Mac miniを購入するときにSSDストレージ容量を自分で選ぶことができますが、どれを選んだら良いか迷っていませんか?
容量によって値段も違うし、実用的なラインでできるだけ安く済ませたいですよね。
- 「自分の使い方から考えると、どの容量を買うのがいいのかな?」
- 「値段から考えると、どの容量がコスパ良いの?」
と悩んでいる人の判断になる内容なので、ぜひ参考にしてください。
本記事はMac mini(M2)を前提に考えて執筆しています。
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最初に結論:ほとんどの人は256GBで十分
Mac miniのストレージ容量はほとんどの人にとって256GBで十分です。
思い出の写真や動画などのデータを保存したい…といった考えの場合、
- 少しでも安く保存したいなら「外付けSSD/HDD」
- 外付けは付け外しが面倒くさいなら「クラウドストレージ」
で選ぶと失敗しません。
不要なデータや使っていないファイルを自動的に見つけて削除し、Mac mini内部のストレージを確保してくれるアプリもあるので、256BGでも困りません。
動画編集、画像編集など大量のデータを高速に処理する必要がある場合のみ、大きいストレージ容量への選ぶようにすると後悔しません。
Mac miniと合わせて使うと便利なストレージサービスを先に知りたい!という場合はこちらからジャンプしてください。
【Mac mini】SSDストレージ容量別の金額を一覧で確認
Mac miniのストレージ容量が変わるごとに、金額がどれくらい変わるか表でまとめました。
Mac mini(M2チップ)の比較表は以下になります。
SSDストレージ容量 | 購入金額 | 基準モデルからの金額差 |
---|---|---|
256GB(基準モデル) | 84,800円(税込) | – |
512GB | 112,800円(税込) | 28,000円(税込) |
1TB | 140,800円(税込) | 56,000円(税込) |
2TB | 196,800円(税込) | 112,000円(税込) |
※ストレージ以外は最小構成での値段の比較
Mac mini(M2 Proチップ)の比較表は以下になります。
SSDストレージ容量 | 購入金額 | 基準モデルからの金額差 |
---|---|---|
512GB(基準モデル) | 184,800円(税込) | – |
1TB | 212,800円(税込) | 28,000円(税込) |
2TB | 268,800円(税込) | 84,000円(税込) |
4TB | 352,800円(税込) | 168,000円(税込) |
8TB | 520,800円(税込) | 336,000円(税込) |
※ストレージ以外は最小構成での値段の比較
あなたの用途から必要なストレージ容量を考える
あなたがMac miniをどのような用途で使うかで選ぶべきストレージ容量が変わります。
軽い事務作業、ブラウジングの用途
軽い事務作業や、ブラウジングを楽しむ用途ならそれほどストレージ容量は必要ありません。
私はブログ執筆用途でMac miniを使っていますが、文章執筆と軽く画像編集するくらいで常に必要なデータは100GBほど。
重たいデータは外付けSSDに保存していますが、全く問題ありません。
データの移行速度も速いので、データの移動に待たされることも無くストレスフリーです。
大量にデータを保存する場合、データに高速でアクセスする必要がなければ外付けHHDの方が安いのでおすすめです。
動画編集、画像編集用途
動画編集、画像編集など、大量のデータに高速でアクセスする必要がある場合はストレージ容量が多いモデルがおすすめです。
ストレージ容量は大きければ大きいほど良いので、予算とにらめっこしながら決めてください。
私が過去ニコニコ動画に投稿するために動画編集していたとき、常に1TBくらいのデータを保存していました。
今でも趣味のサバイバルゲーム動画をYouTubeに投稿していますが、そちらはWindowsパソコンに1TBのSSD +4TBのHDDを積んで作っています。
Mac miniに限らず、Apple製品はストレージ容量を大きくするほどコスパが悪くなる
Apple製品でストレージ変更=コスパを悪くする行為と思って間違いありません。
ストレージ商法と呼ばれるくらい、ぼったくりに近い値段
コスパから考えると、Mac miniのストレージ容量を上位モデルに変更するのは悪手です。
