Amazonのメンズファッション ビジネスシューズの売れ筋ランキングで32位に神戸の名前を冠した革靴を見つけました。(2025年1月時点)
神戸は靴の製造会社が多いことで有名なので、気になって購入してみました。
見せてもらおうか、「履き倒れ」の街・神戸で作られた革靴の性能とやらを。
本記事は「神戸リベラル」の革靴を実際に履いてわかった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介します。
「神戸リベラル」の外観レビュー
今回紹介するのは「神戸リベラル」のストレートチップです。
細身に見えるシルエットで、とても綺麗な印象を受けます。
革質 | 2.5 |
デザイン | 4.0 |
履き心地 | 2.5 |
歩きやすさ | 2.5 |
コスパ | 2.0 |
総合 | 2.5 |
カラーはブラック、ブラウン、ダークブラウンの3種類あり、今回はブラックになります。
サイズは25.5cmを購入しました。
革靴はスニーカーとサイズの測り方が違うので注意してください。
目安としてスニーカーのサイズから-0.5〜1cmが正しいサイズです。よしじゅんの場合スニーカーは26.5cm、革靴は25.5cmを履いています。
紐を通す部分は外羽根式で、ちょっとカジュアルですがビジネスシーンでは全く問題なく履くことができます。
右足の外側から見た様子はこんな感じ。
右足の内側から見た様子はこんな感じ。
カカト側から見た様子です。
綺麗なフェイクステッチが刻まれています。
インソール(中敷き)はロゴマークが中央にあるタイプ。
ベロの内側にはMADE IN CHINAの記載があります。
製造元は中国で、販売元が神戸の会社ということですね。
裏側の様子はこんな感じで、価格帯から考えると全面ラバーでは無いのが珍しいですね。
プラスチック製のシューツリー、シューホーン(靴ベラ)が付いてきます。
こういうちょっとした気配りが嬉しいですね。
実際に履いてみた様子がこちら。
ぱっと見だと、1万円の革靴と言われても納得してしまうレベルです。
【参考】神戸リベラルについて調べてみた
神戸リベラルの靴を作っている製造元の「株式会社リベラル」について調べてみました。
(参照元 経済産業省のgBizINFOと全国法人リスト)
日本で法人登録している会社で、代表者は筑紫潤也氏です。
神戸リベラルは名前の通り、神戸の元町に直営店も構えています。
自社ECサイトも備えていて、そちらで購入することも可能です。
靴だけでなく、カバンやキャリーケースも販売しています。
格安革靴は中国メーカーが多くなっている現状で、日本のメーカーとして頑張っているのは好感が持てますね。
実際に履いてわかった良かった点
「神戸リベラル」を実際に使ってわかった、良かった点を紹介します。
値段以上に見える見た目
「神戸リベラル」は細かいところに工夫されていて、格安革靴とは思えない見た目です。
フェイクステッチがきれいに刻まれていて、遠目で見ても安っぽさがありません。
また革に少し光沢があり、高級感のある仕上げとなっています。
Amazonの商品紹介ページより、実物のほうが見た目がいい逆写真詐欺になっています。
価格は抑えながらも、高見えする革靴ですね。
細身ながらも、圧迫感が無い
「神戸リベラル」はデザインとしてはかなり細身に見えますが、圧迫感がありません。
幅広甲高の日本人に合わせた設計になっていて、快適な履き心地です。
履き心地は優しく包まれている感というよりは、ピタッと収まっている感覚に近いです。
さすが神戸の会社が製造元なだけありますね。
実際に履いてわかったイマイチな点、注意点
「神戸リベラル」を実際に使ってわかったイマイチな点、注意点を紹介します。
履き口が固く、くるぶしが痛くなる可能性あり
「神戸リベラル」の履き口は固いため、人によってはくるぶしやかかと、足の甲が擦れて痛くなるかもしれません。
実際、私は履いた初日から長距離を歩いてしまったため、左足の左くるぶしがちょっと擦れて赤くなってしまいました。
慣らし履きをして革を柔らかくできれば問題ありませんが、ちょっと手間ですね。
私のようにいきなり長距離を歩くと、文字通り痛い目にあうかもしれないので注意してください。
