ここ最近、すっかり紙の本を買わなくなってしまったよしじゅんです。
結婚してから住んでいる家にはあまりスペースがなく、本棚が置けなかったので漫画をできるだけ購入しないようにしていました。
iPadを購入してKindleで漫画を読むようになってからスペースについて考える必要がなくなったので、漫画を読む機会が爆発的に増えました。
今回は私がこれまでに読んだおすすめの漫画のうち、Kindleで読めるものをジャンル別で紹介します。
個人的に有名過ぎてみんな知ってるでしょ…といった漫画は面白くても除外しています。(Ex.ワンピース、キングダムなど)
現在連載中の作品は2024年2月時点の巻数を記載しています。
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ファンタジー系のおすすめ漫画
【イチオシ】スペクトラルウィザード(全1巻/完結)
可愛らしい絵柄と裏腹に、ダウナーな世界観でキャラクターの感情が心に染み込んでくる作品です。
Kindleで漫画を探しているときに、たまたま目に入りました。
レビュー評価が極端に高く、大ハズレはしないだろうと思って購入して大正解でした。
情熱があふれ、やる気に満ちて幸せだった過去の自分。
今や見る影もない、無気力に毎日を過ごす現在の自分。
楽しかったあの頃に、戻りたい…
二度と戻ることはできないと知りつつ、諦めきれない幸せな日常。
居場所も生きがいも無くなって、孤独でみじめになる感情。
そこからもがいて、抜け出したくなる感情。
時代遅れと知りながらも、ゆずれない信念。
そんな思いを持っている主人公のスペクトラや、かつて夢を共にした同僚の魔術師たちをそばで見守る物語です。
登場するキャラみんながそれぞれの哲学を持ち、心にぽっかり空いた穴を塞ごうともがいて生きています。
したくなくても、どれかのキャラに感情移入しちゃいます。
読む人がこれまで歩んできた人生によって、それぞれで解釈が異なるハズ。
落ち込んでいるとき、人生の谷底にいるような感覚でいるときに読みたい作品です。
元気がでる作品ではないけど、何か救われる感情がせりあがってくるような感覚になりました。
Kindle商品紹介文の最初に出てくる「戻りたい、孤独を言葉でしか知らなかったあの頃に…」にすべてが詰まっています。
ナンバリングではないですが、続編として「スペクトラルウィザード 最強の魔法をめぐる冒険」もあるのでぜひ読んでみてください。
黄泉のツガイ(現在6巻/連載中)
人里から隔絶された村の謎に大きくかかわる双子の兄妹を巡って各陣営が争う、異能力バトル漫画です。
ジョジョのスタンドのようなツガイを使役、共闘してバトルが展開されていきます。
「鋼の錬金術師」の作者「荒川弘」氏が描いているので、あの作風が好きなら間違いなく楽しめます。
ストーリー重視のサクサクしたテンポで話が進んでいって、バトル漫画特有のダレ、間延び感が全くありません。
主人公「ユル」のハンター的思考で何事にも先手必勝な行動が、話もバトルもスピーディーに動かしていきます。
主人公の兄妹以外、どの登場人物も裏がありそうな感じがしてキャラクターごとの思考を追っていく楽しさもあります。
作中でどの陣営も「一枚岩じゃない」と明言されるくらいで、これが伏線になるんじゃないかな?と考察しながら読んでいます。
異種族レビュアーズ(現在9巻/連載中)
異種族が出てくる世界で風俗めぐりをするお話です。
題材がぶっ飛んでいて、最高に面白い。
