「テレビの画面の色や動きに合わせて、背後の壁をダイナミックに照らし出す」という文言に惹かれて、Philips Hue TVライトリボンを購入しました。
結論としてはめちゃくちゃ満足度が高いのは間違いないですが、おすすめするにはやはりネックが値段ですね…
良かった点も、イマイチな点(ほぼ値段の愚痴&思わぬ出費)も包み隠さず本音で紹介します。
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Philips Hue TVライトリボンのレビュー
まずは実際にテレビと連動させた様子を見て欲しい
まずは見てもらうのが一番な製品なので、実際に我が家のテレビと連動させた映像の演出がこちら。

どうです?魅力的に感じました?
肉眼で見るとさらに迫力が増して、のめり込むように映像を見てしまってヤバいです。
もしイマイチなら、もうブラウザバックで大丈夫です。
興味を持ったなら、ぜひ読み進めて下さい。
Philips Hue TVライトリボンを取り付けている様子
先ほど紹介したような映像とライトの演出には「Philips Hue TVライトリボン」と「Philips Hue ブリッジ」が必要です。

また一般のテレビであれば「Philips Hue Play シンクボックス」も必要になります。
我が家のテレビはLG製の「OLED55C2PJA」で、シンクボックスは不要でした。
(が、これが後ほどの愚痴にも繋がります…)
TVライトリボンはよくあるテープライトのようなライト部分がむき出しではなく、ホワイトカラーで柔らかいシリコンのような素材になっています。
肉眼で見るとかなり高級感があり、さすが一流メーカーだなといったところ。

テレビ裏にアタッチメントを貼り付け、それに沿わせるように TVライトリボンを取り付けます。
取り付け方はアプリでわかりやすく解説されているので、指示に従うだけ。

実際に光らせてみた様子がこちら。
かなりいい感じで、好きな色、好きな明るさ、好きな演出(ユラユラ揺れる明かりなど)をアプリ経由で設定できます。

Philips Hue ブリッジは複数Hue製品をコントロールする中央監視の役割をもった製品です。
50個もの多数の照明とメッシュネットワークを構築して、Wi-Fiの電波が不安定でも問題無く操作できるのがウリのようです。


我が家ではそのような機能は不要ですが、テレビとTVライトリボンを連動させるにはどうしても必須なので仕方なく買いました…
せっかくなのでHueのエコシステムに浸かって、今後どんどん買い足して活用したいと思っています。
流石の一流メーカー製で、質の良さは間違いない
コンテンツへの没入度が段違いで高くなる
Philips Hue TVライトリボンはテレビの映像に合わせてシームレスにライティングが切り替わるので、まるで画面がより大きくなったように感じます。
仕事から帰ってきて家でくつろぐタイミングで楽しむ映画やドラマ、アニメを、ついついのめり込むように見てしまいます。
ゲームもつい何時間でもプレイしたくなってしまうので、辞め時がわからなくなるときもしばしば…
実際、テープライト導入直後は深夜までプレイしてしまって何度か寝ぼけ眼で会社に向かっていました。
間接照明としての運用も便利
Philips Hue TVライトリボンは間接照明としても便利です。
夜の遅い時間になったら「TVライトリボン」と、無印良品のスタンドライトにフィリップスヒューのスマート電球(ホワイトグラデーション)を組み合わせて照らしています。

調光調色機能がとても便利で、寝る時間が近くなるにつれてだんだん暗くなるように設定したことで寝付きが良くなりました。

これまでは常にシーリングライト1つでリビングを照らす運用だったのですが、照明がいかに睡眠の質に影響を及ぼすのか実感しました。
雰囲気に合わせて色を変えて遊べるのは楽しい
Philips Hue TVライトリボンは調色機能があるので、自分で好きな色に変えることができます。
アプリ内のプリセットによるシーンが豊富で、選ぶのがとても簡単です。
色々弄っているだけで楽しくて飽きないですね。
時間に合わせて自動的にカラーリングを変えたり、ユラユラ揺れるようなライティングもできて心地良い空間を演出できますよ。

家で居酒屋風パーティをするとき、子どもに好きな色を選ばせて遊んでいます。
正直言って、高すぎる値段がネック
気軽にオススメするには気後れする値段
ライトリボンの満足度が高いのは間違いないのですが、値段だけは高っけぇ…と感じます。
しかも「Philips Hue TVライトリボン」だけでも結構いい値段がするのに、テレビの映像と連動させる場合は以下Hue製品を全て揃える必要があります。
- Philips Hue TVライトリボン
- Philips Hue ブリッジ
- Philips Hue Play シンクボックス(一部のテレビは不要)
一部テレビはPhilips Hue Play シンクボックスの代わりに「Sync TVアプリ」が必要で、アプリ内課金が必要。
後述で詳しく説明します。
セール時の価格から計算して安く見積もっても6万円はするので、なかなかな出費です。
ボーナスが出た時くらいしか検討できません。
とはいえ、映像連動のテープライトは他に選択肢が無い(あっても制限があったり、日本での導入が難しいなどで限られる)ので、諦めるしかないところです。
アプリ内課金が必要なのが分かりにくく、腹立たしい(LGテレビの場合)
これはほぼ私の愚痴なのですが、我が家でPhilips Hue TVライトリボンの導入を決めた際にHue Sync TVアプリに課金が必要なのを知らず、とても損した気持ちになりました。
テレビはLG製のものを使っており、LGの公式サイトではアプリをダウンロードしたらそのまま使えるかのような表記になっています。
日本のメーカーなら、最低でもわかりやすいところに「小文字でアプリ課金が必要になります」の記載があるはずです。
よくある質問の項目を深堀りしないとアプリ課金の記載が出てきません。
追加出費なんて想定していなかったので、騙された感が凄いです…
しかも、一括支払いだと21,980円(2025年10月時点)と結構な高額…
月額サブスク支払いもあり、確か4年以上使うなら一括支払いのほうがお得になる計算だったと思います。
ここで諦めたら購入した意味が無くなるので仕方なく払いましたが、追加で買おうと思っていたPhilips Hueの電球は予算の関係で諦めざるを得ませんでした…
まとめ
ボーナスや臨時収入が入った時あれば、買ってしまうのはアリです。
買った後の満足感については保証します。
もし気になったのであれば、ぜひ私のように散財して導入してみて下さい。




