Amazonが縦読み特化の漫画サービス「Fliptoon」を提供しました。
どこでもサクッと漫画が読めるので、ちょっとしたスキマ時間が楽しくなりますね。
「Fliptoon」を実際に使ってわかった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介します。
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「Fliptoon」の簡単なサービス概要
「Fliptoon」は一言でまとめると、スマートフォン特化の電子コミックです。
縦にスクロールする形で読み進めていく方式で、1話単位での掲載です。
位置付けとしてはKindleの派生ジャンルで、これまで縦読み漫画では主流の「LINE WEBTOON」などに対抗したサービスですね。
Amazonでしか読めない独占配信タイトルがあるので、強みもあります。
一定時間(23時間)経過すると次の話が読める「待てば無料」機能があるので、お試しで使いやすいですね。
「Fliptoon」を実際に使って分かった、良かった点
「Fliptoon」を実際に使って分かった、良かった点を紹介します。
- 操作感、内容ともにスマホ向けになっていて、読みやすい
- スタート初期とは思えないほど作品数
- 「待てば無料」の23時間という設定が、地味に便利
操作感、内容ともにスマホ向けになっていて、読みやすい
「Fliptoon」は操作感だけでなく、話の内容もスマートフォンに最適化されているので、読みやすいですね。
起承転結がはっきりしている作品が多いなといった印象で、サクサク読み進められます。
コマ割りが無く、スマートフォン用に最適化されているのも読みやすさに繋がっています。
映画やアニメのシーンを漫画にしたフィルムコミックのような感じです。
一般的な漫画のように見開きページはありませんが、縦方向に画面いっぱいで迫力のあるシーンが表現されています。
普通のKindle漫画は、タブレットかKindle端末が無いと見にくかったので、しっかりと差別化できていますね。
小説などは普通に読めますが、漫画はわざわざ読もうと思わないレベルでした。
スタート初期とは思えないほど作品数があって、しっかり楽しめる
Amazonのサービス開始時はコンテンツ量がしょぼいイメージがありましたが、「Fliptoon」は頑張っていると思います。
サービス開始の初日から169作品あり、すでに100話以上ある作品も結構ありました。
「待てば無料」機能の性質上、一気に読んですぐに見る作品が無くなっちゃった…ということにもなりにくいです。
Amazonでしか見られない限定配信の作品も50もあるので、けっこう力を入れているんだな~という印象です。
「待てば無料」の23時間という設定が、地味に便利
次の話が無料で読めるようになる「待てば無料」機能ですが、23時間設定なのが使い勝手が良いですね。
どこでも立ち読みできる感じがウリのサービスなので、通勤時など毎日のルーティーンとして読むことが想定されます。
これが24時間設定だとどうしても待たされる時間が出てくるので、23時間設定にした配慮は素晴らしい。
毎日のルーティーンとはいっても数分の前後はあるので、あと数分待たないと読めない…というイライラから解放されるのが嬉しいです。
「Fliptoon」を使って感じたイマイチな点、注意点
「Fliptoon」を使って感じたイマイチな点、注意点を紹介します。
- Webブラウザ上でしか読めない
- 待っても「全話」無料で見れるわけではない
- 日本作者の作品がほとんどない
- パソコンでも見られるが、正直イマイチ
「Fliptoon」はWebブラウザ上でしか読めない
「Fliptoon」はWebブラウザ上でしか読むことができず、「Kindle」アプリから読むことができません。
一般的なKindle本、漫画はKindleアプリを使って読むのですが、なぜか「Fliptoon」だけが切り分けられています。
作品に合わせて端末やアプリを行ったり来たりするのは面倒くさいので、Kindleアプリで一元管理してほしかったですね。
またWebブラウザ上でしか読めない特性上、ダウンロードしておいて、後から読むということできません。
ネットが繋がらないところでは読むことができず、データ通信が必ず発生するので注意してください。
待っても「全話」無料で見れるわけではない
「Fliptoon」は「待てば無料」機能のおかげでお金を払わず楽しめますが、作品にもよりますが全話無料で見れるわけではありません。
ある程度読み進めていくと「無料」の記載が無くなり、購入しないと読み続けられないようになります。
1話あたりの値段で考えると高いわけではないですが、チリツモで考えるといい値段になります。
1冊の漫画に8話入っている計算だと440円なので、ジャンプコミックと同じ金額をどうとらえるかですね。
日本作者の作品がほとんどない
「Fliptoon」は韓国(と中国もあるかも?)の作者が描いている作品がほとんどです。
漫画の組み立て、ストーリーの定番が日本の漫画と少し違うので、ちょっと違和感を覚えることがあります。
逆にお決まりのパターンではないのが面白さにも繋がってる面もあるので、メリットでもありデメリットでもあります。
全て日本語訳されているので、読むには全く支障ありません。
サービスが進んでいくうちに日本作者の作品も増えていくと思われるので、今後に期待ですね。
パソコンでも見られるが、正直イマイチ
「Fliptoon」はブラウザ上で読むので、パソコン上でも楽しむことができますが、正直イマイチです。
パソコンの画面は横長なので、「Fliptoon」を読むときは当たり前ですが左右の空間が活用できません。
そもそも論になりますが、普通の漫画のほうが現時点ではクオリティが高いものが多く、わざわざ「Fliptoon」の作品を読む必要が無いですね。
同様のことがiPadにも言えちゃいます。
iPad miniくらい画面が小さければ、「Fliptoon」が選択肢として出てくるかもしれないですね。
「Fliptoon」で読んでおもしろかった漫画を紹介
「Fliptoon」で読めるおもしろい漫画を紹介します。
魔法少女ラン
落ちこぼれの主人公が魔法少女を育てる閉鎖的な学校で、仲間と共に「人を助けて夢と希望を与えられる魔法少女」を目指す物語です。
魔法少女を目指すのに魔法が一切使えず、さらには他のクラスからパシリ同然の扱われる最下層クラスに所属する主人公のラン。
現実に打ちのめされながらも、目指す姿を追い求めて奮闘していきます。
王道パターンの展開なので、とりあえずFliptoonを試してみようという人におすすめです。
オオカミ
幽体離脱をして他人と魂を交換できる元ボクサーが、さまざまな事件に巻き込まれていきます。
ボクシング時代に培った減量方法を活かして、依頼者の体をダイエットさせるという話の発想が面白いです。
最初の方は1話完結でサクサク進む話だと思いましたが、途中から一気にはサスペンスのような展開になっていきます。
話の展開を考察しながら読むのが好きな人におすすめですね。
まとめ
本記事は「Fliptoon」を実際に使ってわかった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介しました。
実際に使ってみると、漫画が縦読みでサクッとどこでも読めるのは便利だと実感しました。
現状では韓国作品が多くて新鮮ですが、こればっかりだと飽きがはやそうです。
これからさらに作品数、クオリティともに良くなっていると思うので、これから充実していくことを期待ですね。
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