サイドゴアブーツが履きたいけど、ブーツ特有の硬い革が嫌だ…と悩んでいる人に紹介したいのが「フープディドゥ シープサイドゴアブーツ」です。
柔らかい革で履き心地がバツグンで、靴擦れの心配もありません。
高さが高すぎず、低すぎずのミドルカットで、秋から春にかけて長く履き続けられるのも良い点です。
本記事では「シープレザーサイドゴアブーツ」の外観レビュー、実際に履いてわかった良かった点やイマイチな点、注意点を紹介します。
「フープディドゥ シープサイドゴアブーツ」の外観レビュー
今回購入したのはフープディドゥ(whoop’-de-doo’)の「シープレザーサイドゴアブーツ 20330223」です。
革質 | 4.0 |
デザイン | 4.0 |
履き心地 | 4.5 |
歩きやすさ | 3.0 |
コスパ | 2.0 |
総合 | 3.5 |
カラーはブラック、キャメル、ダークブラウンが展開されており、今回はブラックをチョイス。
サイズは41(25.5cm)を購入しました。
革靴はスニーカーとサイズの測り方が違うので注意してください。
目安としてスニーカーのサイズから-0.5〜1cmが正しいサイズです。よしじゅんの場合スニーカーは26.5cm、革靴は25.5cmを履いています。
外箱はシンプルなロゴマークが中心に書かれています。
正面から見ると縫い目のない、プレーントゥのようなおしゃれな見た目。
左足を外側から見たらこんな感じ。
左足を内側から見たらこんな感じ。
かかと側から見るとくるぶしの上くらいに向かって先が細くなっていてます。
アッパーの革はシープスキンで作られているので、キメ細かいシボがきれいです。
靴の内側にはロゴマークが書かれています。
裏側はよく擦れる部分にラバーソールが貼られいています。
柔らかめの茶色ラバーに、黒色の硬いラバーソールが貼られています。
歩きやすいようにかかとの内側を少し削って作っているのが好印象です。
実際に履いている様子がこちら。
フープディドゥ(whoop’-de-doo’)の簡単なブランド紹介
簡単なブランド紹介ですが、フープディドゥ(whoop’-de-doo’)は日本の革靴ブランドです。
30年以上靴を作っているメーカーで、自社ブランドで靴を販売するだけでなくOEMで靴の製造も請け負っています。
公式サイトの「HISTORY」で詳しく紹介されているので、興味を持った人はチェックしてみてください。
「シープレザーサイドゴアブーツ」を実際に履いて分かった、良かった点
「シープレザーサイドゴアブーツ」を実際に履いて分かった、良かった点を紹介します。
柔らかい革で足全体が包まれるので、足へのフィット感がバツグン
「シープレザーサイドゴアブーツ」は手で軽く抑えると凹むくらい柔らかい羊革で作られているブーツです。
足全体が優しく包まれるので、フィット感がバツグン。
ブーツを一日中履き続けるのはしんどい…という人でも、この革靴なら大丈夫ですよ。
ちょうど良い靴の高さで、履けるシーズンが長い
冬しか履けないブーツって、汎用性が低くて嫌でした。
ハイカットだとオシャレですが、本当に真冬のシーズンしか履けません。
ローカットだといつでも履けるが、ブーツのおしゃれ感が薄れる感じがあります。
「シープレザーサイドゴアブーツ」は両方の長所を兼ね備えたミドルカットで、おしゃれで夏以外いつでも履くことができます。
一般的な革靴と並べた様子ですが、くるぶしを覆うくらいのちょうど良い高さ。
汎用性が高くてブーツ感も残り、モード系の服と良い感じに合うので気に入っています。
サイドのゴム×柔らかい革の組み合わせで、ブーツなのに脱ぎ履きが楽チン
ブーツの嫌なところは、脱ぎ履きが面倒くさいところ。
「シープレザーサイドゴアブーツ」は柔らかい革で、かつサイドのゴムを広げて脱ぎ履きするタイプなのでめちゃくちゃ楽です。
「シープレザーサイドゴアブーツ」を履いて感じたイマイチな点、注意点
「シープレザーサイドゴアブーツ」を履いて感じたイマイチな点、注意点を紹介します。
カカト部分だけは固めに作られているので、初日から長距離を歩かないように注意
「シープレザーサイドゴアブーツ」のアッパー革は全体的に柔らかいですが、カカト部分は硬めに作られています。
とはいえ、足に馴染むまでは靴擦れになりやすいので注意が必要。
私みたいに履き始め初日から、金沢の観光地を一日中歩いたりすると靴擦れになります。(15kmくらい歩いたハズ)
痛くて完全に歩けなくなる前に絆創膏を貼ることで、歩き続けることができました。
履いているうちにすぐ足に馴染んできますが、少しでも早く革を馴染ませたい場合、ミンクオイルを軽く塗る方法もあります。
型崩れ対策で、できれば履くときに靴ベラを使ったほうがよい
「シープレザーサイドゴアブーツ」は革が柔らかいので履きやすいのですが、それゆえに雑に履くと型崩れを起こしやすくなります。
サイドゴアブーツの特徴であるサイドのゴムが伸びても見た目が悪くなります。
無理に足を捻じ込むように履くと、革やゴムが伸びて型崩れしてしまうかも…
履くときはできるだけ靴ベラを使ったほうが、型崩れせずに寿命を延ばすことができます。
靴ベラが無いときでも足だけで履くのではなく、指を使ってできるだけ靴に負担がかからないように履きましょう。
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サイズ表記がわかりにくい
「シープレザーサイドゴアブーツ」のサイズはヨーロッパ表記を採用しています。
日本のメーカーなら、日本人が見慣れているcm単位で表記してほしいですね。
参考として、サイズの置き換えを表にしてまとめました。
サイズ (ヨーロッパ表記) | cm |
---|---|
39 | 24.5 |
40 | 25.0 |
41 | 25.5 |
42 | 26.0 |
43 | 26.5 |
44 | 27.0 |
もしAmazonで購入する場合、cm単位で表記しているので安心してください。
まとめ スタイリッシュさと履きやすいさを兼ね備えたブーツ
「シープレザーサイドゴアブーツ」の総合評価です。
革質 | 4.0 |
デザイン | 4.0 |
履き心地 | 4.5 |
歩きやすさ | 3.0 |
コスパ | 2.0 |
総合 | 3.5 |
シンプルでスタイリッシュな見た目で、柔らかい革で履きやすさもバツグンです。
一般的なブーツのように雑に扱えない点だけ注意してください。
キレイめなファッションなら服装を問わず合わせられるのもGOODポイント。
あなたの革靴選びの参考になれば嬉しいです。