Edifierは高音質、かつ手頃な値段と高コスパのスピーカーを数多く作っています。
ただ正直、種類が多いし、違いがよくわからない…と思いませんか?
私はいろいろと比較した結果「R1700BTs」を購入しましたが、購入するまでに調べる時間がすごくかかりました…
せっかく調べた知識をこれからスピーカーを買おうとしているあなたのために、何をチェックしたら良いのかわかるよう各モデルの特徴について説明と一目でわかる比較表を作成しました。
本記事であなたのスピーカー選びが少しでも楽になれば嬉しいです。
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Edifierのスピーカー 各モデルを紹介
各機能について比較と、そのモデルがどういう特徴なのかわかるように紹介します。
細かい性能なんてよくわからないよ…という場合は表の一番下にある「一言でわかる特徴」だけ見てもらえたらOKです。
項目 | R1280シリーズ | R1700シリーズ | R1850DB | S880DB | S2000MKIII | D12 | R980T | P12 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
スピーカー出力 | 21W×2 | 15W×2+18W×2 | 16W×2+19W×2 | 12W×2+32W×2 | 15W×2+25W×2+70W | 20W×2+15W×2 | 12W×2 | 20W×2 |
再生周波数帯域 (フリーケンシーレスポンス) | 別表を参照 | 別表を参照 | 60Hz 〜 20kHz | 55Hz 〜 20kHz | 45Hz 〜 40KHz | 54Hz 〜 20kHz | 70Hz 〜 20kHz | 55Hz 〜 20kHz |
接続方法 (入力端子) | RCA×2 (光入力) (同軸入力) (Bluetooth) | RCA×2 Bluetooth | RCA×2 光入力 同軸入力 Bluetooth | RCA×2 光入力 同軸入力 USB Bluetooth | RCA×2 光入力 同軸入力 USB AUX Bluetooth | AUX RCA Bluetooth | RCA×2 | スピーカーケーブル |
本体サイズ(W×D×H) | 146×196×234mm | 154×214×254mm | 155×223×254mm | 137×167×231mm | 198×276×342mm | 360×160×200mm | 197×140×226mm | 127×168×239mm |
一言でわかる特徴 | 高コスパの ベストセラーモデル | R1280の正統進化 Bluetooth接続向け | ズンズン響く低音に 定評あり | 手軽にハイレゾが 楽しめる | ハイレゾ対応 最大のサイズ&重量 | 横置きでどこに 置いてもおしゃれ | サイズの小さい エントリーモデル | パッシブスピーカー |
同モデル内で細かな違いがある部分は別表で紹介します。
Edifierのベストセラーモデル「R1280シリーズ」
Edifierのスピーカーといえば「R1280シリーズ」です。
良い音が楽しめて、かつ手頃な値段な高コスパとして名高いモデル。
Edifierのスピーカーの中で、Amazonのレビュー数がダントツに多いですね。
ベストセラーモデルなだけあって、「R1280シリーズ」にはさまざまな派生モデルがあるので表でまとめました。
項目 | R1280T | R1280Ts | R1280DB | R1280DBs |
---|---|---|---|---|
再生周波数帯域 (フリーケンシーレスポンス) | 75Hz〜18kHz | 52Hz〜20kHz | 52Hz〜20kHz | 51Hz〜20kHz |
接続端子 | RCA×2 | RCA×2 | RCA×2 光入力 同軸入力 Bluetooth | RCA×2 光入力 同軸入力 Bluetooth |
サブウーファーへの出力 | × | ◯ | × | ◯ |
Bluetooth対応 | × | × | ◯ | ◯ |
一言でわかる違い | ベースモデル | サブウーファー対応 | 接続方法が豊富 | Bluetooth接続がさらに安定 通信距離が長い サブウーファー対応 |
末尾に「s」がついているのが改良版モデルなのでBluetooth接続なら「R1280DBs」、RCAでの有線接続なら「R1280Ts」がおすすめです。
Bluetoothで接続するなら「R1700シリーズ」
「R1700シリーズ」はベストセラーモデル「R1280シリーズ」の上位互換モデルです。
その中でも「R1700DTs」は私が購入し、愛用しているモデルです。
スピーカー本体が少し上を向くデザインで、デスクに置くとスピーカーの直線状がちょうど耳の位置になります。
他のモデルだと最適な位置調整をするためにスタンドを設置する必要がありますが、「R1700シリーズ」は必要ありません。
「R1700シリーズ」も改良版モデルがあるので以下に表でまとめました。
項目 | R1700BT | R1700BTs |
---|---|---|
再生周波数帯域 (フリーケンシーレスポンス) | 60Hz〜20kHz | 52Hz〜20kHz |
接続端子 | RCA×2 Bluetooth | RCA×2 |
サブウーファーへの出力 | × | ◯ |
Bluetooth対応 | ◯ | ◯ |
一言でわかる違い | ベースモデル | AptX-HD対応でBluetooth接続でも より高音質で音楽が楽しめる |
「R1700BTs」はEdifierのスピーカーでは唯一のAptX-HD対応になります。
「aptX HD」(aptX HD for Bluetooth)は、音声コーデック「aptX」ファミリーのひとつで、48KHz/24bitまでのハイレゾ再生に対応したバージョンです。英国の半導体メーカーであるCSR社が開発し、現在は米クアルコムがその技術開発やドライバーソフトなどの提供、あるいは製品の認定プログラムの策定・運営まで一手に行っています。
