iPhone、iPadのOSアップデートが提供され、「AirPods Pro」と「AirPods Max」で「空間オーディオ」が使えるようになりました。
実際に使ってみてマジで感動したので、より多くの人に感動を味わって欲しい思いで「空間オーディオ」を紹介します。
この記事を読んだら「AirPods Pro」を持っている人は試さずにはいられなくなりますよ!
音楽に包まれよう。
1億曲と30,000プレイリスト以上が聴き放題。
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「空間オーディオ」を楽しむために確認すること
「空間オーディオ」を楽しむためにはデバイス側でしっかり対応させる必要があります。
そうは言っても難しいことは全くありません。
AirPods Proのバージョンを確認する
「AirPods Pro」のバーションが「3A283」 以降であること
空間オーディオを楽しむにはAirPods Proのバージョンを確認する必要があります。
確認はAirPods Proを接続した端末の「設定」→「一般」→「情報」→「AirPods Pro」のファームウェアバージョンを見ます。
AirPods ProのバージョンはiPhone、iPadに接続したあと、充電しているときに自動で更新されます。
AirPods Proを購入した直後や修理した後など、一時的に使えないことがあるかもしれませんが一度充電を行うと使えるようになるので安心してください。
接続する端末のOSが「iOS14」「iPad OS14」「Mac OS Big Sur」以降であること
接続する端末のOSを更新していないと「空間オーディオ」は楽しめません。
対応している端末、OSは以下の3つになります。
- iOS 14 以降
- iPad OS14 以降
- Mac OS 11.4 以降
「空間オーディオ」は音の立体感が凄い
騙されたと思って「空間オーディオ」を使って見てください。
マジで感動しますから。
【追記】設定方法をAirPods Proとの接続で紹介していますが、Air Pods Maxでも同様の設定になります。
「空間オーディオ」は設定画面から簡単に試すことができる
とりあえず凄さを感じるために、空間オーディオを試してみましょう。
接続した端末の「設定」→「Bluetooth」でAirPods Proの右側情報マークをタップします。
設定できる項目がかなり増えており、下の方に「空間オーディオ」があります。
「機能を試してみる…」を押すと体感できる画面に切り替わります。
「ステレオオーディオ」と「空間オーディオ」を切り替えて試してください。
音の広がり方が全然違って、マジでビビります。
画像の通り、まさしくスピーカーに囲まれている感覚になります。
音に奥行きが感じられてカナル型イヤホンとは思えない立体感です。
電車の中で試した時に思わず辺りを見渡してしまって、他の人に(何やってんだ?)と思われたと思います…
「空間オーディオ」はDolby Atmos対応コンテンツで楽しめる
実際に「空間オーディオ」を試そう!という人はApple TVを使ってください。
作品紹介に「Dolby Atmos」と書かれている作品で楽しむことができます。
「神話クエスト」という作品を見たのですが、音の立体感が凄すぎてヤバいです。
俳優の声やBGMに立体感があって、没入感が感じられます。
頭の向きを変えて画面を右耳に向けると、実際に右側から音が聞こえるのでイヤホンをつけている感覚が全くありません。
子供を寝かせつけながら暗い部屋で「iPad」と「AirPods Pro」で見ているとマジで映画館で見ている感覚です。
参考までに番組の解説ですが、ゲーム作成会社を題材にした番組でクセのありすぎる登場人物達が紆余曲折を経て良い作品を作り上げていく海外ドラマです。
史上最強のマルチプレイヤーオンラインゲームを支えるチーム。仮想空間を構築し、英雄を生み、伝説を創り出すのが彼らの仕事。
しかし、最も熾烈なバトルが繰り広げられていたのは、ゲームの中でなくーそのオフィスだった。
引用元 Apple TV
私が普段プレイしているゲームで、
- 「For honor」
- 「アサシンクリード オリジン」
- 「アサシンクリード オデッセイ」
などのユービーアイソフトのゲーム画面が出てくるので洋ゲー好きには特に楽しめる作品なので、気になる人はぜひ見てください。
ユービーアイソフトが製作に協力しているっていうのが力入ってますね!