種族ごとのお約束設定を上手く活かしてきて、それがまたエロくて良き。
嬢を選ぶ価値観も種族ごとで全く違い、ついつい人間の価値観(主人公のスタンク目線)で見てしまいますが、この世界では異端に近い扱い。
男なら間違いなく楽しめる作品です。
一応少年誌扱いで直接的な絵は描かれていないので、電車の中でも安心?してみることができます。
原作の「天原」氏が自ら書いている「33歳独身女騎士隊長。」も絵に癖がありますが、コチラも面白いのでおすすめです。
ぶっ飛んだ発想力の天原ワールドが大好きです。
エム×ゼロ(全10巻/完結)
魔法×学校の組み合わせで、ラブコメ風の見た目ですがどちらかというと学園バトルモノ。
魔法の強さ=アイデンティティとなっている学園の中で、全く魔法が使えない主人公が機転とアイデアでなんとかしていくのが面白いですね。
全10巻と短めで、ジャンプ作品らしく軽いノリでサクッと読み切れます。
最後がちょっと打ち切りっぽいのが残念ですが、綺麗にまとまっているのでおすすめです。
天空の扉(現在19巻/連載中)
大人が’本気であの有名なRPG(ド◯クエ)の世界について考えてみた作品です。
個人の権利が保障されておらず、中世のような文明レベルで、力が正義という世界ならこうなるだろうな…と納得できます。
あくまでゲームは綺麗なところだけを表現していて、人間の本当に汚いところは見せませんからね…
内容に癖があるので、万人ウケはしません。
エロ描写、グロ描写が多く、絵柄とのギャップが激しい。
この作品を読んでみて面白い!と感じるなら同じ作者が描いている「魔法少女プリティベル」もおすすめです。
歴史系のおすすめ漫画
【イチオシ】応天の門(現在18巻/連載中)
平安時代を舞台にしたサスペンス漫画で、学問の神様として有名な菅原道真の物語です。
鬼やもののけ、占い、呪いが信じられている時代に、知識を武器に周囲で起こる事件を解決していきます。
在原業平とのコンビが良い感じで、平安時代版シャーロックホームズみたい。
人間ドラマを楽しむ漫画ですが、藤原家の政権争いや当時の生活などの解説もあって楽しみながら勉強になるのが良いですね。
アンゴルモア 元寇合戦記(全10巻/完結)
なかなか題材にされることがない、元寇を取り上げた漫画です。
日本に侵攻してくるモンゴル軍が足掛かりとして攻めてきた対馬を巡る戦いを描いています。
圧倒的な大軍をごく僅かな戦力で相手にしないといけない絶望感と、辛くも撃退していく展開が手に汗握ります。
ただアクションシーンが少し迫力がかけると思うので、キングダムのような派手な戦闘をイメージして購入すると期待が外れてしまうかもしれません。
逃げ上手の若君(現在14巻/連載中)
「暗殺教室」を描いた作者「松井優征」氏による、北条家の生き残りである北条時行の物語で、鎌倉幕府が滅ぼされるところから始まります。
武士といえば「何より戦が大切、死ぬことは名誉である」という時代に、とにかく逃げ続けて生き延びることで再起を図ります。
ジャンプに連載されている漫画なだけあって、主人公の時行や仲間たちの戦いは派手なアクションが多くなっています。
敵も味方もクセが強すぎで、こいつ誰だっけ…?となることがありません。
陣の配置や戦術は時代背景に沿っているので、ジャンプのノリと史実を上手に組み込んでいて楽しめます。
漫画の内容はもちろん面白いのですが、ぜひ読んでほしいのが巻末の解説です。
本来なら難しい内容でも、かみ砕いた説明でかんたんに理解できます。
ジャンプ漫画を読んで、歴史にも詳しくなるって…最高ですね!