Windows PCとBluetoothで接続していますが、高音質で心地良い音楽が聞こえてきます。
これからAptX-HDに対応するデバイスがどんどん増えてくるので、Bluetooth接続がメインの人は「R1700BTs」を買っておくと間違いありません。
R1700BTsを実際に使ってわかった良かった点、イマイチな点や注意点はこちらの記事で紹介しています。
迫力のある低音が好きな人向け「R1850DB」
ズンズン響く低音が好きな人は「R1850DB」がおすすめです。
迫力のある低音を楽しむことができるモデルで、アクション映画を見るときの臨場感はバツグン。
サブウーファー出力もついているので、さらに低音を響かせることも可能です。
逆に低音が強すぎるので、集合住宅に住んでいる人はバスレフにスポンジやティッシュを詰めた方が良いぐらいというレビューを結構見かけます…
光デジタルでの接続に対応しているので、よりクリアな音質を楽しみたい!という人はこちらのモデルがおすすめです。
手軽にハイレゾの音楽を楽しめる「S880DB」
ハイレゾの音楽を楽しめるスピーカーを探しているなら「S880DB」を選びましょう。
Edifierの中では上位モデルで、特に高音の評価が高いです。
USB出力に対応しているので、USB-DACを用意する必要が無いのがGOODポイント。
パソコンと「S880DB」をUSBで接続するだけでハイレゾ音楽が楽しめます。
底の見えないオーディオ沼にどっぷり浸からず、手頃な値段でハイレゾを楽しみたい!という人は「S880DB」がおすすめです。
大型サイズで低音がしっかり楽しめるハイレゾスピーカー「S2000MKIII」
「S2000MKIII」はEdifierのブックシェルフ型スピーカーの中では最上位モデルです。
同じくハイレゾに対応している「S880DB」と比較すると、低音が強く響くという評判が多いです。
このスピーカーを買った人のレビューをチェックすると必ずスピーカーのサイズについて言及しています。
サイズがとても大きく、重量が合計で約17kg。
しっかりと鳴らすことができるので、迫力ある音を楽しむことができます。
設置するスペースの検討、耐荷重の確認は必須ですね。
横置きタイプのおしゃれなスピーカー「D12」
どこにでもおけるおしゃれなスピーカーを探しているなら「D12」がおすすめです。
横置きのシンプルなスピーカーで、部屋のどこに置いても馴染むデザインです。
スマートフォンとBluetoothで接続して気軽に音楽を楽しむスタイルにぴったりで、読書や家事が捗ります。
リビングでゆったりしている時に音楽を楽しみたい!という人はぜひ使ってみてください。
小型で迫力のあるアクティブスピーカーなら「R980T」
デスクにスペースがないけど、良い音が楽しめるスピーカーが欲しい!という人は「R980T」がおすすめです。
Edifierのスピーカーの中では小型ですが、パソコンの横に置いて聞くには十分すぎる12W×2の出力で迫力のある音楽が楽しめます。
ただ、小型とは言っても「Edifierのスピーカーの中では」というだけで、PCスピーカーとしてはちょっと大きめです。
スペースが無さすぎて少しでも小さいスピーカーが良い!という人は別メーカーで検討したほうが良いですね。
すでに音楽環境が整っている人向けのパッシブスピーカー「P12」
Edifierが作るスピーカーのほとんどはアクティブスピーカーですが、「P12」は珍しくパッシブスピーカーです。
テレビやパソコンと「P12」を接続するだけではしっかりと音を鳴らず、アンプを用意する必要があります。
自宅でしっかりと音楽が楽しめる環境が整っている!という人はこれまで紹介したアクティブスピーカーより「P12」が選択肢に入ります。
よくわかっている人向けのスピーカーです。
Edifierの音質を比較している動画を紹介
YouTubeはスピーカー同士で音質を比較した動画があります。
参考になる動画をいくつかピックアップしたので、気になるモデルがあったらぜひ聞いてみてください。
R1850DBとR1280DBの聴き比べ動画はこちら。
R1700BTsとR1280DBを聴き比べている動画はこちら。
R1700BTとR1280Tを聴き比べている動画はこちら。
R1280DBsとR1280Tsを聴き比べている動画はこちら。
【注意】Edifierのスピーカーを買うときは「クーポン適用」を忘れずに
EdifierのスピーカーはAmazonで購入できますが、よりお得に購入するために必ず「クーポン適用」を忘れずに行いましょう。
モデルにもよりますが、10%以上安くなることがほとんど。
Amazonの販売ページの中央に書かれている価格の下部分にクーポン適用を選択するだけでOK。
クーポンの割引は購入手続き中の金額に反映されず、注文確定ボタンを押すまで表示されませんが安心して購入してください。
注意点としてAmazonのタイムセール中などは金額が純粋に割引され、クーポンが使えないように設定されています。
タイムセールで値引きされたタイミングで、さらにクーポン分お得に購入しよう!といったことはできないので注意してください。
まとめ 「スピーカーに何を求めるか」で選ぶのが吉
本記事ではEdifierのスピーカーについて、各モデルの特徴と説明を一目でわかる比較表で紹介しました。
スピーカーに求める項目に焦点を当てて選ぶと失敗しません。
結局どのモデルにするか、まだ迷ってる…という人は以下の3つから選ぶことをおすすめします。
- ベストセラーモデルで万能タイプ「R1280DBs」
- Bluetooth接続でも高音質が楽しめる「R1700BTs」←私が使っているやつ
- 簡単にハイレゾが楽しめる「S880DB」
この記事があなたのスピーカー選びの参考になれば嬉しいです。