快適なVR生活を送りたい、よしじゅんです。
Oculus Quest(Meta Quest)を使って楽しんでいますが、音が良くなればもっと楽しめるんじゃないかな?と思い、いろいろなイヤホンを接続して試して見ました。
- 「VRするときのイヤホンに悩んでいるんだよね…」
- 「VRで何をしているか家族にバレるのがちょっと嫌だ…」
- 「ビートセイバーなどのゲームをより楽しみたい!」
と考えている人の参考になれば幸いです。
タップできる見出し
Oculus Questはイヤホンをつけた方がより楽しめる
Oculus Questをより楽しみたい!という人はイヤホンを使うほうが間違いありません。
イヤホンをつけると没入感が上がる
「Oculus Quest」にはスピーカーがついているのでそのままゲームや動画を楽しむことができますが、イヤホンをつけるとより没入感が上がってさらに楽しくなります。
「Beat Saber」などの音ゲーをするときは細かい音がしっかりと聞こえるので、楽しさが増してプレイも上手くなりました。(気のせいかも)
VR動画を楽しむときも臨場感が増して、没入感がアップするのでとても満足です。
周りに音漏れを気にする必要がなくなる
「Oculus Quest」は耳元にあるスピーカーから音が出るので、音が周囲の人にダダ漏れです。
一人暮らしの人は問題ありませんが、家族と一緒に住んでいる人にとっては大問題です。
遊んでいるゲームの音はもちろん、部屋に篭ってAVを見ていると、音声で家族にバレてしまいます…
音バレしないよう、安心してAVを楽しむためにもイヤホンはマジで必須です。
イヤホンジャックは左右二箇所にあり、どっちに挿してもOK
「Oculus Quest」のイヤホンジャックは本体の左右2箇所にあります。
本体の左側。
本体の右側。
純正イヤホン「Logitech G333 Meta Quest」(2022年6月時点購入できません)の場合、左右それぞれのジャックに刺すような設計になっています。
似たように作られているサードパーティ性のイヤホンはこちら。
1つのジャックから両耳に音楽が流れる一般のイヤホンの場合、どちらに挿してもステレオ音声になるので問題ありません。
左側に挿したらイヤホンも左しか聞こえない!なんてことはないので安心してください。
色んなタイプのイヤホン、ヘッドホンを実際に試してみた
私が持っているイヤホン、ヘッドホンをOculus Questに接続し、使い勝手を紹介します。
- VRならではの没入感を楽しむなら「Final E500」
- 音ゲー、映像で音質を求めるなら「ゼンハイザー HD598」
- ワイヤレスイヤホンは音ズレで正直厳しい
【イチオシ】Final E500(カナルイヤホンタイプ)
立体音響に定評のあるFinal E500を試しました。
結論からいうと、今回試したモノの中ではVRの没入感が1番楽しめるイヤホンです。
一部の人からはASMR専用、バイノーラル専用イヤホンと呼ばれることもあります。
コードの長さは普通に遊ぶ分には引っかかることはないレベル。
ちょっと長いかな?という場合は束ねてあげるといい感じになります。
音質については、価格帯を考えると綺麗に聞こえるな〜くらい。
ただ音の立体感はマジで別格です。
特にVRchatで会話しているとき、相手との距離感がはっきりとわかります。
現実世界みたいに、その場にいるような会話が聞こえます。
後ろに立たれて話しかけられたときはビビって振り向きました笑
ゲームでは「Gun Club VR」で遊ぶとき、構えた銃からしっかりと銃声が聞こえるのが最高に気持ち良いですね。
空間をうまく使えるVRと相性が最高なイヤホンなので、Oculus Quest専用として買って間違いないです。
Apple Ear Pods(インイヤータイプ)
インイヤータイプとして昔のiPhoneについてきた「Ear pods」を試しました。
コードの長さもちょうど良く、体を動かすときの邪魔にもなりません。
ビートセイバーで体を振り回してもコードが体に絡まることはなく、楽しく遊べました。
音質的にも普通で、イヤホンジャックのついているiPhoneに接続した時と全く変わりません。
