デスク周りにこだわっていると、キーボードのキーキャップを交換したくなります。
しかし私のように日本語配列のメカニカルキーボードを使っていると、選択肢がほとんどありません。
- 日本語配列
- 素材がPBT
上記2つ満たすキーキャップを長い間探して、ようやく見つけたのが「コルセア 日本語配列 PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」です。
「Logicool SIGNATURE K855」のキーキャップと交換して使っていますが、見た目も打ち心地も良くて気に入っています。
本記事では「コルセア PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」を実際に使って分かった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介します。
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「コルセア PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」の外観レビュー
今回紹介するのは「コルセア 日本語配列 PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」です。
カラーバリエーションは6色(赤、青、白、黒、ピンク、ミント)で、とても豊富。
今回はオニキスブラックを購入しました。
マットで落ち着いた色合いです。
「Logicool SIGNATURE K855」のファンクションキー、スペースキー以外を交換した様子がこちらです。
参考までに、「Logicool SIGNATURE K855」のキーキャップを変更する前の様子がこちら。
光のあたり加減もありますが、テカテカ感が無くなって気に入っています。
文字部分が透明なので、バックライトが透過してしっかり光る構造になっています。
RGBバックライトが付いているキーボードでも安心して使えます。
私が使っている「Logicool SIGNATURE K855」は3つのデバイスに接続先をきりかえることができ、Fキーのライトによって接続先を確認するのですが、問題なく視認できています。
「コルセア PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」を実際に使って分かった、良かった点
「コルセア PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」を実際に使ってわかった、良かった点を紹介します。
- かな表記がないので、カッコ良い
- ザラザラした手触りが気持ち良い
- タイプ音が低く、静かに感じる
- 付属の静音Oリングで、さらに消音化できる
かな表記が無いので、見た目がすっきりしてカッコよい
キーボードでタイピングするほとんどの人はローマ字打ちですよね?
ひらがなの表記って、ダサいだけの邪魔な存在だと思っています。
私の周りだけの話ですが、かな打ちをしている人を見たことがありません。
一部の極めた人は「ひらがな打ち」のほうがタイピング速度が早いらしいです。
「コルセア PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」は日本語配列のキーボードでありながら、キーキャップにひらがなの表記がありません。
キーキャップがすっきりして見やすく、かっこいいですね。
日本語配列でひらがな表記が無いキーボードは本当に貴重なので、私のように刺さる人は今すぐ買っても失敗しませんよ。
少しザラっとした手触りが気持ち良い
「コルセア PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」はPBT素材特有の少しザラザラっとした手触りです。
画像ではわかりにくいですが、見た目からザラっとしているのがわかります。
安っぽさが無く、高級感を感じます。
指先が湿りにくくなったので、タイピングもしやすくなりました。
見た目を重視して選んだキーキャップでしたが、想像していた以上に手触りが良かったので満足しています。
キーを叩いたときの音が低く、静かで落ち着く
キーキャップの素材について調べていると、大げさに「PBT素材はABS素材と比べてタイプ音の大きさが圧倒的に違う!」と書かれているのを見ました。
「いやいや、そんなに音が変わることないやろ…誇張表現しすぎじゃない?」と思っていました。
あきらかに音が違います。
なめてました、すみませんでした…
音の大きさはそこまで変わっておらず、音の高さが大きく変化しています。
- ABS…カチャカチャといった高い音
- PBT…カチカチ(コクッコクッ)という低い音
低い音のほうが耳馴染みが良いので、音が小さいと感じるのではないでしょうか。
音に気にならず作業に集中できるようになりました。
Oリングを装着すると、打鍵音がさらに静かになる
「コルセア PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」はタイプ音を調整できるように静穏リングが付属しています。
キーを叩いた際の底打ち音がさらに低くなり、もともと低めで目立たないタイプ音が相乗効果でさらに小さくなります。
指への反発も弱くなるので、タイピング疲れがしにくくなるのも嬉しいですね。
ブログで毎日何千文字もタイピングする私にとって、疲れにくさは超大事。
音の大きさはあまり変わりませんが、キーキャップの高さが微調整するためにOリングを二重で装着するのもアリです。
Oリングの数は100個で全てのキーを二重にするにはちょっと足りないので、よくタイプするキーだけを二重にするようにしています。
「コルセア PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」を使って感じたイマイチな点、注意点
「コルセア PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」を実際に使って感じたイマイチな点、注意点を紹介します。
- キーボードによってはスペースキーが合わない
- パッケージからキーキャップが取り出しにくい
付け替えるキーボードによってはスペースキーが合わない
キーボードの個体差にもよると思いますが、スペースキーだけが私が使っている「Logicool SIGNATURE K855」には合いませんでした。
差し込むことはできるのですが、キーを押したときの戻りが悪くなります。
裏側の左右のスタビライザー的なキーとの干渉が上手くいかないみたいです。
実用性が悪くなるので、スペースキーの交換は諦めました。
パッケージからキーキャップが取り出しにくい
キーキャップはプラスチックのパッケージに挟まれた状態になっているのですが、取り出すときに注意が必要です。
パッケージが分離しないので、片手でパッケージを開いた状態にしてもう一方の手を隙間に突っ込むようにキーキャップを取り出すことになります。
これがめちゃくちゃ取り出しにくい…
パッケージが元に戻ろうとする力がとても強いので、気を抜くと戻った時の衝撃でキーキャップが弾け飛びます。(実際吹っ飛びました…)
作業しやすくするために、ハサミ等をつかってパッケージを分離することをおすすめします。
まとめ 日本語配列、素材がPBTは現状これしか選択肢がない
本記事では「コルセア PBT DOUBLE-SHOT PRO Keycaps」を実際に使って分かった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介しました。
そもそも日本語配列でPBT素材のキーキャップはほとんど選択肢がありません。
刺さる人にはぶっ刺さるキーキャップですね。
スペースキーだけうまく合いませんでしたが、想定していたのでセーフ。
本記事があなたのキーボード改良計画の参考になれば嬉しいです。