- とにかく軽くて疲れにくい
- できるだけコンパクト
- でも必要な荷物は十分に入る+αの余裕がある
- ON/OFFどちらでも使えるデザイン
- 値段が手ごろ
というちょっと贅沢な条件をすべて満たすリュック(バックパック)が無いかな~と探していたところ、WEXLEYのMADISON DAYPACK」を見つけました。
希望していた条件を全て満たし、想像していたよりも良かったです。
本記事は実際に使ってわかった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介します。
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「WEXLEY MADISON DAYPACK」の外観レビュー
今回紹介するのはWEXLEYの「MADISON DAYPACK CORDURA® NYLON / CARBONATE」です。
前面の素材がカーボネイト ポリウレタンコーティングされているタイプとナイロンだけのタイプがあり、私が購入したのは前者になります。
後述する注意点でも述べていますが、最初はちょっとシワになっている部分が目立ちます。
数日使っているとすぐシワが消えてくるのでそこまで気にする必要はありません。
内面は黄色で、暗い場所でも中身が見やすいですね。
内ポケットはガジェットを収納するのにぴったりなサイズで、黒いゴム部分はAppleの「AirTag」がすっぽり収められるポケットになっています。
PCスリーブは13.3インチのMacbook Airならピッタリサイズで収まります。
iPadならどのモデルでも大丈夫ですね。
カバンの底部にはボトルポケットがあり、ゴムで伸びるのでペットボトルなどを簡単に収納できるようになっています。
両サイドからアクセスできる背面ポケットは、中では繋がっていない独立タイプです。
シルバーのほうがRFIDブロッキング(カードのスキミング防止)機能が付いています。
上部ポケットは底がかなり浅く、スマートフォンやちょっとした財布、パスケースを入れておくのにちょうど良い大きさです。
肩に引っかかるショルダー部分は柔らかくて厚めのパッドがあり、カバンの中身が重たくなっても食い込まないので痛くなりません。
ベルトのウェビング(いわゆる紐)は軍用仕様(MIL-W-17337)で耐久性バツグンです。
サバゲー趣味な私としては、軍用仕様というだけで高評価。
チェストベルトは伸縮するゴムが仕込まれていて、細かい調整不要でただ付けるだけで体にフィットします。
もし不要であればスキマから引っ張るだけで取り外し可能です。
実際に背負った様子
実際に背負ってみた様子がこちら。
私の体形が身長172cm、体重60kgになります。
かなりコンパクトで、亀仙人のようになることもありません。
横から見るとこんな感じ。
前からみるとこんな感じ。
実際に使ってわかった良かった点
「MADISON DAYPACK」を実際に使ってわかった、良かった点を紹介します。
長時間背負っても疲れない軽さ・構造
「MADISON DAYPACK」自体の重さは約600gしかなく、とにかく軽いです。
手に持っても、背負ってみても「軽っ!」と驚きます。
軽いは正義、間違いありません。
荷物をいくら減らしても、カバン自体が重いと意味がないですから。
以前使っていたカバン(MAVERICK&COという香港のメーカーのMetropolitan)が1.35 kgでレザー製なら普通の重さですが、やはりこの重さが疲労に繋がっていたのだと実感しました…
重量だけでなくリュックの構造も疲れにくさに大きく影響しています。
背面部分が柔らかいハニカムになっており、背中に自然と沿う形になってフィットします。
バッグの重さが上手いこと分散されて背中への負担が減り、長時間背負っていても疲れにくいです。
チェストベルトを付けると肩への圧迫感が減ってさらに軽く感じるので、
ファスナーが開けやすく、配置も優秀
「MADISON DAYPACK」のファスナーは安心安定のYKK製で、スムーズに開閉できます。
以前使っていたカバンは中国メーカー製でしたが、粗悪な中華ファスナーだったのか使い始めて1年で開け閉めした際に引っかかりがでました。