初日は絆創膏を持参しておくことをおすすめします。
履きジワがすぐできて、目立つ
「神戸リベラル」は固めの革で、曲がる部分にシワがすぐできてしまいます。
ガラスレザーに近い質感で、特に指の付け根あたりのシワが目立ちます。
シワを目立たなくさせるために、履き終わったらシューツリーを入れるようにしましょう。
面倒だな…と思って放置するとシワがどんどん深くなってしまいます。
また、毎日履くのではなくローテーションさせることも必須です。
靴の寿命を延ばして長く履くためにも、これら2つは行うようにしてください。
ソールの耐久性がイマイチ
「神戸リベラル」はソールの減りが速く、耐久性は正直イマイチです。
二日、計16,000歩ほど歩いたときの画像ですが、すでに削れが目立ちます。
私の場合、毎日通勤&仕事で1日平均8,000歩以上歩いており、このままいけばおそらく3日ローテーションで回しても1年持つかな…といったところでしょうか。
もし、あなたが毎日長時間歩くのであれば、正直この革靴はやめておいたほうがいいと思います。
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「神戸リベラル」の革靴 評判、口コミ
「神戸リベラル」の革靴について評判、口コミをまとめました。
良かった評判、口コミ
デザインを評価している口コミが多かったです。
また文句を言いつつも、リピ買いしている人が多いのも特徴でした。
耐久性いまいち
デザイン、価格、履きやすさバランスの取れた製品で過去三足購入したのですが、半年から1年程度で靴底に穴があきます。仕事柄外回りも多いので距離も歩いているのかもせれませんがもう少し耐久性があればよいと思います。とはいえ気に入っているので再度購入しました。
大満足
通勤用に手頃な値段の革靴を探していたところ、こちらの商品を見つけ、購入してみました。
素人目には何万円もするようなものと区別がつかないほど良い品質でした。
履き心地も全く問題ありません。しかも、シワ防止のシューズストレッチャー、携帯できるサイズの靴ベラも同梱されていました。
この値段でここまでの品質、サービスはすごいと思います。
安いが値段なり
手頃な値段で、合皮と言うことで手入れをしなくても良いので、ズボラな私にはピッタリな商品。
しかし、やはり値段相応で履き心地は全体的に硬く歩きにくさを感じる。
履き慣れて革が柔らかくなった頃には革鳴りが出てしまう。
個体差もあるんでしょうが。。。たまにしか革靴を履く用がない人にオススメできます。
イマイチな評判、口コミ
やはり耐久性について言及している口コミが多かったです。
値段の割に悪くない
届いたときに少しゴム臭がしたが履いている分には気になるほどではない。
2~3回履いたらかかと部分が柔らかくなってきた。
合皮だから仕方ないかな、
靴 中敷きの部分の作りが雑
履歴を見返すと約10年前から計何十足と購入させていただいていますが、直近で買ったものはかなりの高確率で中敷きがすぐしわくちゃになり、別で中敷きを購入しないといけない状況です。
非常に残念です。
リピートはなしです。
どんな商品にも個体差がある為、二足連続で試した上での評価です。
一足目はそこそこ頑張ってくれて、2,3ヶ月もちました。長く履くと他の方のレビューにもあるように、ソールが剥がれてくる感じです。
二足目に関しては全然ダメで、接着されていた踵のクッション部分が取れてしまい靴として機能しなくなりました。これが履き始めて数週間で起こった事なので残念でした。リピートはなしです。
まとめ
本記事は「神戸リベラル」を実際に使ってわかった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介しました。
革質 | 2.5 |
デザイン | 4.0 |
履き心地 | 2.5 |
歩きやすさ | 2.5 |
コスパ | 2.0 |
総合 | 2.5 |
見た目を重視している革靴で、細かいところにもこだわっていて値段以上の印象を与えてくれます。
ただ耐久性は高くないため、毎日長距離歩くのであればやめておいたほうがいいと思います。
革靴を履く機会がそこまで多くない、または歩く距離が長くないなら問題ありません。
本記事があなたの革靴選びの参考になれば嬉しいです。