10年間座り続けている相棒、バロンチェア。
私の快適なデスク作りはこの相棒と一緒にスタートしたといっても過言ではありません。
清水の舞台から飛び降りる気持ちで初ボーナスをつぎ込んで購入しましたが、その判断は間違っていなかったと断言できます。
「バロンチェア」の外観レビュー、長年つかって実感している良かった点、イマイチな点や注意点を紹介します。
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10年使ったバロンチェアの外観レビュー
今回紹介するのは私が10年間使い続けた相棒のバロンチェアです。
当時Amazonで購入していて、なんと8万を切るような値段で購入できていました。
この記事を書いているときが一番物価上昇を実感しましたね…
カラーはダークブルーのシルバーフレームで、座面はメッシュのハイバック仕様です。
バロンチェアはオプションでヘッドレスト(エクストラハイバック)を付けられますが、使う機会はほとんど無いと思って省きました。
実際、10年間でヘッドレストが欲しかったな…と思ったことは一度もありません。
リクライニングで寝るくらいならベッドで寝るし、後傾姿勢向きとは言え頭を後ろに倒すくらい倒して使うことはありませんでした。
数ある高級チェアの中から、バロンチェアを選んだ理由
結果としてバロンチェアを購入しましたが、購入に至るまでどのチェアを選ぶべきかかめちゃくちゃ悩んでいました。
最初は以下の椅子が候補として検討していました。
- アーロンチェア
- エンボディチェア
- エルゴヒューマン プロ
というより、最初はバロンチェアの存在を知らなかったので候補に入っていませんでした。
失敗したくなかったので大塚家具で試し座りをしてみたところ…
- アーロンチェアは、前傾で作業するには最高だが、リラックス用途ではちょっとイマイチ。
- エンボディチェアは、作業体勢とリラックス体勢の両方で良い感じだが、高すぎてボーナスから足が出る。
- エルゴヒューマン プロは、バランス良くて価格もちょっと安めだが、耐久性がイマイチと店員さんが教えてくれた。
うーん…と悩んでいると店員さんから「バロンチェアはどうですか?」とおすすめされました。
最終的に作業用としても、リクライニング用としても良い感じで、耐久力があって、ボーナスの範囲で買えるという理由でバロンチェアを選びました。
そして大塚家具ではなく当時さらに安く買えたAmazonで購入しました。
(店員さん、マジでクソ野郎でごめんなさい…)
「バロンチェア」を実際に使ってわかった良かった点
バロンチェアを愛用して、実感している良かった点を紹介します。
バツグンの座り心地で、一日中座っても疲れない
さすがの高級チェア、座り心地がバツグンですね。
家に帰ってきたら、基本的にはこの椅子にずっと座りっぱなしです。
日本メーカーが作った椅子なだけあって、日本人の体形にぴったり合うんでしょうね。
ブログ執筆などのがっつり作業体勢でも、動画鑑賞やゲームなどのリラックス体勢でも快適です。
購入当時はアーロンチェアと比較していましたが、あっちは前傾でモロ作業向きだったので結果としてバロンチェアを選んで正解でした。
快適すぎて休日で外出しない日は一日中座っていますが、全然疲れません。
座りすぎて、たまにお尻におできができることがあるレベル。
シヴィライゼーションというゲームをする際、長いときは1日8時間ぶっ続けでプレイしますが座り続けても疲労がたまらないですね。
体は大丈夫でも、頭と目が痛くなってくるんですけどね…
10年使ってもヘタれない耐久性
10年間使い続けましたが、多少はヘタってきた感じは全くありません。
保証期間は8年で過ぎてしまいましたが、まだまだ使い続けられそうです。
(私が購入した時はここまで保証期間が長く無かったと思うのですが、延びたみたいです。)
勢いよく座った時、たまに軋む音が出るときがありますが、そんな時はシリコンスプレーをサッと拭いてあげると音がしなくなります。
ひじ掛け部分だけは割れてきたので、交換パーツを取り寄せて自分で取り替えました。
「バロンチェア」を使って感じたイマイチな点、注意点
バロンチェアを使い続けて感じているイマイチな点、注意点を紹介します。
メッシュ部分が結構汚れる
メッシュのおかげで蒸れずに快適に座れるため、夏場にパンツ一丁で座っていることが多かったのですが、肌と座面が触れる部分が徐々に変色してきました。
また男性ならナニかをするときの格好がわかると思いますが、それも原因の一つです。
変色に気付いてからはパンツ一丁で座らずにタオルを敷くようにしていますが、一度変色してしまうと復活しませんでした。
最初から気を付けて置けば良かったですね。
ホコリが大量に溜まる
バロンチェアの座面がメッシュタイプの場合、座面の下にホコリが溜まります。
座った時の摩擦でホコリがでて、メッシュを貫通して山のように積もっていきます。
冬場にスウェットのような毛羽立ちやすい生地を着ていると顕著です。
半年に1度の清掃は必須ですね。
ベランダに持って行って、エアダスターで吹き飛ばした後にクイックルワイパー ハンディで拭いてあげましょう。
最初にクイックルワイパーで拭くと、一瞬でホコリまみれになって使えなくなってしまいます。
バロンチェア自体がかなり重たいので、運ぶときに腰を痛めないように注意してください。
背中部分にもホコリが溜まりますが、養生テープでペタペタするだけで簡単に掃除できるのであまり気になりません。
よくある質問
バロンチェアのレビュー記事を書くにあたり、よく見かけた質問に愛用者が回答します。
- ヘッドレストをつけるか迷ってるけど、いるかな?
-
迷うくらいならいらない。
ヘッドレストの値段が結構高いので、迷うくらいならいらないと思います。
実際、10年間でヘッドレストが欲しいと思った状況が全くありませんでした。
PC作業、動画鑑賞、ゲームなどの作業をしているときはヘッドレストにあたるくらい頭が後ろに倒れることはありません。
唯一思いつくのがリクライニングした格好で音楽を聴きたいときくらいなので、あなたがどのようなシーンでバロンチェアに座っているか想定して考えると失敗しないと思います。
最悪、後付けができるので必要になったら購入するので十分です。
- ひじ掛けはあったほうがいいかな?
-
絶対に付けたほうが良い!
バロンチェアは肘なしタイプもラインナップにありますが、個人的にあったほうが良い思います。
特にパソコン作業を行うのであれば、必須レベルです。ひじ掛けがあるおかげで、肘を90°曲げてリラックスした体勢でタイピング作業ができます。
有ると無しでは体への負担が大きく違うので、パソコンで作業を行う予定の場合はぜひつけてください。
まとめ
「バロンチェア」の外観レビュー、10年間実際に使って分かった良かった点、イマイチな点や注意点を紹介しました。
毎日使う寝具には金をかけろと良く言いますが、椅子もマジで金をかけたほうがいいと実感しています。
座り心地があまりに良いので、会社の椅子を自腹でいいからバロンチェアにしたいなーと掛け合ったことがあります。
会社の上席より良い椅子に座るのはダメというクソな理由によって却下されました…
腰に不安のある人、椅子に座る時間が長い人はバロンチェアを買って後悔しないので、ぜひ検討してみてください。