全国書店員が選んだおすすめコミック(2022年)で8位にランクインしていて、これから一気に注目される漫画です。
へうげもの(全25巻/完結)
戦国時代の武将「古田織部」を主人公にした、一風変わった歴史漫画です。
よくある戦国時代の戦争ものとは違い、美術や茶器、建築など当時の文化に焦点を当てています。
侘び寂び、当時の文化に対する考え方がわかって楽しみながら学べるのが良いですね。
いつの時代も、人はモノに執着してしまうんですね…
豊臣秀吉や千利休など、歴史上の偉人をとても人間味があるように描かれています。
ギャグシーンも多く、堅苦しくなりがちな題材が上手く柔らかくなっています。
戦国時代を違った視点から見てみたい人におすすめの漫画です。
とりかえ・ばや(全13巻/完結)
平安時代後期に書かれた物語「とりかへばや物語」を漫画にしたものです。
日本最古の男女入れ替えモノで、男女の双子が性別を入れ替えて生活を送ります。
正直、800年以上前に書かれた物語がこんなに面白いとは思いませんでした。
分類としては少女漫画ですが、男の私が読んでもフツーに面白いと感じました。
平安時代の文学を漫画化したものといえば「源氏物語」が有名ですが、それ以外の物語を漫画で楽しみたい!という人はぜひ読んでみてください。
信長のシェフ(現在36巻/連載中)
料理人が戦国時代にタイムスリップして、信長の料理人として活躍する話です。
当時に西洋料理を持ち込んだらどうなるのか…ということが味だけではなく、外交や政治にどういう影響を及ぼすかという面からも考えられています。
主人公以外に複数人が一緒にタイムスリップしていて、それぞれの行動が歴史上の人物に大きく影響を与えています。
調理方法や食材の収集力が立場や権力に大きく関わってくるというのはなかなか現代では感じられないところで面白いですね。
主人公のケンは料理人とは思えないほど博識で、それに比べると歴史面の知識は少し乏しいと感じますが、話の盛り上がりを考えると仕方ないところですね。
信長協奏曲(現在22巻/連載中)
タイムスリップした楽観主義の高校生が、信長と顔がそっくりなのを生かして入れ替わって戦国時代を生きていきます。
主人公の行動や考え方が当時の常識とはかけ離れていますが、結果として史実と同じように動いていきます。
この漫画の特徴として明智光秀、木下秀吉の設定が通説とは大きく異なっています。
話自体は史実通りに動きますが、登場人物の考え方や行動がこれまでの歴史漫画と違って予想できないのが面白いですね。
ちょっと変わった戦国漫画を楽しみたい!という人はぜひ読んでみてください。
ホークウッド(全8巻/完結)
14世紀のヨーロッパ、100年戦争を舞台にした雇われ傭兵部隊の話です。
100年戦争前半なので、あの有名なジャンヌダルクは出てきません。
名誉が大切にされている当時、戦法にこだわらず戦っていく姿が異端と見られながらも、その戦いが徐々に時代の主流に移り変わっていきます。
中世ヨーロッパではおなじみの略奪は戦略としては扱われていますが、漫画でのエグい描写は書かれていないので安心してみることができます。
弓、槍、メイスで戦う中世ヨーロッパ戦争モノが好きな人におすすめできる漫画です。
狼の口 ヴォルフスムント(全8巻/完結)
ドイツとイタリアの間にあるアルプス山脈の関所を舞台に、史実を元にしたヨーロッパの物語です。
この漫画は残虐な描写が多く、基本的に胸糞展開なので万人ウケはしないと思います。
関所を守る敵役のヴォルフラムが常軌を逸しているサディストで、密航者を残虐に尋問、拷問、処刑して晒して恐怖に陥れてきます。
盟約者同盟目線でむちゃくちゃ感情移入してしまって、読むのが辛い…けど面白い…というジレンマがすごい。
面白いけど中身を知っている今では、読み返すにはマジで気合を入れないと読めません。
ふることふひと(全6巻/完結)
飛鳥時代に編纂された「古事記」を題材にした漫画です。
