Apple WatchはセルラーとGPS、2つのパターンから購入することになります。
その違いはたった1つ、携帯電話通信機能がついているかだけです。
あなたの生活パターンから考えるとどっちを購入するべきかすぐにわかります。
「どっちを購入するべきか悩んでいるんだよね…」という人はぜひ参考にしてください。
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Apple WatchのセルラーモデルとGPSモデルの違いは「携帯電話通信機能(LTE)が付いているか」だけ
Apple WatchのセルラーモデルとGPSモデル、機能の違いはたった一つだけ。
携帯電話通信機能(LTE)が付いているかどうか
それ以外の機能は全て同じです。
GPSモデル
Apple Watch Series 6(GPSモデル)がBluetoothまたはWi-Fi経由でiPhoneに接続されると、テキストメッセージを送受信したり、電話に出たり、通知を受け取ることができます。GPSを内蔵しているため、あなたのiPhoneがなくてもワークアウトの距離、ペース、経路を測定できます。GPS + Cellularモデル
Apple公式サイト GPSモデルとGPS + Cellularモデルの違いは何ですか? より
Apple Watch Series 6(GPS + Cellularモデル)は、GPSモデルのすべての機能に加えて、携帯電話通信機能を内蔵しています。そのため、iPhoneを持っていない時でも、電話をかけたり、受けたり、テキストメッセージを送受信したり、通知を受け取ったり、Apple MusicやApple Podcastをストリーミングで楽しむことができます。
どっちを買うか迷うならGPSモデルがおすすめ
どっちを買おうかな…と迷っている人に断言します。
Apple WatchはGPSモデルがおすすめです。
GPSモデルがおすすめの理由を説明していきます。
セルラーモデルは毎月、追加でお金がかかる
セルラーモデルは通信機能を使うために別途、通信契約をする必要があります。
Apple Watchのセルラーモデルで契約できる通信業社は以下の3社です。
通信キャリア | プラン名 | 月々の料金 |
---|---|---|
docomo | ワンナンバーサービス | 500円 |
au | ナンバーシェア | 350円 |
SoftBank | Apple Watch モバイル通信サービス | 350円 |
ここで最大の注意点があります。
docomo、au、SoftBankと契約しているiPhoneを持っていないと、Apple Watchの通信契約できません。
もしあなたが格安SIMを使っている場合、そもそも契約できません。
セルラーモデルを使えるのは大手通信キャリアと契約している場合のみなので覚えておきましょう。
iPhoneが近くにあればGPSモデルでも全機能使える
GPSモデルでも、iPhoneが近くにあれば問題なく全機能が使えます。
セルラーモデルと全く遜色ありません。
そもそもiPhoneを持たずに出かけることってそんなに多くありませんよね?
出かける時はiPhoneを持っていくよ!という人はGPSモデルで十分です。
またiPhoneを持っていなくても、通信が必要としない機能は問題なく利用できます。
外でモバイルデータ通信のみができる場所で利用できる機能を一部抜粋して表にまとめました。
利用する機能 | セルラーモデル | GPSモデル |
---|---|---|
時刻の確認 | ○ | ○ |
電話をかける、受ける | ○ | × |
メッセージの送受信 | ○ | × |
天気、株価を調べる | ○ | × |
ストリーミングで音楽を聴く | ○ | × |
同期した音楽を聴く | ○ | ○ |
マップで道を調べる | ○ | × |
ワークアウトの記録 | ○ | ○ |
アラーム、タイマー、ストップウォッチの利用 | ○ | ○ |
Apple Payでの買い物 | ○ | ○ |
呼吸アプリの利用(マインドフルネス) | ○ | ○ |
心拍数を調べる | ○ | ○ |
睡眠の記録 | ○ | ○ |
コンパスで方角の確認 | ○ | ○ |
詳しくは Apple公式サイトのiPhone が近くにない状態で Apple Watch を使うに書かれています
ランニング中でもApple Watchに音楽が入っていれば問題なく聴ける
ランニングのお供に最高のデバイスであるApple Watch、GPSモデル単体でも問題なく音楽が楽しめます。
ランニング前にiPhoneとサクッと同期させるだけでOKです。
Apple Watchに音楽を同期させる方法はApple公式サイトの「Apple Watch で音楽、Podcast、オーディオブックを聴く」で詳しく紹介されています。
楽しめるのは音楽だけでなく、以下のようなコンテンツを楽しめます。
- 音楽(Apple Music)
- Podcast
- Apple Booksのオーディオブック
- Audible(Amazonのオーディオブック)
私はAudibleを同期させて、ランニングしながら聴く本を楽しんでいます。
体を動かしながら本を楽しめるので、最高のスキマ時間活用です。
最初の1冊は無料で聴けちゃう!
セルラーモデルは単純に値段が高い
セルラーモデルはGPSモデルに比べると値段が高いです。
Apple Watch本体の素材が同じでも、セルラー機能が付くと結構金額が変わります。
シリーズ | セルラーモデル | GPSモデル |
---|---|---|
Apple Watch Ultra 2 | 128,800 | – |
Apple Watch 9 | 75,800〜 | 59,800〜 |
Apple Watch SE | 42,800〜 | 34,800〜 |
先ほども説明しましたが、高い本体代に追加で通信費がかかります。
iPhoneが近くにあれば機能的に全く同じなのに、5,000円以上高いお金を払うのはもったいないですよ。
これに当てはまる人はセルラーモデルを買うしかない
GPSモデルを散々おすすめしていますが、以下の内容に当てはまる人はセルラーモデルを購入するしかありません。
iPhoneを持たずに出かけて、誰かと連絡を取りたい
iPhoneを持たずに手ぶらで出かけて、けど誰かと連絡を取りたい…という人はセルラーモデルを選びましょう。
また、何か事情があってiPhoneを遠くに置いて作業をしなければいけないけど通信手段を持っておきたい…という人もセルラーモデルを選ぶしかありません。
ただ、出かける先にWi-Fiがつながっている場合はGPSモデルでも問題なく連絡が取れます。
ランニング中、手ぶらでストリーミング音楽やラジオ、ポッドキャストを楽しみたい
ランニング中、その時の気分で聴きたい音楽が変わるからストリーミング機能が必須なんだ!という人はセルラーモデルしかありません。
ただ、Apple Watchのデータ保存容量は64GBで最大で約15,000曲ほど保存できるので同期させていれば十分なことがほとんど。(一般的なmp3換算)
もちろんApple Watchの容量以上のデータは当然保存できないので、それ以上の音楽から聴く音楽を選びたいならストリーミング一択です。
ケースの素材がこれじゃないと嫌だ!というこだわりがある
Apple WatchはセルラーモデルとGPSモデルでは選べる本体の素材が違います。
セルラーモデルの方が種類が豊富で、バンドも合わせると多くのバリエーションから選ぶことができます。
ケースの素材 | セルラーモデル | GPSモデル |
---|---|---|
アルミニウム | ○ | ○ |
ステンレス | ○ | × |
チタニウム | ○ | × |
GPSモデルはアルミニウムモデルしか選べません。
ファッション的にこの素材が良い!という人はセルラーモデルから選んでください。
まとめ Apple WatchはGPSモデルで十分
iPhoneが近くにあればセルラーモデルとGPSモデルはできることが全く同じです。
iPhoneを持って出かけない頻度を考えてみてください。GPSモデルで十分じゃないですか?
特にこだわりがなく、どっちにしようかな?と悩んでいる場合、GPSモデルを購入した方が幸せになれます。
あなたのApple Watch生活の役に立てば幸いです。