お仕事で革靴を履いているとどうしても雨に濡れてしまうことがあります。
革靴の寿命を延ばすためにも、雨の日に一緒に頑張った革靴をしっかりお手入れしてあげましょう。
雨に濡れた時に帰ってからすぐやるべき対処方法、お手入れ方法を紹介します。
もう履けないかも…と思っていた、あなたの大切な靴が蘇ります。
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実際に「くつリネット」を利用した革靴のビフォーアフターをこちらの記事で紹介しています。
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革靴についてもっと詳しくなれる記事は以下にまとめています。
雨に濡れた革靴のお手入れ方法
今回雨の日に履いた革靴はこちら。
もう6年履いているリーガルのガラスレザー。
革靴のお手入れ知識を得る前に履いていた、一番のロートルさん。
普段履きするには履きジワや塗装の剥がれがあって履けないです。
完全に雨の日用と割り切って履いています。
ガラスレザーについては
でメリット、デメリットをまとめているのでご参考に…
濡れた革靴についている水分を拭く
まずは革靴についた水分を拭きます。
ティッシュでも布でも、なんでもOKです。
特に注意して水分を取る場所があります。
それがここ。革靴のコバ(ソールの側面)とアッパーの革の間。
爪で示しているところですね。
ここに水分が残ることが多いです。
ここをしっかりとティッシュなどで拭いてあげましょう。
実際にその部分のみを拭いたティッシュがこちら。
真っ黒の部分はクリームや汚れですが、そのまわりのちょっと黒くなっているところは湿っている部分です。
わかりやすくなるかな?と思ってオレンジのティッシュにしたけど…余計分かりにくいw
木製のシューキーパーを入れる
革靴の水分を拭き終わったら木製のシューキーパーに入れてあげましょう。
このまま一日放置します。
デリケートクリームで革靴に栄養を与える
雨に濡れた革靴はダメージを負っている状態。
そんな状態の革靴にデリケートクリームで栄養を与えてあげましょう。
デリケートクリームは透明のクリームで、革靴のお手入れはほぼこれで何とかなっちゃう万能クリーム。
別の革靴をお手入れしているときの写真ですが、ブラシにとってヌリヌリ。
それを手に取って指でヌリヌリしてあげるだけでもいいですよ。
雨に濡れた革靴に絶対してはいけないこと
水分が革に付いたまま放置
仕事が終わって疲れて、さらに雨の中を歩いて帰宅。もうクタクタ。
早くゆっくりしたいと革靴を脱ぎ捨てて家の中へ。
ちょっと待った!
気持ちはすごくわかります…
しかし革靴が雨に濡れたまま放置していると、シミやひび割れの原因になってしまいます。
すぐに水分を拭いてあげましょう。
水分が取れればどんな方法でもオッケーです。
とにかく、革に水分は敵と覚えましょう。
風通しの良いところで乾かして下さい。
木製のシューキーパーを入れない
雨に濡れた革靴の水分を拭きとったら木製のシューキーパーに入れてあげましょう。
木製のシューキーパーには湿度をコントロールする役割があります。
また、濡れた革靴は水分が蒸発する際に形が崩れたり、皺ができやすくなります。
変形を防ぐためにもシューキーパーを入れることはとても大切です。
シューキーパーの重要性は
で説明をしています。
大雨で足の中がビチャビチャになっている場合は話が変わってきます。
まずは新聞紙などを入れて革靴内部の水分を取り、その後シューキーパーを入れてあげます。
最終的にシューキーパーを入れる作業は変わりません。
ドライヤーなどで乾かす
雨で濡れた革靴を早く乾かすためにドライヤーなど熱を使うのは絶対にやめてください。
革は急激な温度変化に弱く、急速に劣化してしまいます。
その結果ひび割れや皺、変色などをしてしまいます。
必ず自然乾燥させるようにしてください。
次の日に同じ革靴を履く
革靴の内部は晴れの日であっても、湿度がすごく高くなります。
それが雨の日の場合、空気中の湿度も高くなるためさらに高くなります。
そんな革靴を次の日も履いたらどうなるか…
革靴内部の雑菌が大喜びする環境になります。
その結果、嫌な臭いやカビの原因となります。
革靴は必ず3足以上用意して、ローテーションするようにしてください。
ローテーションは革靴を長持ちさせるには必須です。
1足の革靴しか履いていない人を見ると、よしじゅんはビジネスマン失格じゃないかと思っています。
まとめ とにかく放置だけはしないように
革靴にとって雨は天敵ですが、すぐにお手入れをしてあげたら基本的には大丈夫です。
とにかく、放置だけは絶対にやめましょう。
もう履けないかも…と思っていた、あなたの大切な靴が蘇ります。
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