言い伝えられていた神話を一言一句覚えている「中臣史(藤原不比等)」が「稗田阿礼」と名前を変えて女装しながら、太安萬侶と「古事記」を作り上げていきます。
本来であれば難しい内容を、嚙み砕いた表現でわかりやすく説明されているので楽しみながら理解することができます。
この漫画のおかげで、神話の世界では兄弟が争ったとき、ほぼ弟が勝つことを知りました。
残念なこと、欠史の存在、落胤の存在、政治的な駆け引きなどこれから物語が大きく動いていくタイミングで打ち切りになってしまったようです。
なんとか続きが出てほしい!と応援の意味も込めて紹介しました。
スポーツ系のおすすめ漫画
【イチオシ】BREAK BACK(現在17巻/連載中)
テニスの元スター選手が高校テニスの監督となり、優勝を目指す漫画です。
天才肌で理論的な指導は全くしないが、テニスが「上手くなること」ではなく「勝つこと」にフォーカスして観察眼と感覚で的確に部員を指導していきます。
作中に出てくる指導の一部がこちら。
- フォームの綺麗さは関係ない
- 自分の長所を生かせる場面を作れ
- 相手の弱点を徹底的について、2度と試合したくないと思わろ
登場人物も個性的すぎて、とても魅力的です。
- 自分の借金返済のために監督をしていて、口と性格が悪いけどカリスマ性バツグンの「上條紗季」
- テニス初心者だが運動神経バツグンで、他スポーツの経験を生かして戦う「タンクトップ」
- 9年テニスをしてきて、一度も勝ったことが無いテニスオタク「メガネ」
- 一芸に特化したビッグサーバーで豆腐メンタル「M字デコ」
- 小学生で圧倒的な強さで全国優勝したが、当時のコーチの指導法と合わずテニスを辞めてしまった「トラウマ」
誰もが弱みや悩みを抱えていて、出てくるメンバーの誰かに「気持ちわかるわ〜」と共感できると思います。
作者自身が元プロテニスプレーヤーで、経験、見解をガンガン作品に取り入れています。
私も学生時代にテニスをしていましたが、言葉にできない気持ちや感覚をプロの目線から表現してくれているように感じます。
テニス経験者こそ見て欲しい漫画です。
ONE OUTS(全20巻/完結)
勝負師の主人公がプロ野球の世界で戦っていく話です。
極悪オーナーから普通なら必ず負けて大量の借金を抱え込む契約「ワンナウツ契約」を提案され、嬉々として受け入れます。
高度な心理戦、戦術で相手を手玉に取り、あらゆる手段を使って勝ちをもぎとります。
ライアーゲームを描いている作者なので、心理戦の描写がたまらなく面白い。
王道ではありませんが、これまで読んだ中で一番面白い野球漫画です。
大きく振りかぶって(現在36巻/連載中)
高校野球を舞台にした、新設野球部の成長物語です。
スポ根要素は一切ありません。
野球要素を中心としながら人間関係に重きを置かれているのが特徴です。
例えばエースの主人公が弱気で、言いたいことも言えない、けど頑固。
物語が進むにつれて徐々にチームメイトに心を開き、周囲にも影響を与えていきます。
部員全員にスポットが当たるように描かれていて、チームが一体となって成長しているのがおもしろいですね。
グラゼニ(全17巻/完結)
野球選手の給料ってどんな仕組みで決められているか、どれくらいもらえるか気になりますよね?
「グラゼニ」は野球の試合より選手の年俸や首脳陣の人員補強の考えなど、野球選手に関わるお金の話を題材にした漫画です。
合同トライアルやファン感謝デー、解説者やアナウンサー、スコアラーなど野球選手だけでなくプロ野球に関わっている人全てのお金の話を知ることができます。
プロ野球という興行の裏側を楽しみたい人におすすめの漫画です。
東京ドーム編、パ・リーグ編、夏之介の青春とシリーズが続いているので、全部読むとかなりのボリュームになります。
アイシールド21(全37巻/完結)
高校のアメリカンフットボール部で、最初は部員が3人しかいない状況から仲間を増やしてクリスマスボウル(全国大会)を目指して戦います。
弱小チームが様々な戦略を駆使して強豪相手に食らいついていきます。
