家のテレビで映画を見るときに立体的な良い音を手軽に楽しみたい!という人におすすめなのがJBLのサウンドバーです。
1本のサウンドバーをテレビに接続するだけで包まれているような音が体験できるので、映画を見るのがとても楽しくなります。
「JBL BAR 5.0 MultiBeam」の外観レビュー、実際に使って分かった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介します。
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「JBL BAR 5.0 MultiBeam」の外観レビュー
今回紹介するのは「JBL BAR 5.0 MultiBeam」です。
項目 | 仕様 |
---|---|
スピーカー構成 | 80mm x 48mm レーストラック スピーカードライバー×5 75mm径 パッシブラジエーター×4 |
スピーカー出力 | 総合出力 250W(5×50W) |
再生周波数帯域 (フリーケンシーレスポンス) | 50Hz 〜 20kHz |
接続方法 (入力端子) | HDMI入力(HDCP2.3対応) HDMI出力(eARC対応) 光デジタル入力 Bluetooth Wi-Fi(Chromecast、AirPlay 2、 Alexa MRM) Ethernet |
本体サイズ(W×D×H) | 709×58×101 mm |
高級感のあるシンプルなデザインです。
スピーカー部分の仕上げはパンチングメタルで、ここから良い音が響いてきます。
持ってみるとズシッと重く、2.8kgあります。
裏面は端子の接続口が並んでいます。
付属品は以下で、テレビにすぐ繋いで使うことができます。
- リモコン(単四電池2本付属)
- 電源ケーブル(1.5m)
- HDMI ケーブル x 1 ( 1.2m, 4K対応)
- L型壁掛け用金具 x 2 (ねじ・アンカー付属)
- クイックスタートガイド(多言語)
- 保証書
- 安全シート
テレビに接続した様子がこんな感じ。
参考までに27インチのパソコンモニター下に設置した様子がこんな感じ。
横幅がモニターより10cmほど長いため、左右で5cmはみ出るような設置になります。
この距離感だとちょっとニアすぎるので、特徴である立体音響と合わないことを考えるとこの使い方はイマイチかもしれません。
1本のサウンドバーなのに立体音響が楽しめる
「JBL BAR 5.0 MultiBeam」はMultiBeam機能とDolby Atmos(バーチャル)機能のおかげで音に包まれるような体験が楽しめます。
設定方法は簡単で、リモコンのHDMIボタンを長押ししてサウンドバーの右側に「CALIBRATION」と表示されます。
カウントダウンのあとに測定音が鳴り続けるので、そのまま測定が完了するまで待つだけです。
結構大きい音が鳴るので、びっくりしないようにしてください。
その後、ATMOSボタンを押して「Dolby Atmos(バーチャル)」機能がオンになっていることを確認したら、あとは楽しむだけです。
後ほどの注意点でも紹介していますが、音量が安定しないときは「Dolby Atmos(バーチャル)」機能をオフにするようにしてください。
「JBL BAR 5.0 MultiBeam」を実際に使ってわかった良かった点
「JBL BAR 5.0 MultiBeam」を実際に使ってわかった、良かった点を紹介します。
包まれるような音で、映画を見るのが楽しい
映画を見ていると包まれるように音が聞こえてきて、一本のサウンドバーから音が出ているとは思えないサラウンド感が楽しめます。
そのままでも十分楽しめる音ですが、「バーチャルDolby Atmos」機能をオンにするとさらに迫力が増します。
子どもと一緒にDisney映画を見るのですが、音の表現もここまでしっかりしていたのか…と驚きました。
さすがに本物の5.1や7.1サラウンドには敵いませんが、価格帯を考えると十分すぎる実力です。
ガチのサラウンドを構成しようと思うと、文字通り桁違いのお金が必要になるので、自宅のテレビでワンランク上の映画体験をしたい…という私のようなコスパ重視の人間におすすめです。
低音が調整できるので、賃貸住宅でも安心して使える
「JBL BAR 5.0 MultiBeam」はサブウーファーが無いにも関わらず、低音がしっかりと響くサウンドバーです。
低音の強さは調整が可能で、リモコンのボタンを使って低音のレベルを5段階で設定することができます。
- もっと腹に響くような迫力のある音を楽しみたい!
- 近所迷惑にならないよう、低音を響かせたくない…
といった場合でも好みに合わせて多段階で調整できるのは嬉しいですね。
デフォルトはレベル3の状態で、賃貸の我が家ではレベル2がちょうど良いと結論になりました。
以前、騒音トラブルで近隣と揉めた経験があるので、低音は控えめにするようにしています。
Wi-Fi、Bluetooth接続対応で、BGM用として使いやすい
「JBL BAR 5.0 MultiBeam」は無線接続(Wi-Fi、Bluetooth)に対応しているので、リビングで音楽を流す用のスピーカーとしても使いやすいです。
夜にお酒を飲みながら音楽を楽しむときはiPhoneからAirPlayで接続し、聴きたい曲を流しています。
休日の朝など、なんとなくBGMを流したいときはAlexaに「落ち着く曲をかけて」ということが多いですね。
リビングの四隅に設置しているEcho dotと連携させているので、部屋中に音を響かせています。
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ノートパソコンから手軽に接続したいときもBluetooth接続でサクッと繋げられるので、使い勝手が良いので便利です。
「JBL BAR 5.0 MultiBeam」を使って感じたイマイチな点、注意点
「JBL BAR 5.0 MultiBeam」を実際に使って感じたイマイチな点、注意点を紹介します。
細かい音量調整が難しい
「JBL BAR 5.0 MultiBeam」側で音量を1刻みで上げた場合、TV側の表示では3刻みで変化していきます。
1段階刻むだけで結構音量が変わった印象を受けるので、特に音量を上げるときは少しずつ変更するようにしたほうが無難です。
これまでテレビの音をちょっとだけ下げたいな…という時にできていた細かな音量調整ができないのはちょっとイマイチですね。
YouTubeだけ音量が不安定【解決策あり】
Fire TVでYouTubeを見るとき限定で、動画によって爆音になったり、逆に聞こえないくらい小さな音になったりと音量の変動が大きくなりました。
TVやプライムビデオ、Disney+などでは音量の変動は起こっていません。
おそらく、YouTubeは作品によって音の作り込みがバラバラなので、それが原因で音量が一定にならないのではないかと思います。
解決策として「バーチャルDolby Atmos」機能をオフにすることで音量の変動が無くなったので、同様に困っている人は参考にして下さい。
細かな設定には説明書が必須
音響や低音の調整はリモコンのボタン長押しや、押すボタンの組み合わせによって設定することになります。
ボタンの数が少ないシンプルでおしゃれなリモコンですが、一発で設定できるボタンが無いので設定には説明書が必須です。
何度も設定し直すような機能では無いので、思い切った設計にしているのはわかります。
ただ、説明書を片づける前に全て設定を終わらせる必要があることを覚えておいてください。
まとめ
「JBL BAR 5.0 MultiBeam」の外観レビュー、実際に使って分かった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介しました。
家での映画鑑賞を簡単にランクアップさせられるサウンドバーですね。
テレビの前に置くだけで包まれる音楽体験ができる手軽さがありがたいです。
価格帯を考えると十分すぎる性能と機能を持っているので、ぜひぜひ聴いてみてください。