Apple Watch7とともに、Apple純正レザーリンクバンドを購入しました。
天然レザーの質感が良くて肌触りが心地よいバンドですが、天然素材ならではの取り扱いに気をつけるバンドです。
万人には勧められず、ちょっと人を選ぶバンドです。
逆に注意点さえ知っておけば大丈夫。
- 「実際の付け心地、使ってみての感想ってどうなの?」
- 「レザーリンクバンドを買ってから失敗しないように、事前に注意点を知っておきたい!」
と考えている人はぜひ本記事を参考にしてください。
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Apple純正レザーリンクバンドの外観レビュー
今回紹介するバンドはApple純正の「45mmケース用ミッドナイトレザーリンク – S/M」です。
Apple Watch7のグリーンと合わせて購入しました。
近くで見るとこんな感じ。
Apple Watch7の本体とバンド、どちらも深いグリーン色で一体感があります。
バンドの裏側は茶色になっています。
バンドの短い方には対応しているApple Watchのサイズ(今回は45mm)と表記されています。
バンドの長い方にはバンドの長さ(今回はS/M)が表記されています。
NATURAL LEATHERの表記が書かれています。
コバ部分(バンド側面)は表めんと同じグリーンで、綺麗に処理されています。
コバ部分は革製品の良し悪しが現れやすいところですが、綺麗に処理されています。
側面を全体から見るとこんな感じ。
バンドを並べてみた様子です。
裏面はこんな感じ。
実際につけてみた様子です。
Apple純正レザーリンクバンドを使ってみてわかった、良かった点
実際にApple純正レザーリンクバンドを使ってみてわかった、良かった点を紹介します。
天然革で作られているので、質感や触り心地が気持ち良い
レザーリンクバンドは天然の革を使って作られています。
公式サイトでは「フランスで手作りされたルー・グラナダレザー」と表記されていますが、詳細は調べても出てきませんでした笑
質感、見た目から判断するとはおそらく牛革では無いかと思っています。(間違えていたらゴメンなさい)
バンドを着けた時の手触りが良く、温かみが感じられます。
金属のバンドのように硬い、冷たいといった感覚がないので、気持ち良いですね。
天然革の柔らかな質感が好きな人におすすめです。
バンドのマグネットがしっかり吸着するため、ズレる心配がない
Apple純正レザーリンクバンドはバンド部分にマグネットがズラッと並んでいます。
短いバンドを内側に、長いバンドを外側に巻き付けることで各マグネットがバチッと引っ付きます。
長いバンドを内側に、短いバンドを外側にしたときは引っ付きません。
引っ付く数が多いので、全くずれる心配がありません。
似た構造のミラネーゼループと比較すると、マグネット部分が先端の一箇所しかありません。
寝ているときに布団に引っ掛けたり、腕を激しく動かしたときに外れてしまうことがありました。
レザーバンドの場合、バンド全体でくっついているので外れる心配がありません。
バンドに凹凸があるので、蒸れにくくて快適
Apple純正レザーリンクバンドはマグネット部分が凹凸になっています。
この凹凸のおかげで空気が通る構造になるので、蒸れにくいのが良いですね。
一般的な腕時計の革バンドは腕にピッタリとくっつくので、どうしても蒸れてしまいます。
快適で、かつレザーの手触りが好き!!という人におすすめですね。
腕への取り付けがバンドを引っ付けるだけなので簡単
Apple純正レザーリンクバンドを腕に取り付けるにはバンドを巻き付けるだけ。
一般的な革バンドのようにバックルに通す手間が無いので楽ですね。
ソロループ、ブレイデッドソロループのように通すだけではありませんが、それに近いレベルで楽チンです。
腕時計の付け外しを楽にしたい人にとって助かるバンドです。
Apple純正レザーリンクバンドのイマイチな点、注意点
Apple純正レザーリンクバンドのイマイチな点、注意点を紹介します。
水に弱いため、手を洗うときに水や石鹸がつかないように注意する必要がある
レザーリンクバンドの天然革は水に弱く、濡れると変色やシミになる可能性があるので注意が必要です。
日常生活で注意しなきゃ…と感じたのは手を洗うときです。
激しく手を洗って水を飛ばしたり、石鹸がレザーリンクバンドにつかないように注意してください。
手を洗うだけで神経質にならないといけないのはちょっと疲れます…
水に弱いということは、もちろん汗にも弱いのでレザーリンクバンドと運動の相性は最悪です。
汗で変色してしまう恐れがあるので運動をするときは付けられません。
Apple Watch自体が健康促進、運動用途の機能が豊富なので、ミスマッチですね…
汗をかかない軽い運動程度なら大丈夫ですが、ランニングなど汗をかくときはApple Watchを外すようにしてください。
「高級感のあるレザーの質感が好きだけど、水に弱いのは不安だなぁ…」と悩む場合、デザインは変わりますが「EPONAS スポーツレザーバンド」が選択肢にあがります。
レザーとラバー素材を組み合わせたハイブリッドバンドでバンドの表面は高品質なカーフレザーを使って、腕が触れたり水に濡れやすい部分はラバー部分で作られています。
運動するときにも着けられるレザーバンドで、汗がついてもラバー部分をウェットティッシュでサッと拭くだけでOK。
腕が細い人はサイズ選びでちょっと苦労するかもしれないので、紹介している記事の注意点を確認するようにしてください。
きれいな状態で維持するには定期的なメンテナンスが必要
天然革で作られているレザーリンクバンドは定期的なお手入れ(メンテナンス)が不可欠です。
定期的にお手入れしないと変色やシミ、また嫌な臭いの原因となります。
Apple公式で推奨されているお手入れ方法は以下の2つです。
- 乾いた布で拭く
- (汚れたときは) 固く絞った布など、軽く湿らせて拭く
日常のメンテナンスは上記で十分ですが、定期的に本格的なお手入れをしてあげましょう。
天然の革は定期的に栄養を与えてあげないと痛みやすくので、メンテナンスが不可欠です。
使っているうちに「乾燥してきたかな?」と感じたときは革に栄養を与える専用のアイテム「デリケートクリーム」を使って手入れしてあげてください。
革靴の定番お手入れアイテムとして有名なデリケートクリームですが、革製品全般で使えます。
使い方は指でクリームを取って塗ってあげるだけでOKです。
凸凹が塗りにくい…と感じる人は柔らかい馬毛のブラシですくって塗ってあげてください。
革好きには欠かせないアイテムで、手頃な価格で買えるのでまだ持っていない人はぜひ常備しておきましょう。
まとめ レザーリンクバンドは運動をしない人向けのおしゃれなバンド
本記事ではApple純正のレザーリンクバンドをレビューしました。
手触りが心地よく、質感が良いオシャレなバンドで満足度は高いです。
弱点は天然革素材共通である、水や汚れに弱いことですね。
運動習慣を意識させてくれることにApple Watchの価値を感じている私にとって、レザーリンクバンドの水や汗に弱い性質はミスマッチに感じます。
普段はブレイデッドソロループを使って、オシャレをするときにレザーリンクバンドと使い分ける予定です。
本記事があなたのApple Watchバンド選びの参考になれば嬉しいです。