現状は動画にしか対応してないので、今後のコンテンツ拡充に期待→Apple Musicにも対応された
高い没入感で素晴らしい体験ができる「空間オーディオ」ですが、コンテンツの少なさがネックです。
【2021年6月追記】Apple Musicにも空間オーディオが対応しました。
一部の動画コンテンツにしか対応していない
「空間オーディオ」は現状Apple TVにしか対応していません。
その中でも一部のDolby Atmos対応作品に限られるので、楽しめるコンテンツ数がかなり少ない状況です。
人気の動画配信サービス、Amazonの「プライムビデオ」ではDolby Atmos対応作品が無いので楽しめません。
【2021年8月追記】
2021年8月にネットフリックスが空間オーディオに対応しました。
Apple TVはコンテンツ量が少ないのがネックだったので、動画配信最大手のネットフリックスでも楽しめるようになったのは嬉しいですね。
Apple Musicに「空間オーディオ」が対応された
2021年6月からApple Musicでも空間オーディオが楽しめるようになりました。
音楽に包まれよう。
1億曲と30,000プレイリスト以上が聴き放題。
Dolby Atmosの表記がある楽曲で聴くことができます。
iPhone、iPadのApple Musicで「空間オーディオ」を楽しむ設定
iPhone、iPadのApple Musicで「空間オーディオ」を楽しむには事前に設定が必要です。
今回はiPhoneの画面を使って説明していきます。
まずはiOS、iPadOSが14.6以上になっているか確認します。
次に「設定」から「ミュージック」をタップします。
「ミュージック」にある「ドルビーアトモス」をタップします。
「自動」にチェックが入っているか確認してください。
最後にコントロールセンターから音声を長押しして、「空間オーディオ」がオンになっているか確認してください。
「ステレオを空間化」機能が追加され、多くのサービスで楽しめるようになった
2021年9月にiOS15、iPadOS15がリリースされ、「ステレオを空間化」という機能が追加されました。
Apple MusicやPodcastはもちろん、Spotifyやradiko、YouTubeなどApple純正アプリ以外でも音に包まれるような体験ができます。
空間オーディオを楽しめる環境が一気に出来上がりました。
正式な空間オーディオよりは没入感がちょっと劣りますが、十分楽しめるレベル。
今後どんどんアップデートされて改良されていくはずなので、期待大ですね。
ゲームにも空間オーディオを対応して欲しい
「空間オーディオ」は動画のみに対応していて、ゲームには対応していません。
iOS15、iPadOS15で追加された「ステレオを空間化」は音楽と動画のみ対応となっており、ゲームには対応していませんでした。
ゲームによっては対応しているかもしれませんが、私がプレイした「FTL」では未対応でした。
音ゲーやバトロワゲーでも楽しめるようになるとさらに楽しめると期待しています。
特に音の方向性がわかる「空間オーディオ」はFPSやバトロワゲーとの相性が最高なので、早く対応してほしいですね。
VRとコラボレーションする未来が訪れて欲しい
「空間オーディオ」を試して見てわかったのは、コンテンツに入り込んでいるような聴覚の没入感です。
視覚での没入感がすごいVRと「空間オーディオ」がコラボレーションする未来が早く訪れてほしいと願います。
私が持っているOculus Questと組み合わせて使うことができたら最高なのに…と思わざるを得ません。
SAOのような世界が近い未来に感じられる、そんな体験でした。
まとめ 「空間オーディオ」を楽しむためだけでもOSアップデートする価値がある
「空間オーディオ」を試した時、マジで衝撃が走りました。
新しい技術を試す瞬間って、すごく楽しいですよね。
モノが揃っているならぜひ試して見てください。
音楽に包まれよう。
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