴の同価格帯ブランドについて、簡単に表でまとめて比較しました。
私の体験から、この3社から選べばまず大ハズレすることはありません。
- テクシーリュクス
- フォクスセンス
- Poerkan
| 特徴 | ◎ | ○ | △ |
|---|---|---|---|
| 歩きやすさ | テクシーリュクス | Poerkan | フォクスセンス |
| 履きやすさ | テクシーリュクス | フォクスセンス | Poerkan |
| 外観 | フォクスセンス | Poerkan | テクシーリュクス |
一言でまとめると
- 実用性の「テクシーリュクス」
- 見た目の「フォクスセンス」
- バランスの「Poerkan」
ですね。
もし歩きやすさに特化したのほうが好みなら「テクシーリュクス（アシックスの子会社）」を、高級感のあるアッパーの染色が好みなら「フォクスセンス」がおすすめです。
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今回紹介した「Poerkan」のビジネスシューズは両者の間のような立ち位置で、歩きやすさと見た目の両方を必要十分を満たす革靴ですね。
まとめ
本記事は「Poerkan」の外観レビュー、実際に使って分かった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介しました。
| 革質 | 2.0 |
| デザイン | 3.5 |
| 履き心地 | 2.0 |
| 歩きやすさ | 2.5 |
| コスパ | 4.5 |
| 総合 | 3.0 |
見た目と履き心地が必要十分で、値段を考えるとビジネスマンにとって嬉しい革靴です。
革靴選びの基準にするのにもちょうど良いですね。
もっと歩き心地の良さを求めるなら「テクシーリュクス」、外観の高級感を求めるなら「フォクスセンス」、より全体的にワングレードアップするなら「ケンフォード」と選択肢がいろいろあります。
あなたの革靴選びの参考になれば嬉しいです。