第5世代iPad Airの見た目に惹かれ、早速購入しました。
使った感想を一言でまとめると「ブルーの外観がカッコよくて、キビキビ動いて気持ち良い」ですね。
本記事は第5世代iPad Air(2022)の外観レビュー、実際に使って感じた良かった点、イマイチな点や注意点を紹介します。
- 「新型iPad Airの使い勝手はどうなの?」
- 「iPad Airを手にした様子をイメージしたいな」
- 「iPad AirとiPad Pro、どっちを購入したら良いのかわからない…」
といった悩みを持っている人はぜひ本記事を参考にしてください。
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第5世代iPad Air(2022)の仕様、外観レビュー
今回紹介するのは「第5世代iPad Air(2022)のブルー」です。 (以下iPad Air5と表記)
ダークトーンのブルーで、めっちゃカッコいいですね。
カメラは一つだけで、iPad Proと大きな差別化ポイントです。
表側は全面が液晶画面です。ブルーアルミニウムの側面が良い感じ。
充電ポートはUSB-Cになっています。最近のiPadは全てこの端子ですね。
Touch IDを搭載している電源ボタンはツルッとしていて、触った感じは少し柔らかいビニールのような感じ。
音量アップ/ダウンは本体側面と同じ、アルミニウムで作られたボタンになっています。
iPad Air5の重さは454gでした。
付属品は20Wの電源アダプターとUSB-Cケーブルがついています。
iPad Air5には前使っていたiPad Air3から全データを移行させましたが、分かりやすく手順が表示されてストレスフリー。
データ移行作業から10分ほどで、無事iPad Air5が使えるようになりました。
第5世代iPad Air(2022)を使ってわかった、良かった点
iPad Air5を使ってわかった、よかった点を紹介します。
私がこれまで使っていたiPad Air3との比較が多くなっています。
- M1チップの処理能力が高くて、快適
- ロック解除が指紋なので外出先で使いやすい
- USB-C接続の外付けSSDが使える
- 両サイドのスピーカーにより気軽に動画が楽しめる
M1チップの圧倒的な処理能力で、何をしてもキビキビ動く
iPad AirはApple最新のチップ「M1チップ」を搭載しています。
これまで使っていたiPad Air3と比べると、全てのことが快適に動いて気持ち良いですね。
特に差を感じるのは画像編集の処理速度。
本ブログに掲載している画像の編集はiPad Airで行っているのですが、変換速度が圧倒的に早くなってびっくりしました。
体感ですが、画像変換の待ち時間が半分くらいに感じます。
これまで変換速度が遅くて困った…と感じてはいませんでしたが、一度このスピードに慣れたら戻れないですね。
ロック解除が指紋(Touch ID)なので、マスク装着時でも使いやすい
iPad Airを使う時、マスクをしている時って多くないですか?
あなたがiPad Airを使う状況をイメージした時、マスクをしていることが多いならiPad Airがおすすめです。
iPad Air5は電源ボタンが「Touch ID」になっており、ロック解除をするときはサッと電源ボタンを触るだけ。
このTouch IDが今のマスクを常につける世の中とマッチしています。
家の外(カフェや職場)でiPadを使う機会が多い私にとってはTouch IDが助かります。
iPad Proのような「Face ID」タイプはロックを解除するにはマスクを外す必要があります。
iPhone XRで実感しているんですが、結構面倒臭いんですよね…
マスクをした状態でiPadを使うことを想定している人はマジでiPad Air一択ですよ。
USB-Cケーブルで外付けSSDが使えて便利
iPad Air5はUSB-C端子を搭載しているので、気軽に外付SSDが利用できます。
USB端子の規格が「USB 3.1 Gen 2」なので接続速度は最大10Gb/sとiPad Air4から比べると2倍の速度が出ます。
モデル | USBの規格 | 最大転送速度 |
---|---|---|
iPad Air 5 | USB 3.1 Gen 2 | 10Gb/s |
iPad Air 4 | USB 3.1 Gen 1 | 5Gb/s |
iPad Pro | Thunderbolt 3 | 40Gb/s |
iPad Proが搭載している「Thunderbolt 3」には及びませんが、よほどヘビーな作業をしないのであれば「USB 3.1 Gen 2」の速度で全く問題ありません。
性能を発揮するには「USB 3.1 Gen 2に対応するUSBケーブル」を使う必要があるので、注意してください。
私が使っている自作外付けSSDはシンプルでおしゃれな外観で、容量を自分で決められるので使い勝手が良くて気に入っています。
- UGREEN M.2 PCIE NVMe SSD外付けケース
- Crucial NVMe M.2 SSD 1TB
元々Mac用として使っていましたが、iPad Airに接続させる機会のほうが多くなりました。
おしゃれな外付けSSDが欲しい!という人はぜひ参考にしてください。
スピーカーがステレオ再生なので、手軽に動画やゲームが楽しめる(横向き)
iPad Airの画面を横向きにした際、画面両サイドにスピーカーが来ます。
ステレオ再生になるので、画面から自然に音楽が流れて来るのが良い感じ。
気軽にYouTubeやゲームをするときにすごく便利ですね。
これまで使っていたiPad Air3は片側にしかスピーカーがなかったので、違和感が凄かったんですよね…
あくまで「iPadから流れる音としては楽しめる」レベルなので、良い音質でコンテンツを楽しみたい人はスピーカーを用意するようにしてください。