ただ迫力のある動画やゲームを楽しむには物足りないので、そのときはヘッドフォンや高級イヤホンを使うようにしてください。
- 向いているもの…体を動かすVRゲーム
- イマイチなもの…動画、ミュージックビデオ
ゼンハイザー HD598(ヘッドホンタイプ)
ヘッドホンタイプとしてゼンハイザーの開放型ヘッドホン「HD598」を試しました。
実際につけてみるとOculus Questのヘッドゴムと耳の上あたりでちょっとだけ干渉します。
痛みや違和感は全くなく、音質もクリアに聞こえるので全く問題ありません。
ただこれが密閉型ヘッドホンだと干渉している場合は音の立体感に影響があるかもしれません。
注意点として2つほど。
- 動きの制限(激しい動作をするとズレる)
- 高い没入感による影響(ヘッドホンを外し忘れて、Oculusを外してしまう)
頭に乗せるタイプなので、激しい動作をするとヘッドフォンがズレてしまいます。
ビートセイバーはギリギリプレイできるくらいですが、それ以上に動きが激しいゲームはやめた方が無難です。
「Pistol whip」や「SUPERHOT VR」は頭を動かす動作が多く、ちょっと厳しいと感じました。
もう1つは高すぎる没入感による影響です。
ヘッドホンをつけているのを忘れて、そのままOculus Quest本体を外してしまいそうになります。
脱着時は注意して外すようにしてください。
- 向いているもの…動画、ミュージックビデオ
- イマイチなもの…体を動かすゲーム
HD598は製造が終了しているみたいなので、同じ開放型ヘッドホンが欲しい人は後継機種のHD599SRがおすすめです。
【番外編】AirPods Pro(完全ワイヤレスイヤホンタイプ)
Oculus Questはイヤホンとの接続は有線を前提としており、現状ではテスト機能の1つとしてBluetooth接続がありますが動作が保証されていません。
Bluetooth接続を使うには、設定にあるテスト機能を開きます。
Bluetoothペアリングから設定できます。やり方は一般的な機器を接続する時と同じ。
「AirPods Pro」と接続して見ましたが動画については遅延やエラーなども無く、快適に使うことができました。
逆にゲームはプレイ自体がほとんどできませんでした。
ビートセイバーをプレイしたのですが、音ズレが酷く、画面自体もカクカクしてまともに動作しません。
ゲームによってはフリーズしてプレイできない可能性が高いです。
ワイヤレスイヤホンは今後正式にサポートされるとは思いますが、現状は自己責任でよろしくお願いします。
どのイヤホン、ヘッドホンにも共通する問題点
いろいろなイヤホン、ヘッドホンを使ってわかった、共通の問題点を紹介します。
ホワイトノイズが聞こえる
イヤホンタイプのほうが感じやすいですが、サーッというホワイトノイズが聞こえます。
何か音が流れているときは全く気になりませんが、無音のアプリを起動した時はちょっと気になります。
個人差にもよりますが、ホワイトノイズが気になる人はコンテンツを楽しむ直前にイヤホンをつけるようにしてください。
ケーブルを引っ掛けない工夫が必要
イヤホンをOculus Quest本体に接続するので、ケーブルの配線には気を使う必要があります。
長いケーブルのイヤホンを使うときは輪ゴムで留めたり、軽く結んで引っかからないようにしてください。
Finalの「E500」やAppleの「Ear pods」くらいの長さならそのまま問題なく遊べますが、気になる人は軽く結んであげてください。
面倒な手間はちょっと…という人は分離型の短いケーブルのものを使いましょう。
Oculus Quest用に作られている純正イヤホンは日本で取り扱っていないので、サードパーティ製のイヤホンを活用してください。
まとめ Oculus Questをより楽しむなら、イヤホンにもこだわろう
Oculus Questにいろんなイヤホンを試してみて、一番大きかった影響がイヤホン無しではOculusで楽しめなくなったことです。
没入感が増すので、イヤホンをつけないという選択肢が無くなりました。
音の立体感と手軽さの点から「FInal E500」をメインで使っています。
もっとOculusを楽しみたい!という人は、ぜひイヤホンをつけて遊んでみてください。