そのうち全力で引っ張らないと開けることができなくなり、使い勝手が本当に最悪でした。
それ以降、YKK以外のファスナーを使っているカバンは選択肢に入ることが無くなりました。
ファスナーの配置も秀逸で、電車で前持ちしたときに各ポケットがアクセスしやすい位置にあります。
ファスナーを開ける際に脇を締めたまま開け閉めができるので腕の動作が周囲の人にぶつかりにくい位置となっています。
思った以上に容量がある
「MADISON DAYPACK」はとてもコンパクトなカバンですが、見た目以上にモノが入ります。
公式サイトの記載では全部で14Lで、通勤・通学用途なら十分すぎる収納力です。
参考までに、私が普段の通勤で持ち運んでいるものがこちら。
- iPad
- タンブラー
- iPhone2台(プライベート用・会社用)
- Kindle Oasis
- 財布
- 折り畳み傘
- エコバッグ
まだ余裕があるので、多少荷物が増えても大丈夫です。
1泊の出張くらいなら下着・カッターシャツ・充電器を増やすくらいなので、このカバンだけで十分でした。
以前使っていたカバンは容量が10Lだったので、上記荷物を入れるとパンパンになっていました。
4Lの差は偉大ですね。
実際に使ってわかったイマイチな点、注意点
「MADISON DAYPACK」を実際に使ってわかったイマイチな点、注意点を紹介します。
ちょっとホコリが付きやすい
ナイロン素材で作られているカバン共通の特徴ですが、どうしてもホコリが付きやすいです。
特に黒色なのも合わさって、目立ってしまいます。
カーボネイト ポリウレタンコーティング部分(ツルっとしている部分)はホコリはきません。
この部分がナイロンで作られているモデル(MBP106)だと、よりホコリがついてしまうかもしれません。
特に冬場は空気が乾燥して静電気が発生しやすいので、ホコリが付きやすくなります。
粘着テープなどでペタペタするだけでホコリは簡単に取れますが、ちょっと手間ですよね。
掃除するのが面倒なら静電気防止スプレーを吹きかけて対策しましょう。
中身が少ないと置いた時にカバンが立たないことがある
「MADISON DAYPACK」はカバンの底が斜めになっていますが、一応自立するタイプです。
カバンの中身が空の状態でも自立してくれますが、床に置くときに意識しておかないとコテンと倒れやすいですね。
バッグの底と、ノートパソコンを入れる背面部分にモノが入っていると安定しやすいです。
逆に上部ポケットに重量のあるモノを入れると自立しなくなってしまうので注意が必要です。
足元に転がってしまうとすごく邪魔&衛生的にも気持ち良くないので、フックに引っかけるのをおすすめします。
マグネットやクランプ式のフックだと手軽に設置できますが、耐荷重が低いものだとズリ落ちてしまう可能性が高いので、10kgほどあるものを選びましょう。
「ミツヤのマグネットフック」はアーム部分が直線になっているので、型崩れしにくいのでおすすめです。
最初はシワが目立つが、使っているうちに消えてくる
「MADISON DAYPACK」はギュッと圧縮した状態で梱包されています。
そのため開封時はカーボネイト ポリウレタンコーティング部分にシワがついており、ちょっと目立ちます。
個人的にちょっとショックを受けながら使い始めましたが、使っているうちにすぐ形が戻ってきて、シワが消えました。
2日ほど使えばシワがわからなくなるレベルまで落ち着きました。
最初はある程度荷物を多くして、カバンを膨らませがほうがいいですね。
そのほうが早くシワが取れてカッコいい状態になります。
まとめ
本記事は「MADISON DAYPACK」を実際に使ってわかった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介しました。
軽くて、使いやすくて、安いという個人的にはベストバイなカバンでした。
私には十分は収納量でしたが、もうちょっと容量が欲しいなぁ…という場合は同メーカーのベストセラーバックパック「STEM」がいいかもしれません。
本記事があなたのリュック選びの参考になれば嬉しいです。