この漫画の凄いところはアメフトのルールが分からなくてもしっかり楽しめるところ。
日本ではマイナーなスポーツなため、基本的なルールから自然と覚えられるように説明が入ります。
試合ごとにアナウンサー(解説役)がいるので、自分が観客になっている感覚で楽しめます。
ベイビーステップ(全47巻/完結)
目の良い優等生の真面目な主人公がテニススクールに入って、テニスの楽しみに気付き情熱を注いで強くなっていく漫画です。
主人公が強みとして戦っていく武器は「勤勉さ」と「コントロール」というこれまでのテニス漫画ではあり得ない組み合わせ。
試合の運び方は相手の心理状態を考え、データと戦略で戦っていくプレイスタイルが地味なはずなのにめちゃくちゃ面白い。
いかに自分の強みを押し付け、相手の強みを封じ込めようとするかの駆け引きが面白い漫画です。
ブルーロック(現在27巻/連載中)
サッカーのフォワードだけを集められて、他者を蹴落としながら勝ち上がって成長していくサバイバルサッカー漫画です。
チームワークなにそれ?美味しいのって感じ。
「ストライカー=エゴイストであるべき」という価値観もと、常に競い合っています。
エゴイストが集まった結果、ゴールの執着に繋がって自然と一致団結してゴールを奪い取る姿は圧巻。
私が学生時代のころからずっと言われ続けている日本サッカーの決定力不足に対するアンチテーゼに感じます。
ドラフトキング(現在17巻/連載中)
プロ野球のスカウトマンを描いている漫画です。
クセのあるおっさんしか出てきませんが、野球好きは必ずハマります。
スカウトマンの視点から将来伸びる選手を探し出し、ドラフト下位ながらも将来化ける「ドラフトキング」の獲得を目指します。
狙った選手を獲得するための駆け引き、ドラフトの制度を上手く利用した策略が読んでいて楽しいです。
見つけ出したスター選手の卵にドラフト対象になるための実績を求めながらも、活躍しすぎて他球団にチェックされるような有名選手にならないで欲しい…という矛盾した気持ちがよくわかります。
ドラフト指名されて入団した選手も、その後ちょくちょく出番があるのでキャラが投げっぱなしにならないのもいいですね。
主人公や一部選手の名前がちょっと寒いのがマイナスポイントですが、そこさえ気にしなければめちゃくちゃ楽しめる作品です。
サバゲっぱなし(全10巻/完結)
スポーツとしていいのか迷いましたが、まあいいか笑
サバイバルゲームを題材にした漫画で、サバイバルゲームにハマっていく主人公の姿がまるで自分のよう…
サバイバルゲームをしたことがない人はこれを読むとやってみたくなること間違いなし。
サバゲー経験者にとっては「あるある…」と共感できるエピソードばかり。
さあ、あなたもこの漫画を読んでサバゲー沼にハマりましょう。
サバゲーにハマった人は続編の「サバゲっぱなしS」も必ずチェックしましょう。
ヒューマンドラマのおすすめ漫画
カモのネギには毒がある(現在6巻/連載中)
天才変人経済学者が詐欺被害者の相談を元にフィールドワーク(潜入捜査)して、詐欺師の手口を暴いて毒を喰わせる作品です。
以下のような時事ネタがガンガン出てきて、本当に勉強になります。
- 投資詐欺
- ひととき融資
- コロナの支援金不正受給
- 進化したマルチ・ネズミ講
- マインドコントロールによる刷り込み
私が以前友達(だったもの)にマルチを勧められたときの手口がまさに書かれている内容その通りだったので、驚きました。
行動経済学に基づいた人間の心理を巧みに利用した詐欺が多く、自然と「自分ならどうするかな…」と考えながら読むので頭が疲れるんですが、めっちゃ面白くて吸い込まれるように読んじゃいます。
カモられた人を最終的には救済するような話の流れで、読み進めると最終的にはスカッとした気持ちになります。
詐欺に合わないように、自分の身を守るためにもぜひ読んでほしいです。
Twitterやブログ界隈でも明らかに怪しいのが蔓延っていますから、読んで自己防衛しましょう!