第5世代iPad Air(2022)を使って感じたイマイチな点、注意点
iPad Airを使って感じたイマイチな点、注意点を紹介します。
- 電源ボタンの見た目が気になる
- ストレージ容量のバリエーションが少ない
電源ボタンの質感に少し違和感を感じる
画像では分かりにくいですが、iPad Airの電源ボタンは少しビニールっぽい質感になっています。
本体側面のアルミニウム素材と比べると少し浮いているように見えてちゃうんですよね…
Touch IDに対応させることを考えると仕方ないとは思いますが、もう少し似た質感だったら良かったと感じます。
ちなみに音量アップ/ダウンボタンはアルミニウム素材で自然に溶け込んでいます。
ストレージ容量のバリエーションが64GB版と256GB版しかない
iPad Airのストレージ容量は以下の2パターンが展開されています。
- 64GB
- 256GB
128GBが64GBと256GBの間としてあってもおかしくないですが、iPad Airにはありません。
M1チップを搭載してできることが増えているので、選択肢として128GBがあっても良いのにな…と感じました。
私が選んだ64GB版だと容量の重たいゲームは厳選しないといけないですね…
とはいえ、Appleはストレージ容量による金額差があまりにも大きいので、おそらく64GBを購入していたと思います。
iPad Proの方がバリエーション豊富で、以下の5パターンが展開されています。
- 128GB
- 256GB
- 512GB
- 1TB
- 2TB
iPad Airの256GB版だと、iPad Proの128GBと金額差は11,000円です。
モデル | ストレージ容量 | 金額 |
---|---|---|
iPad Air | 256GB | 116,800円 |
iPad Pro | 128GB | 124,800円 |
金額差が少なく、AppleがiPad Proを買わせるように仕向けているのかな?と感じます。
iPad AirとiPad Pro、あなたはどっちを選ぶべきか
iPad AirはiPad Proと見た目、性能が似ているのでどっちを購入するか悩みますよね?
iPad Air5とiPad Pro(11インチ、2021)を比較できるように大きく違いがある部分を表でまとめてみました。
機能 | iPad Air5 | iPad Pro |
---|---|---|
画面サイズ | 10.9インチ | 11インチ |
ProMotionテクノロジー (画面のリフレッシュレート) | × (60fps) | ◯ (120fps) |
スピーカーの数 | 2つ | 4つ |
True Toneフラッシュ | × | ◯ |
カメラ | 広角カメラのみ | 広角カメラ 超広角カメラ |
ストレージ容量 | 64GB 256GB | 128GB 256GB 512GB 1TB 2tB |
カラーバリエーション | スペースグレイ スターライト ピンク パープル ブルー | スペースグレイ シルバー |
価格 | 92,800円〜 | 124,800円〜 |
iPad Air5がおすすめな人
iPad Air5がおすすめな人は以下の項目に当てはまる人です。
- スターライト、ピンク、パープル、ブルーのカラーリングが好き
- iPadに大量のデータを保存する予定がない
- M1チップ搭載のiPadを、できるだけ安く購入したい
iPad Airの豊富なカラーバリエーションは明確な強みで、好みに合わせて選ぶことができます。
ストレージ容量も大量のゲームや動画を保存しない場合、64GBの容量でも十分足りることが多いです。
足りない場合はiCloudやDropboxなどのクラウドストレージを使ったり、外付けストレージを使って補うことができるので心配ありません。
最新のM1チップを搭載したiPadが欲しい!という場合、iPad AirとiPad Proの最小構成同士で値段を比較すると33,000円の金額差になります。
iPad Proと同じ処理速度で、33,000も安く購入できるiPad Airはコスパ最強機ですね。
絵師やFPSゲーマー以外ならiPad Airで満足出来るハズ!
iPad Proがおすすめな人
iPad Proがおすすめな人は以下の項目に当てはまる人です。
- FPSゲームをする予定がある
- お絵描きがメインで、リフレッシュレートが大切
- iPadに大量のデータを保存する必要がある
- M2チップ搭載のiPadが欲しい
ProMotionテクノロジーを搭載しているiPad Proは画面のリフレッシュレートが120fpsと高く、画面がより滑らかに動きます。
一瞬の判断が必要なFPSゲームをしたり、絵を本格的に描く人はiPad Proの方が満足できると思います。
またストレージ容量の選択幅が広いので、iPadにデータをたくさん入れて持ち運ぶ予定がある人は必然的にiPad Proを選ぶことになります。
プロ用途でiPadを選ぶ場合は、やはりiPad Proを選んだ方が良いですね。
まとめ 第5世代iPad Air(2022)を購入して、大満足
本記事は第5世代iPad Air(2022)の外観レビュー、実際に使って感じた良かった点、イマイチな点や注意点を紹介しました。
外観、性能ともに大満足で、仕事からプライベートまでフル活用しています。
一日中iPadを使っていると言っても過言ではないかも…
Apple Pencil2とiPad Air専用キーボードを装着して、さらに無敵になりました。
ノートパソコンのように使うことができて、かつ性能が良すぎてメイン機だったMac miniを使う機会がほとんど無くなっちゃいました…
本記事がiPad Air5を購入しようか迷っている人の参考になれば嬉しいです。