私の日課、2時間のブログ執筆。
執筆の集中力を高めるお供に…と思い購入したAir Pods Maxですが、ワケあって手放すことにしました。
Air Pods Maxがアピールしている以下の内容は、まさしく私が求めていることでした。
- ノイズキャンセリング機能
- 高音質
- Apple製品同士の親和性が高い
しかし、それ以外のヘッドホンとして不可欠な要素が私にとって満たされていませんでした。
私のように買ってから後悔しないように、本記事を参考にしてください。
音楽に包まれよう。
1億曲と30,000プレイリスト以上が聴き放題。
タップできる見出し
側圧が強すぎて長時間つけられない
実際にAir Pods Maxをつけてみないとわからない部分なのですが、側圧がかなり強いです。
最初は「こんなもんか…」と感じますが、ジワジワ痛くなってきます。
着け続けられるのは正直、1時間が限界です。
イヤーカップがフカフカのメッシュなので想定外でした。
家の中で作業に集中するときのお供として選んだヘッドホンなのに、途中から痛みで集中できません。
これじゃあ、Air Pods Maxを選んだ意味がない。
特に痛いのは耳の下にある骨の部分。
逆にこんなに側圧が強いのにメガネのツル部分は全く痛くないのが不思議です。
これまで使っていたヘッドホン「HD598」がかなり緩い側圧で、圧迫感は全然ありません。
強い側圧が苦手な人は、私と同じ思いをするかもしれません。
重すぎて首が疲れる
Air Pods Maxはかなり重量のあるヘッドホンで、重さが385gです。
この重さが首や肩にかなりの負担をかけています。
iPadを机の上に置いて、少し顔が下を向く角度だと首にすごく負担がかかります。
画像ではわかりにくいですが、この瞬間めちゃめちゃ首が疲れてます…
読書やiPhoneの操作などの手元作業も同じような角度になるのでしんどい。
日常の動作をしていて(しんどい…)と思うのは致命的です。
私より体が弱い妻にAir Pods Maxを使ったところ、浜崎あゆみのyouを聴き終わったところで「首が疲れるからもういい」と返されました。
ただ、デスクトップモニターを見るような水平の角度では問題ありません。
ちょっと重いかな?と感じる程度で、普通に使うことができます。
ですがパソコン専用ヘッドホンになってしまうのはAir Pods Maxの便利機能「自動切り替え」が無駄になってしまいます…
私と同じように重さについて言及している人は多く、筋トレしなきゃ…とストイックな人もチラホラ笑
首をがっつり鍛えているラグビーやアメフト選手は問題ないと思いますが、筋力に自信のない人は覚悟して使ってください。
音質だけ考えるなら、別のヘッドホンで良い
付け心地や重さでマイナス評価だったことを考えると、その分音質が良くないとプラス評価にはなりません。
Appleが満を辞して発売したAir Pods Max、しっかり音質にこだわって作られています。
ただ、他のヘッドホンも十分「音が良い」のです。
私の耳がポンコツなのもありますが、これまで使っていたゼンハイザーの「HD598」と比べて音質に圧倒的な差があるように感じませんでした。
有線ヘッドホンで開放型なので作りが全く違うので単純な比較はできないのですが 、このヘッドホンも気持ちよく音を楽しめます。
開放型ヘッドホンの「HD598」の方が空間を利用した音作りをしていて、高音がとても気持ちよく聞こえます。
中音〜低音に関してはAir Pods Maxに軍配が上がります。
トータルで考えるとAir Pods Maxの方が良いかな?というレベルなので、圧倒的に差があるわけではありません。
ましてや価格差は2倍以上。
音質に2倍の差があるとは言えません。
使い勝手を考えるならAirPods Proの方が便利
AirPods Proを持っている私にとって、移動中や家事をしているときに気軽に音楽を楽しむ用途ならAir Pods Maxの出番はありませんでした。
AirPods Proの方が通勤、外出で気軽に使える
通勤や外出で気軽につけるなら、やっぱりAirPods Proの方が以下の点で便利です。
- カバンのスペースを取らない
- しまうとき、簡単
- 髪型が潰れない
Air Pods Maxは折り畳めない構造なのでしまうときにカバンのスペースをむっちゃ取ります。
「Smart cover」自体も折り畳めず、かなり邪魔です。
AirPods Proは卵とほぼ同じサイズでポケットに入る大きさなので、気軽に持ち運びできるのが助かります。
しまうのもAirPods Proの方が簡単で、ケースにスポッとはめるだけ。
Air Pods Maxは「Smart case」にはめますが、これがまた入れにくい…
指でガバッと開ける作業、カバンを持った状態ではまず無理。
何より、ダサすぎ…
実用性と見た目が最悪ってヤバすぎです。
またAir Pods Maxだけでなくどのヘッドホンもそうですが、つけると髪型が潰れます。
第一印象が大切な営業マンにとって、ヘッドホンをつけるのは地味にハードルが高い。
その点でもAirPods Proを手に取って出かける機会が多くなります。
AirPods Proなら家事をするとき、自由に下を向ける
音楽を聴きながら家事をするとき、AirPods Proはイヤホンなのでどんな体勢でも気にせず作業できます。
これがAir Pods Maxだと重量があるため、下を向いた時にズレてしまいます。
下を向く作業がやりにくくなるので、結果として家事がとても面倒くさくなる…
家事を嫌がって妻と仲が悪くなるくらいなら…と思い、家事をしているときはAir Pods Maxをつけなくなりました。
通話する時、AirPods Proの方がウケが良い
通話する時も、圧倒的にAirPods Proの方がウケが良いです。
AirPods Proは私の声だけをマイクで拾うのに対して、Air Pods Maxは周囲の音全部を拾ってしまいます。
こっちの生活音がダダ漏れ。聴いている相手が不快になる可能性があります。
通話の音質は相手への思いやりです。(私がネトゲ仲間に言い続けていること)
通話相手からクレームがきてからでは遅いと思うので、Air Pods Maxを通話用で使うのはやめました。
まとめ Air Pods Maxを置物にするくらいなら、手放す
外観やApple製品同士の親和性を考えると、Air Pods Maxを使い続けたい気持ちはありました。
ただ、頭が痛くて、首や肩が疲れるヘッドホンを使い続けることはできませんでした。
私にとって「Air Pods Max」はヘッドホンに求める水準を満たしていない
そう判断したので、このまま家で寝かせているくらいなら手放すことに決めました。
幸いにもApple公式から購入していたため、無料返品サービスを使ったのでお財布へのダメージは0。
Appleよ…ありがとう…
これからもヘッドホン以外のデバイスは使い続けるよ…
使い勝手の良い「AirPods Pro」と、音を楽しむ開放型有線ヘッドホン「HD598」の組み合わせに戻すことにします。
この記事があなたのにとって参考になれば幸いです。