自作パソコンを組み上げている身としては納得できない完全にぼったくり金額です。
時期にもよりますが、「Crucial SSD M.2 NVMe」の1TBが10,000円前後で買えるんだもの…
Mac miniと一緒に使いやすい外付けSSDであれば、「SanDisk PortableSSD」の1TBで約15,000円、2TBで約25,000円で購入できます。(2022年12月時点の金額)
本来であれば1TB→2TBの差額が約10,000円程度であるはずなのに、Mac miniの1TB→2TBへの金額差は56,000円も高くなります。
Macに搭載されているSSDが性能的にとても優れているわけでもないのに…
Mac miniで256GB→2TBに変更する場合は112,000円も高くなるところ、Mac miniの256GB+2TB外付ストレージの組み合わせなら25,000円で済むので、よほどのこだわりが無い場合はこちらを選びましょう。
外付けSSDへの接続速度はとても速く、一般用途なら全く問題ありません。
手軽さを考えるならクラウドストレージサービスがおすすめ
データはたくさん保存する必要があるけど、外付けストレージを付け外しするのは面倒くさい…という気持ちは正直わかります。
お手軽さを求めるならクラウドストレージがおすすめです。
あなたが使うデータ容量に合わせた料金プランにすることでよって保存するデータ容量を調整できますし、バックアップとしても安心です。
大容量のデータ保存用としてガッツリ使っても、Mac miniのストレージ容量変更とコスト面で比較してもそこまで変わりません。
代表的なクラウドストレージサービスを一覧でまとめました。
サービス名 | 容量 | 料金 | 1Gあたりの料金(円) | 備考 |
---|---|---|---|---|
iCloud+ | 50GB 200GB 2TB | 130円 400円 1300円 | 2.6 2 0.65 | 手軽だがコスパ最悪 |
OneDrive Standalone | 100GB | 229円 | 2.29 | |
Microsoft 365 Personal | 1TB | 1284円 | 1.284 | Officeソフトが使える |
Dropbox Plus | 2TB | 1200円 | 0.6 | |
Google One | 100GB 200GB 2TB | 250円 380円 1300円 | 2.5 1.9 0.65 |
「Microsoft 365 Personal」は仕事に不可欠なOfficeアプリに加えて、1TBのOne Driveストレージ容量がついてくるので事務仕事用にMac miniを購入した人におすすめです。
1ヶ月間は無料でOffice機能をフルに使えるので、一度試してみてください。
【参考】「CleanMyMac X」を使うと、2クリックで自動的にストレージの空きを作ってくれる
もし「使っているうちにSSDの容量が足りなくなってくるかも…」と心配しているなら、ストレージ容量を大きいサイズに変更する前に「CleanMyMac X」を使ってみてください。
不要なデータを自動的に削除してガンガン空き容量を作ってくれます。
長時間使っていないファイルや忘れ去ったデータも見つけてくれるので、直感的にSSD内部の整理ができます。
「CleanMyMac X」はMacを総合的にメンテナンスしてくれるソフトで、画面に従って操作するだけでMacの動きが快適になります。
Macの動きが遅いな…と感じることが本当に減って、常に新品と同じサクサク感で操作できます!
Mac miniのストレージ容量を256GBから512GBに変更する金額差より安い金額で購入できるので、ストレージ容量を上げるか迷っているならまずは「CleanMyMac X」を試してみてください。
「CleanMyMac X」の実際に使った様子、使ってわかった良かった点、イマイチな点や注意点はこちらの記事でまとめているので、気になった人は参考にしてください。
MacのメンテナンスはこれだけでOK
常にサクサク動きます!
まとめ 正直、この記事を読みにくる人は256GBでほぼ大丈夫
大は小を兼ねるのは事実ですが、Mac miniのSSDストレージ容量に関しては費用対効果が全くあっていません。
明確な理由がない場合は最低限の256GBを選び、外付けSSDやクラウドストレージを活用するので十分です。
あなたのMac mini選びの参考になれば幸いです。