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【効果は今ひとつのようだ…】HHKB 静音マット 本音レビュー

by よしじゅん

元々HHKBの静穏性には「それなりに」満足していましたが、個人的な理由でもっと静かさを求めていました。

なんともしょーもない理由なのですが、このブログの原稿を会社PCでサボっている時にこそっと隠れて書いているので(笑)、タイプ音をより静かにして目立たないようにしたかった…

そんなとき、仕事に追われて書類の束にHHKBを乗せて仕事をする機会がありました。

その時に「あれ?今日のタイプ音が妙に静かだな…」と感じ、原因を調べた結果タイピングした衝撃により、HHKB本体と机の振動によって音が響いていることがわかりました。

よりHHKBの静穏性を高め、サボっているのがバレないようにするために公式サイトで売られている「HHKB吸振マットHG」購入しました。(Amazon、楽天でも売られています。)

実際に使ってみて感じた良かった点、イマイチな点や注意点を本音で紹介します。

外観レビュー

今回紹介するのは「HHKB吸振マットHG」です。
私が「HHKB Professional HYBRID Type-S 日本語配列/雪」を使っているので、それに合わせました。
HHKB Studio用は「HHKB Studio専用キューシンマット」という別商品になっています。

滑り止めラバー、チルトスタンド、銘板などを隠さないようにカッティングされており、さすがHHKB専用商品といったところ。

HHKB吸振マットHG

表面にエンボス加工されて模様のように見えるゴム状の素材になっています。

HHKB吸振マットHG

気になったので調べてみると「SlimFlex マイクロセルポリマーシート」という名古屋の会社が作っている特殊素材で、細かいセルが衝撃を吸収しつつ、静電気を発生させない仕組みになっているようです。

実際に貼り付けてみた様子がこちら。

HHKB吸振マットHG

マットの厚さが約2mmで、四隅にある滑り止めラバーの厚みが約1mmなのでそちらより高くなっています。

タイピング音の比較

iPhone13miniをキーボードの真横に置いて、適当に「ASDFキーとEnterキー」をタタタタターンっと入力した際の音になります。

HHKB吸振マットHGを貼る前

音の高さに注意して聞いてみてください。

HHKB吸振マットHGを貼った後

タイプ音が低くなりました。

実際の耳で聴いてみると音の聴こえ方が結構変わっています。

実際に使って分かった良かった点

タイピング音の高さが低くなる

「HHKB吸振マットHG」をつけると、音の高さが変わって聞こえます。
タイピング音の比較ではわかりにくいかもしれませんが、自分の耳で聴くと「カタカタ」が「コトコト」に近くなっていい感じの音になりました。

HHKB吸振マットHG

ただ、変わったな~と感じるのはあくまで「音の高さ」だけです。
正直「音の大きさ」に関してはそこまで変わったように感じませんでした。

商品レビューやSNSで音の大きさが小さくなったと書いてあることが結構ありますが、正直プラシーボ効果がデカいのではないかと思います。
高い音のほうが耳につくため、低い音になることで快適さを求めるという目的で購入したほうが失敗しないです。

HHKB本体がいい感じに滑らなくなる

「HHKB吸振マットHG」が滑り止めの効果を発揮してくれるので、タイピング中にキーボードが動くことがありません。
どっしりと安定しているので、高速ブラインドタッチでもタイプミスをせずに文字を打ち続けられます

ひとつ注意点として、滑り止め効果を発揮するのはキーボードを置いてからちょっと経ってから。
静音マット全面が時間経過でデスクに吸着してピタッとくっつく感じです。

一度動かして、再度すぐ動かす場合はもともとのゴム足のほうが滑り止めに優れています。
頻繁に動かして、そのたびに高いグリップ力を求める運用をするなら逆に貼らないほうがいいですね。

