プライム会員特典のAmazon Music Primeはリリース当初から現在までにサービス内容が大きく変わっています。
リリース当初から使っている人にとっては大幅な改悪があり、あまりにも不評だったのか今は少しだけ改善しています。
それでも使い勝手に制限がかかっているのは間違いありません。
本記事では現仕様のAmazon Music Primeを少しでも快適に使う方法を紹介します。
聴きたかったあの曲が楽しめる
最初の30日間は無料
Amazon Music Primeを少しでも快適に使う対策
Amazon Music Primeを少しでも快適に使う対策を紹介します。
裏ワザっぽい方法もあるので、ぜひ参考にして下さい。
限られたプレイリストのみを再生するようにする
Amazon Music Primeは限られたプレイリストであれば自由に選んで再生することができます。
- Amazonエキスパートミュージックキュレーターの厳選プレイリスト
- 自分で作成した2つのプレイリスト(最大100曲まで)
Amazon側で作成した厳選プレイリストの楽曲であれば、自由に選んで再生できます。
話題曲・最新曲が多く入っているので、流行を追う目的であれば十分楽しめます。
ユーザーのいいね!、再生履歴、ジャンルの設定に合わせて選んでいるようなので、人によってはプレイリストの内容が変わる可能性があります。
また、自分で作成した2つまでのプレイリスト内の楽曲であれば、指定して再生することができます。
1つのプレイリストあたり50曲まで選ぶことができるので、2つで合計100曲までは自由に楽しめますよ
さらに裏技として、選んで再生するプレイリストは簡単に切り替えられるので、それを利用する方法があります。
3つ以上のプレイリストを作っておいて、再生できるプレイリストを切り替えることで実質好きな曲が制限なしで聴けるようになります。
(1日に10回までプレイリストの変更が可能)
好みの音楽が流れやすくなるようにAIを教育する
シャッフル再生でもなんとなく音楽を流しておきたい…という目的であれば問題無く利用できます。
ある程度のジャンルは指定できるので、何かの作業をするときに耳が寂しいときに役立ちます。
シャッフル再生される曲はAmazonのAIがおすすめ曲を選ぶ仕様なので、可能な限りあなた好みの曲が流れるように調整しましょう。
好きな曲やアーティストが流れたら積極的に好きアイコンを押すようにすることでどんどんあなた好みが流れるようになっていきます。
逆に苦手な曲が流れた場合はスキップしたり、嫌いアイコン(サムズダウン)を押すようにしましょう。
スキップ上限に引っかかったら「違うプレイリスト」を再生する(挙動不安定)
Amazon Music PrimeをEcho dotから再生しているときにスキップ制限に引っかかってしまった際、Alexaに「似た曲を再生して」と声で操作するとした際、違うプレイリストを再生できることがあります。
厳密にはスキップではありませんが、似たような挙動で違う楽曲が再生されます。
あくまで似てるけど違うプレイリストの再生なので、直近で聴いた曲がもう一度再生される可能性があります。
この方法は上手くできるときと、なぜかできないときがある(最近はできないことのほうが多い)ので、あくまで最終手段としてください。
根本の対策は「Amazon Music Unlimited」に移行
「Amazon Music Prime」はプライム会員の無料でつかえるおまけ機能なので、もっと快適に使いたい…というのであれば、「Amazon Music Unlimited」に移行しましょう。
プライム会員なら割引価格で加入することができます。
「Apple Music」や「Spotify Premium」などの有名な他社音楽配信サービスとの違いを以下表にまとめました。
Amazon Music Unlimited | Apple Music | Spotify Premium | |
---|---|---|---|
料金 | 980円(プライム会員) | 1080円 | 980円 |
楽曲数 | 1億曲 | 1億曲 | 数千万 |
音質 | 44.1kHz〜192kHz | ロスレス・ハイレゾ44.1kHz〜192kHz | ロスレス・ハイレゾ320Kbps | 圧縮音源
空間オーディオ | 対応 | 対応 | 非対応 |
特徴 | 音質と値段の コスパ◯ | Apple製品と 相性◯ | 数多くの プレイリスト |
「Amazon Music Unlimited」はライバルが提供している音楽配信サービスより安く、ロスレス/ハイレゾに対応しているのでコストを抑えつつ良い音を楽しみたい!という人におすすめです。
また他サービスに移行すると操作感に慣れるまで時間がかかります。
「Amazon Music Prime」の操作に慣れているのであれば、その点でも「Amazon Music Unlimited」をおすすめします。
iPhoneとAirPods ProなどのApple製品を使って音楽を聴いているなら、やはり「Apple Music」がおすすめです。
空間オーディオ対応の曲は本当に音に包まれているような聞き心地で最高です。
「Spotify Premium」も覇権争いを繰り広げてきたサービスですが、最近は上記2サービスに遅れをとっているような印象です。
ハイレゾ・ロスレス対応に進捗が見られなかったり、対応楽曲数に差が出てきています。
どのサービスも無料期間があるので、気になったらとりあえず試してみてください。
タイミングによっては3ヶ月無料キャンペーンを開催しています。(Spotifyは常時3ヶ月無料かな?)
他社サービスも無料期間が定められているので、それぞれ使ってみて合うものを選ぶのもアリですよ。
私は定期的にAmazn Music UnlimitedとApple Musicを切り替えて使っています。
Spotifyはロスレス・ハイレゾに対応していない関係で使っていません。
【参考】Amazon Music Primeの仕様変更歴
Amazon Music Primeの仕様は定期的に変わっています。
どのように変更していったかまとめました。
2022年11月1日の仕様変更点(改悪)
- 聴き放題の楽曲数増加(200万→1億曲)
- シャッフル再生のみ
- オフライン再生が不可
- スキップ回数の制限
- 1時間で6回まで
- 音質がSDのみ
簡単にまとめると、音質が悪くなってシャッフル再生しかできなくなったから、良い音質で快適に使いたかったら「Amazon Music Unlimited」に加入してね!と露骨に誘導しているようにしか思えない仕様変更でした。
これまで使ってきたユーザーからは非難轟々だったのを覚えています。
2023年10月10日の仕様変更点(少し改良)
- 作成した2つまでのプレイリストの楽曲を指定して再生(Amazon Musicモバイルアプリ)
- 特に無し
あまりにも評判が悪かったのか、制限を一部解除するような仕様変更でした。
最大100曲までしか選ぶことができませんが、お気に入り曲だけを流すくらいであれば実用レベルになっています。
まとめ
Amazon Music Primeを少しでも快適に使うためにも以下の2つを心掛けましょう。
- 選んで再生できる2つのプレイリストを活用する
- 楽曲の好き/嫌いのフィードバックを心掛けて、AIを鍛える
使っているうちに、もっと便利に使いたい…となった場合は有料の音楽配信サービス使うしかないので、「Amazon Music Unlimited」や「Apple Music」、「Spotify」の活用を検討してください。
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