クロサギ、ライアーゲーム、ONE OUTSが好きな人なら間違いなく楽しめますよ。
SF系のおすすめ漫画
攻殻機動隊(全3巻/完結)
アンドロイドやロボットなどが活躍し、人間の脳をネットに繋げられるように電脳化が普及した近未来で起こるだろう社会問題に焦点をあてて、テロや殺人などの犯罪を抑えようと活躍する「公安9課」の物語です。
映画マトリックスの元ネタとなったことでも有名。
アニメなど様々なメディアで有名な本作ですが、漫画が原作です。
私はアニメ版を見てから原作の漫画を読んだのですが、少佐がちょっとやんちゃな女子高生っぽい性格で描かれていたのが驚きました。
そしてこっちはこっちで面白いし、描写への書き込みと注釈での細かな説明が凄い。
この本が30年も前に描かれたとは考えられないくらい面白いです。
アニメのストーリーに沿ったものが見たい!という人は「衣谷遊」版がおすすめです。
「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 〜The Laughing Man〜」は「笑い男事件」だけをまとめているので、ゆっくり考えながら読み進められるのが良かったです。
新世紀エヴァンゲリオン(全14巻/完結)
あの有名なアニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の漫画版です。
いわゆる貞本エヴァと呼ばれます。
TVアニメ版と旧劇場版を合わせた内容に近く、各キャラクターがどのように考えているかしっかりと掘り下げられているので一番話がまとまっていると思います。
最近では「シン・エヴァンゲリオン」もAmazon primeで配信されているので、漫画版と一緒にぜひチェックしておきましょう。
【イチオシ】彼方のアストラ(全5巻/完結)
宇宙空間に出て生活することが普通になった世界で、遭難してしまいサバイバル生活をしながら帰還することを目指す話です。
何かに特化したスキルを持ちながらそれぞれ悩みや辛い過去を抱えているメンバーが、仲間と協力しながらトラブルを乗り越え、成長していきます。
この漫画の面白さは綺麗な伏線回収。これにつきます。
ネタバレになるので言えませんが、遭難事故の理由からメンバーの裏話に繋がる話の展開がおもしろい。
伏線好きにはたまらない漫画です。
ファッション系のおすすめ漫画
王様の仕立て屋 ~サルト・フィニート~(全32巻/完結)
伝説の職人の弟子である主人公がお客さんの仕立てを通して、お客さんの抱えていた悩みを解決していくストーリーです。
注文しに来たお客さんに何の遠慮もせずズバッと意見し、自身の技術を使ってスカッと対処していきます。
読んでいくだけでスーツの知識が身に付いていくので、実質楽しく読めるスーツの教科書。
スーツなんてどれもあまり変わらないと思っていましたが、この本を読んでからは他人のスーツをついチェックするようになっちゃいました笑
1話完結が多く、気楽に読めるのもおすすめポイント。
私と同じようにスーツで行動することが多いビジネスマンに読んで欲しい漫画です。
こちらのシリーズはサブタイトルが変わりながら続いています。
IPPO(全5巻/完結)
革靴のフルオーダーを扱う靴職人の主人公がお客さんの人生、価値観に寄り添ったり、悩んだりして成長してく物語です。
先ほど紹介した「王様の仕立て屋 ~サルト・フィニート~」が問題解決でスカッとする話ですが、こちらはシリアスな人間ドラマを描いています。
お客さんへの最高の一足を提供し、新たなステージへの一歩を後押しするよう取り組む主人公の職人としての誇りを感じます。
ファッションの勉強にもなりながら心がほっこりするストーリーが楽しめます。
この本を読むとついつい革靴のオーダーをしたくなりますが、値段を考えるとちょっと無理ですね…
懐かしのおすすめ少年漫画
小学生時代に読んでいた、懐かしい思い出の漫画を紹介します。
見返すと、思い出補正を抜きにしても子供向けとは思えないくらい面白くてびっくりします。
結末まで見届けられなかった漫画を見返す絶好の機会ですよ!