使って感じたイマイチな点・注意点

机の材質によって、効果は大きく異なる

「HHKB吸振マットHG」はHHKBとデスク間の衝撃を抑えるためのアイテムなので、接するデスクの素材によって音の大きさ、音の高さ、滑り止め効果が変わります。

会社のデスクは天板がスチール素材で、いわゆる普通のオフィスデスクのほうが響く音が減って効果はあると感じました。

オフィスデスク
画像引用元 Amazon

自宅の木材(ホワイトオーク)の天板で試したところ、正直そこまで効果が無かったと感じます。

かなでもの ホワイトアッシュ デスク

打鍵感はぶっちゃけ変わらない

ぶっちゃけて言います。「HHKB吸振マットHG」を付けても、打鍵感は変わりません!

もともと静穏性を高める目的で購入しようとしていましたが、打鍵感が良くなる!と商品購入者のレビューにあったので、正直「思ってたんとちゃうやん」と内心キレました。

あらためて公式HPの商品説明欄を見返したところ、

厚さ2mmのマイクロセルポリマーシートでキースイッチの振動・反発を吸収するHHKBアイソレータです。
表面にエンボス加工を施しています。
余計な力を吸収して、キーボードのタイピングを改善。HHKBをより快適にお使いいただけます。

本商品は、キーボードの底面に貼り付ける吸振マットです。
長時間、打鍵されたキーボードへの衝撃を吸収し、手首、指作の負担を低減します。

引用元 PFU公式サイト

と、打鍵感の向上については明言されていないんですよね。
なので完全に私の八つ当たりです。

商品レビューやSNSで打鍵感が良くなる!と書いてあるのを結構目にします。
私より繊細な指先の持ち主の可能性はありますが、本当にそこまで感じてる?と疑っています。

もしあなたが色々なキーボードを触ってきたのであれば
「メカニカルキーボードの軸を変更したり、静穏リングを装着したような打鍵感の違いは無いのでガッカリしないでください。」
という説明のほうがわかりやすいかもしれません。

柔らかいデスクマットを使っている人にとっては不要

「HHKB吸振マットHG」の購入を検討する人は机に直接HHKBを置いていることが前提です。
それか会社のデスクでよく使われている透明の硬質アクリル製デスクマットでも効果を発揮します。

デスクマット 硬質クリア
画像引用元 Amazon

逆にレザーやフェルトの柔らかいデスクマットを使っている場合、マット自身が衝撃を吸収するので効果は薄いです。(というか意味ありません。)
実際、「HHKB吸振マットHG」を貼らずに「YSAGi レザー デスクマット」に置いてタイピングしたときのほうが音が静かでした。

YSAGi デスクマット HHKB

デスクマットが選べないオフィスなら便利ですが、自宅のデスクなどプライベートな空間であれば使い勝手・コスパ両面で柔らかいデスクマットをおすすめします。

チルトスタンドが実質使えなくなる

HHKBにはキーボードの角度を調整するチルトスタンドがあります。
「HHKB吸振マットHG」はキーボード裏面に貼り付けるタイプなので、チルトスタンドを使うと浮いてしまって意味が無くなってしまいます。

HHKB吸振マットHG チルトスタンド

一応、スペースキー側の一辺だけは触れることになりますが、これだけだと効果がほとんどありません。

HHKB吸振マットHG チルトスタンド

このことは商品説明HPにも書いてありますが、念のため紹介しておきます。

まとめ 正直、ほんのり効果があるかな~といった商品

「HHKB吸振マットHG」は効果はあるっちゃあるが、そこまで大きな効果はないといった感想です。
正直、値段分の価値があったかと言われると答えはNoです。

デスクの環境にも寄りますが、めちゃくちゃ効果があった!と言っている人はただのHHKB信者じゃないかと思います。

少なくとも、よくあるスチール製の会社デスクでは劇的な変化はありませんでした。
もしあなたが購入するなら、期待しすぎずに+@でちょっと良くなったらいいな!くらいの気持ちで購入するようにしてください。

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(yoshijun blog)

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