ビジネスマンにとって切っても切れない「革靴」ですが、新しい革靴を履くたびに靴擦れに悩まされて「もう革靴は履きたくない…」と感じることってありますよね?
痛いのが嫌で、結局履かなくなってしまった…なんてことにならないためにも、原因別でおすすめの靴擦れ対策グッズを紹介します。
実際に使って良かったモノのみを紹介しているので、ぜひ参考にして下さい。
革靴の靴擦れ対策グッズをパターン別に紹介
私がこれまでに使った靴擦れ対策グッズでよかったモノを、パターンにわけて3つ紹介します。
とりあえず様子を見るときは「パッドタイプ」
クッションのようにポコッと出っ張っていて、衝撃と摩擦を抑えるアイテムです。
今回紹介している中では入手しやすい靴擦れ対策グッズで、Amazonやドラッグストアで売られているものは複数足分入っています。
取り急ぎ1足分だけ欲しいのであれば、類似品がダイソー、セリアなどの100均で売られているのでそちらを購入するのもアリですね。
買ったばかりの革靴で、革が自分の足に馴染むまでの一時しのぎとして使うのがおすすめです。
耐久性が低く、すぐパッド部分がボロボロになるのであくまで応急対応と考えておきましょう。
一時しのぎではなく、長期の対策を考えているのであれば以降で紹介している対策をしてください。
革靴のサイズが大きくて足に合わず、擦れるときは「かかと強化プラン」
カカト全体を包んで、グリップ力を高めるアイテムです。
カカト部分の補修アイテムですが、靴擦れ対策にも使えます。
ちょっと厚みがあり、毛羽立っているような材質によって摩擦を強くして、足と靴がズレるのを減らしてくれます。
靴がちょっと大きく、微妙に足のサイズと合っていないときにおすすめです。
1枚が結構大きいサイズなので、カカトのサイズに合わせてカットして使います。
注意点として、靴のサイズはピッタリとあっているときは摩擦力が増えすぎて靴擦れが悪化することもあるので注意が必要です。(実体験)
また靴ベラが無いと靴を履きにくくなるので、外出先での脱ぎ履きが多い場合は携帯靴ベラを持っておくことを推奨します。
靴を履くときの便利アイテム、靴ベラ。靴の脱ぎ履きをサポートしてくれて、痛みやすいカカトへのダメージを減らしてくれます。 本記事では天然素材の水牛の角を使った世界に一つだけの靴ベラ「アビホーン 携帯靴ベラ」を[…]
【イチオシ】特定の部分が痛いときは「スベリをよくする靴ズレケアテープ」
「スベリをよくし、靴ズレをケアするテープ」は「靴と足が擦れて痛む部分にスポット的に貼るアイテムです。
シューケア用品メーカーで有名なコロンブスが作っている商品で、このメーカーの商品を数多く購入していますがマジで失敗したことがありません。
ツルツルのシールになっているので、足と靴が当たる部分の摩擦がほとんど無くなります。
特定の部分が集中的に擦れて痛いときにおすすめで、今回紹介している対策グッズの中では一番よく使っています。
薄いテープタイプで厚みが無く、粘着力も強くて剝がれにくく耐久力も十分。
シールが透明で全く目立たないので、飲み会で座敷の店に行っても恥ずかしくありません。
様々な個所に貼りやすいよう一枚当たりの大きさは小さくなっているので、広範囲に摩擦を感じているときは並べて貼ってあげましょう。
12枚も入っているので、もったいない気持ちにならないのも嬉しいです。笑
そもそも靴擦れにならない靴を選ぼう
できれば靴擦れになりにくい靴を選んで、靴擦れの悩みから解放されましょう。
次回以降に革靴を買う時の参考にして下さい。
自分の足に合ったサイズの革靴を選ぶ
革靴は履いているうちに革が伸びることを考慮して、ピッタリサイズ又はワンサイズ大きいものを選びましょう。
大きすぎても、小さすぎても靴擦れの原因になります。
特にやってしまいがちな失敗が、スニーカーのサイズと同じサイズで革靴を選んでしまうこと。
スニーカーと革靴はサイズの測り方に違いがあり、目安としてスニーカーサイズのマイナス0.5~1cmが革靴のサイズになります。
また革には伸縮性があるので、履いているうちに多少伸びてきます。
最初からサイズに余裕がありすぎると革が伸びた際にブカブカになってしまい、歩いた際に靴内部と足が大きく擦れるため靴擦れの原因となってしまいます。
可能な限り、ピッタリサイズの革靴を選びましょう。
スニーカーのような履き心地の革靴を選ぶ
履き心地・歩きやすさにこだわっているメーカーが作る革靴は靴擦れになりにくいです。
内部がスニーカーと同じような素材で作られていることが多く、本当に快適に履くことができます。
私が実際に履いて、絶対失敗しないとおすすめできるメーカー名として
ランウォーク(アシックスブランド)
テクシーリュクス(アシックスの子会社)
が挙げられます。
特にテクシーリュクスは自ら「走れるビジネスシューズ」と銘打っているだけあって、ランニングシューズに近い構造になっています。
何を血迷ったか、革靴を履いた状態でわざわざダンスを踊るCMを作っています。
長距離歩くことが確定しているときはテクシーリュクスの革靴しか履く気にならないくらい快適です。
値段も手頃なので、履き潰す用と考えてもOKです。
本ブログでテクシーリュクスの革靴は数多く紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
テクシーリュクスは「スニーカーのようなビジネスシューズを作る」をコンセプトにしているブランドで、アシックスの子会社が提供しています。 Amazonで人気No1革靴ブランドですが、数多くのモデルを展開していて[…]
足幅が広い革靴を選ぶ
日本人の足は幅広甲高が特徴なので、ワイズ(足の横幅で、足囲とも言います。)が3E以上のものを選びましょう。
海外で作られた革靴はそもそも日本人の足に合っていないことが多く、足の甲や親指・小指の付け根が擦れやすくなります。
有名革靴ブランドの靴を買ったはいいものの、足に合わず靴擦れを起こして痛くて履けないというパターンはよくある話。
日本人の足に合わせて作られたモデルや、リーガルやスコッチグレインなどの日本ブランドの革靴は快適に履くことができます。
まとめ
本記事は私が実際に使って良かった靴擦れ対策グッズと、そもそも靴擦れになりにくい靴の特徴を紹介しました。
ぜひこれらのアイテム・知識を積極的に活用して、靴擦れが起きる心配のない、安心で快適な革靴ライフを送ってください。