爆球連発!!スーパービーダマン(全15巻/完結)
ビー玉を発射するビーダマンを使って熱いバトルを繰り広げていく漫画です。
この漫画の派手な発射に憧れてビーダマンを買って、実際に自分で発射した時に現実を知ったビーダーは多いんじゃなかろうか…
コロコロコミックに連載されていましたが、内容は小学生に読ませるものとは思えないほど戦略性の高いバトルを繰り広げていて、今読んでも十分楽しめます。
「あかん!オバチャンスクーターや!!」や「わいのワイルドワイバーン」など名台詞が多いことで有名な作品でもあるので見たことがない人は要チェック。
大人の事情でビーダマンの姿がボンバーマンからちょこっと変更されていますが、話の内容は変更なし。
ドラベース ドラえもん超野球(スーパーベースボール)外伝(全23巻/完結)
あのドラえもんの世界を舞台にした野球漫画です。
普通の野球をベースに1試合に3つまでひみつ道具が使えるルールがあり、ドラえもん本編でも出てきた道具をうまく活用して試合をするのがとても面白い。
ただひみつ道具を使うだけでは失敗したり、想定外の使い方をしたりと驚かされることもしばしば。
ストーリーは弱小チームが成長して少しづつ強くなっていく王道の流れで、キャラクターや構成、演出、画力とどれをとっても高水準。
ドラえもん原作のキャラクターもゲスト出演しているので、単純にドラえもん好きな人も楽しめますよ。
もちろん、ドラえもんもKindleで読むことができます。
ポケットモンスタースペシャル(現在64巻/連載中)
ポケットモンスターの漫画は色々ありますが、この漫画「ポケモンスペシャル」が一番面白いと断言します。
ただポケモンを戦わせるだけじゃなく、トレーナーどうしの駆け引きや周囲の状況を活かしたバトルでとても戦略的で面白い。
シリアスな展開や数多く散りばめられた伏線の回収も見どころ。
ぶっちゃけポケモンという当時子供向けの題材で書かれた漫画とは考えられないほど高クオリティです。
1〜3巻で赤緑青、4〜7巻でイエローの話が終わるので、私と同じアラサー世代にバシッと刺さるんじゃないでしょうか。
思い出補正無しでも十分おもしろいので、ぜひ読んでみてください。
気軽に楽しめるおすすめの4コマ漫画
あつあつふーふー(全3巻/完結)
広島のお好み焼き屋さんを舞台にした日常系の4コマです。
家業がお好み焼きの女子高生が主人公で、家族や友達を中心にちょっとした日々のやりとりが描かれています。
腹を抱えて笑うタイプではなく、ふんわりしたやりとりにクスッとしたいときにおすすめの4コマです。
この漫画を読んで「広島県人の前で広島焼きと言ったらボコられる」と覚えました。
この作品が気に入った人は同じ作者が書いている京都の和菓子屋を舞台にした「わさんぼん」もおすすめです。
アナーキー・イン・ザ・JK(全1巻/完結)
クセの強い(というかまともなヤツがいない)JK達の下世話な日常会話を覗く作品です。
ほのぼの日常モノとは違い、ゲスい会話とまったくエロくないけど笑える下ネタしかありません。
よくもまあ、こんなクセの強いキャラクターばかり生み出せるなぁと感心するレベル。
4コマ半分、一般の話半分の短編集で、登場人物がコロコロ変わりますが負担なく一気読みできます。
ボケとツッコミがサクサク飛んできて、気が付いたら読み終わっていました。
ひめゴト(全6巻/完結)
女装の似合う主人公が借金の肩代わりに高校生活を女装して過ごすことになるギャグコメディです。
「ハヤテのごとく」に似たようなバックグラウンドですが、さらに下ネタを増やしたような4コマです。
はっきり言って登場人物にまともな人が誰一人いませんが、逆にバランスよくまとまっているのがすごいです。
中身がまともなのは主人公のひめくんと1号くらいですが、奴らは外見が普通じゃありません。
読む人を選ぶ作品ですが、ぴったりあった時にヤバい扉を開いてしまっても私は責任を負いかねますので悪しからず…
あそこの処方箋(全5巻/完結)
下半身専門薬局、倫満堂を経営する兄弟がオトナの悩みを解決していくコメディです。
題材や登場人物の名前はガッツリ下ネタ系なのに、描写や展開があまりエロく感じさせません。
夜の勉強をしている感じで、フツーにためになる話です。
パートナーと一緒に読んで、楽しみながら悩んでいることを相談してみるのもアリですね。
まとめ 本棚のスペースがいらない=漫画が無限に買えちゃう
Kindleで読めるおすすめの漫画を紹介しました。
Kindleってやばいですね。
無限に漫画が買えちゃうのでちょっと抑え気味にしないとお財布がヤバいです笑
これからも面白い漫画を読んでは紹介したいと思いますので、定期的に見返していただけると嬉しいです。
私と一緒に、よき漫画ライフを送りましょう。
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